俺にしか出来ないこと

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2005/09/01
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カテゴリ: 教育



 4月から臨時採用で小学校に赴任。それまでは2年間島の中学校だったけどね。その学年は1年のときから元気だと噂の4年で俺はそこの担任。4月8日の着任式後から教室はワヤ(××;) ホンマ、教室が戦争だってのはこのことだと思ったよ。中身は詳しくは書けないけど、子どもたちの叫びが直接教師に聞こえる学級だった。俺なんか四月はカッターシャツがコンパスを刺されて血だらけのときがあったし・・・でも教師に刺すのはまだ自分をコントロールできているほうだよ。相手(教師)の方が立場的に強いんだから。そのうち同級生に刺し出した子がいたからね。自分の意思表示を上手く伝えられなかったんだと思う。

 んでそんな子が複数人いたけれどもだいぶ落ち着いてきて、1学期の後半は暴力を振るう子がかなり少なくなってきた。でも相変わらず保護者の不信感は拭えず、その間も様々な事件があり、結局夏休みに緊急保護者会をすることになったの。そこで今までの清算や2学期の方針などをお知らせして、2学期に対する意欲満々になってきたのよ。でもお盆前に突然校長室に呼び出されて8月20日から契約をしないことを告げられた。理由は指導力不足。ほんとにいきなりだった。一年間の契約と聞いてたからね。確かに途中で育児休暇に入っている先生が産休に変わられて、【育休代替】から【育休代替~産休代替~育休代替】に契約内容が変わったのは確かなんだけど。でもそのときもちゃんと3月まで勤務の手続きをしたんだけどなぁ。

 指導力不足と言われてその通りだと思った。だって、クラスは荒れたままだったからね。席には着きだしたけど授業の内容といえばお粗末なもので。俺はいかにしてみんなが席について授業ができるかってことしか頭になかったからね。そんなんじゃ勉強したい子は学力伸びないよね。

 てなわけで今回の辞職は俺からのお願いしたのではなく、県のほうから直接に契約延期を取り消されたって形。だから、子どもたちにすんごく申し訳なくって・・・だって一学期の終わりに「2学期はこうしようね」って言って帰したし、暑中見舞いも全員に「2学期は~をしよう!」なんて感じで書いてたからね。そんな先生が登校日に学校にいったらいないんだよ。違う先生が教卓にいる。事態が急すぎて挨拶もできなかったし。子どもたちは裏切られたって気持ちが強いんじゃないかな。サイテーなオチだよ(××;) 子どもに夢を語るどころか現実社会のドロドロを見せちゃった。大人として許しがたい行為だよね。

 俺が教員に合わないなって思う理由。それは、どうしても偽善な部分があるところ。周りから見られる“教師”って枠はすごいよ。確かに自分も子どもができたら“先生のすることは正しいんだからしっかり言うことを聞きなさい”って言うもん。子どもたちに正義を語る仕事なんだから当たり前だけどね。確かにどの職場にも偽善ってあると思うんだ。でもそれが子ども相手なのが俺には合わない。自分に正直に生きられなくなるの。不器用な奴だからかなぁ。真面目に考えすぎてるのかなぁ。でも自分に正直に生きながら仕事をしたい。それが俺の夢かな。

 だから1学期はかなり俺らしくやってきた。周りに何と言われようと、素直に「はいっ、かしこまりました。」って言って何もしないこともあったかなぁ。具体的に言うと対人暴力・暴言がひどい子にはもっと厳しくしかれ!ってことをたくさん言われた。でもコミュニケーション手段が暴力の子どもって叱られすぎてるんだよね。もっと認めてもらいたがってる。でも暴力、暴言があると世間からの風当たりは厳しいよ。反乱分子としてキッチリみなされるからね。んで、その子は誰からもかまってもらえなくなるからまた、暴力、暴言の連鎖が始まる。
 担任としてしていいことかわからなかったけど、俺は一学期、コミュニケーションが暴力、暴言ってこをとにかく受け入れた。勿論、その行為はとがめるけど、その行為自体を全て受け入れるようにしたよ。だから担任としては失格かな。だって周りの子には示しがつかないもん。自分の子どもが家に戻ってきて「○○君は先生に殴りかかってたよ」って言ってごらん。間違いなく担任不信だよ。俺だってそう思うな。


 昨日、俺の指導法もまんざらありなんじゃないかなって思ったことがあった。1学期一番手のかかった子の家族に食事に誘われたんだ。その子が俺に会いたいんだって。やっぱり嬉しかったね。少しは俺の受容が伝わったのかなって思った。その子の家には何度も家庭訪問したんだけど、家で俺に対する態度と、学校で俺に対する態度は180度違うの。家では本当に素直な子。やっぱり【学校】っていうだけで相当なプレッシャーがあるんだろうな。だから昨日も楽しかったよ。俺にべったりだったし。

 第3弾は取りとめもなく書きました。でも俺がみんなに伝えたいことは一つ、


 子どもから目をそらすな!

 ってこと。教育を仕事にしようとしまいとそれは同じ。今、子どもが荒れてるって言うけど結局は社会のはけ口として子どもに回ってきているだけ。よく【子どもは社会の鏡】って言われるけどまさにそう。事件を起こす子ってのは大人社会の犠牲者に過ぎないの。

 てなわけで今日のお題は【自分の教育観】です。ちょっと堅くなったけど、くだけてドンドン書いてちょ!俺がためになるのは勿論だけど、このブログを見ている人にせっかくの思いを共有させてあげてくださいな。

「知識は他人に還元して初めて価値が生まれる」

 これ、今俺が作りました。こうであって欲しいなぁ。





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Last updated  2005/09/01 09:59:27 AM
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