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検死官シリーズ(ケイ・スカーペッタは検死官を辞めたのでスカーペッタシリーズなんでしょうか)の最新作を読みました。
今回の内容は、前作に出て「なんだこの人」と思ったドクター・セルフがキーマンとなって連続殺人事件が起こります。それと同時にケイとベントンも婚約?することになるようで、ケイに片思いしているマリーノがおかしくなってしまってイライラさせられます。今回の彼にはいいところは無しです。もちろん、主人公のケイにもです。本書の中にも書かれていますが、ケイのマリーノに対する長年の対応がこのような結果を生んでしまったのだと思われます。
この作品は出てくる人物達がほぼ全員、どこか弱いところを持ってるのが特徴なんですが、最近の作品は読んでいるとイライラする人物ばかりが登場してきていてやな感じです(笑)。
現実の世の中の人たちが病んでるから、本の中の人たちも病んでる、ということなのでしょうか。でも、読んでいてイライラしても続きが読みたくなってしまう、不思議な作家です。
多分、次巻が出たら買ってしまうと思います。
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