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 トライアスロンの足立真梨子(27)=トーシンパートナーズ・チームケンズ=が大けがを克服し、11月のアジア大会(中国・広州)で金メダル獲得を目指す。

 足立は同志社大3年の2004年夏、淡路島国際の自転車競技中、下り右カーブで転倒。左肩を打ち、左手首を骨折して全治3カ月と診断され、怖さもあって競技をやめた。その1年半後、父敏博さんが56歳の若さで急死。悲しみに暮れる中、所属チームの指導者で尊敬する飯島健二郎日本代表監督が焼香に来てくれた。久々に監督の顔を見た足立は再挑戦を決意。「このままでは父も納得しない。もう一度できるところまでやろう」

 大阪府枚方市出身。トライアスロンとの出会いは、同大2年の時。幼いころから競泳を続けてきたが、何気なく参加した石垣島大会で優勝してのめり込んだ。ランニングで苦しいときに沿道からもらう声援も、競泳にない魅力と感じた。

 今季は筋力強化でランニングのタイムが向上。世界選手権シリーズで4位に2度入るなど、一時は世界ランキング2位になった。遅咲きだが、潜在能力を開花させようと猛練習を積んでいる。

 まだトラウマが残り、自転車の下りカーブが怖いという。「必要ないブレーキをかけてしまう」。2年後のロンドン五輪で上位入賞を狙うためにも、アジア大会で金メダルを取ると宣言。「精神面を鍛えれば可能性は広がる」と、心のブレーキを外すことを誓った。 

※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または10月1日(金)6時0分配信に帰属します。


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最終更新日  2010年10月01日 06時21分33秒


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