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2015年05月19日
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カテゴリ: 店長日記
 日曜日の配達中カーラジオから流れる甘く切ないメロディ、歌詞の最後「♪ああ哀愁の 街に霧が降る♪」に何となく聞き覚えがあります。

 アナ氏の説明で曲名が「哀愁の街に霧が降る」と知れましたがその時ふと思ったのですよ、椎名誠さんの著書「哀愁の町に霧が降るのだ」のタイトルはこの曲をヒントにしたのかなと。

 違うのは「街」か「町」か、それと最後に「のだ」が入るか入らないか、判断の分かれるところですが何れにしてもこの本は椎名さんの自伝的小説、小岩のアパート「克美荘」で繰り広げられる青春ドタバタ劇、抱腹絶倒の快著です。

 私が椎名さんの作品と出会ったのは大学4年の時、それは「さらば国分寺書店のオババ」でございました。当時東京都下の国分寺にある大学へ通っていた私ですから「国分寺書店」という実在する古本屋さんを題名にしたこの本、目を射ぬ訳がございません。

 大体にして椎名さんの初期の作品には国分寺とか小平、そして私が住んでいた小金井などの地名が頻繁に登場しますので読んでいて楽しい、「うんうんそうだよなあ」と共感する部分が多いのです。

 この「さらば国分寺書店のオババ」の中でも母校の学生を「基本的に気弱な者が多い東経大生など、オババに怒鳴られヒャっと30cmは飛び上がる」などの記述がございますし、悪名高かったJR武蔵小金井駅の開かずの踏み切りのせいで乗車したバスが中々駅に辿り着かず、便意に耐えてヒーハーするという実体験も書かれています。

 而して明日定休日の過ごし方決定、久し振りに椎名さんの「さらば国分寺書店のオババ」を読み返してみることに致しましょう。この本を読むと気分はたちまち学生時代、実に不思議で有難い、私にとって得難い一冊と申せましょう。大笑い




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最終更新日  2015年05月19日 08時45分22秒
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