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金庸氏の最新文庫本を手に入れました!射ちょう三部作のラストです。前二作に出てきていた人物で本作にもでているのは、張君宝(ちょうくんぽう・後の張三宝)のみなんですが、(郭襄・かくじょう・は127ページで出演がおしまいです。彼女が主人公になるのかと期待したのに)前二作から100年近くたっていることになっているので、子孫と思われる人がちらほらと出てきたりします。
1巻の終わりの方になって、やっと本作の主人公である張無忌(ちょうむき)が誕生するのですが、屠龍剣をめぐる侠客たちの争いに巻き込まれていくようです。2巻では、まだ15歳くらいで、指導してくれる人がいないため、素質はあるのでしょうが、あまり強くないです。2巻はいいところで終わってしまっていて、先が気になります。
でも、金庸先生は筆を折られて、もう二度と新作は書かれないようなので一気に読んでしまうと楽しみがなくなってしまいますね。
倚天屠龍記(1) 【内容情報】(「BOOK」データベースより)
天下制覇の証となる伝説の至宝、倚天剣と屠龍刀。しかしそれらは、手にしたものを不幸にせずにはおかない呪われた刀剣だった。幼くして、果てしない魔刀の争奪戦に巻き込まれ、過酷な責め苦を負う少年・張無忌の数奇な運命。
倚天屠龍記(2) 【内容情報】(「BOOK」データベースより)
武当派の英雄・張翠山と邪教・天鷹教教主の娘・殷素素。宝刀を追っていた二人は、正邪の別を超えて愛し合い、息子・張無忌を儲けて、北海の孤島から江湖の世界へ帰還する。しかし、親子を待っていたのは、屠龍刀の行方を聞き出そうとする武林の諸派と、殷素素の過去の殺人を追及する復讐者たちだった。幼い張無忌に、過酷な試練が次々と襲う。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
金庸(キンヨウ)
1924年、浙江省海寧県生まれ。1955年「書剣恩仇録」を発表。圧倒的支持を得、全十二部の長篇武侠小説を創作。中国、香港、台湾を始め中華世界に十二億人の読者を持つ超人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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