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エリザベート スペシャル ガラ・コンサート
11月7日マチネ 初演雪組バージョン、行ってきました。
エリザベート :花總まり
フランツ・ヨーゼフ :高嶺ふぶき
ルイジ・ルキーニ :轟悠
ルドルフ :香寿たつき
ゾフィー :朱未知留
マックス :大峯麻友
夢の雪組復活バージョンです。本当に本当のところを言うと、マックスが古代みず希、少年ルドルフが安蘭けいだったら完璧だったのですが(笑)。
初演から16年ぶり、だそうです。ってことは、今日一緒に観に行った娘はまだ6才。
そうか、そんなに前だったのか。それ以来、私はエリザベートになった一路も観、涼風も観、さらに今年は春野すみれも観てきましたが、娘は、「私のベストエリザベートは花ちゃんだから」と言ってどれも観ようとはしませんでした。
そんな彼女がセンターブロック最前列で観た花ちゃんの感想は、「場面によってお化粧を変えてた。すごい!」・・・・・へ??そこ???
他には?と聞くと、「周りが濃いファンばかりで、幕間がひじょ~に面白かった。年齢層もかあさん(私だ私)くらいでどうにも自分が浮いていた。」と・・・・
ま、いいやこやつの感想は。自分の感想、いきます。
客席に入ると、幕が上がった状態。開演アナウンスは一路の声で。んもうっ、良い声(//▽//)。
開演すると、オケの方々がぞろぞろと入ってきて、おもむろに音合わせ、そ、そこから?? まあこれも演出ですかね、別にいいんですけど、どっちでも。
出演者たちはハンドマイク。結構振りも入っているステージだったので、ハンドマイクが邪魔なんじゃないのな場面もちらほらと。これ、ヘッドセットなタイプじゃダメだったんですかね。
では、キャスト別に感想を。
まずは一路。
休み明け(笑)は声が全然出てなくて、復帰ってったってこれじゃどうよ、もう少し満を持してから出てくれば良かったのに、な状態だったのが、コンサート等を重ねるにつけ歌声が戻ってきて、ミュージカル女優としては、好き嫌いはあるとしても彼女のポテンシャルはじうぶんに発揮してるところまで来ていた昨今。
今回の、再び男役に戻っての歌唱、好き嫌いはあるとしても(しつこい)現役時代再来、というか、現役時代より高音が伸びて、かなり迫力のある、私としては大満足な歌声でした。
低音は優しく柔らかく本当に心地よい音色に、中音部はしっかりと温かく、そして高音も力強く、激しくシャウト、と、私の理想とする一路真輝そのものでした。
特に、「最後のダンス」は、ちょっと色っぽく、でもロックに歌いあげて、かのハンガリー版を思わせる歌唱。鳥肌がたちました。拍手もなかなか鳴りやまなくて、ほとんどショーストップ状態。こゆとき生のオケだとちゃんと待っててくれるからありがたい。もうね、ずっとずっと拍手していたいって思いました。このままずっとこの歌声の感動に浸っていたい、ってね。
衣裳もエリザベート並みに着替えてた??最初はカラスを思わせる真っ黒なお衣裳で、私の頭の中には「クロウ・飛翔伝説」という言葉が飛び交っちゃって飛び交っちゃって。好きだったなあの映画の音楽・・・ってそんなことはどうでもいいんだけれど。それ以外にもどれもこれもかっこいいお衣裳が次から次へと着こなされて、かっこいいったらもう。
かっこいいんだけど、階段やスロープを降りてくるときにどうにもあぶなっかしくて。彼女の歩き方は足を前に出す時に極端に交差するからもともとよくよろけるのよね。今回も2回ほどよろけてまして、無理すんな、普通に歩け、って、ハラハラしながら願っていました。
最近、感情が走って、「顔で歌う」と某所で酷評されている一路ですが、さすがのトート閣下は、冷静に、冷酷に、それほど感情を表に出さず(いくらかは出てましたがね)、エリザベートが自分を愛してくれるまで耐え忍ぶ役を(そうだったっけ?)見事に演じておられました。
ドクトルゼブルガーのシーンでは、もうみんなあなたがトートだって知ってるんだからそんなに後ろ向きでカニ歩きしてまで、声色変えてまで、マントの中でいろいろ手順があるんだかゴソゴソしてまで隠さなくったっていいのにぃぃ、と、楽しませてくれました。
でも、わかっていても、「死ねばいい!」とババッとマントを脱ぎ捨てながら言われるとやはり「おぉぉぉぉぉぉっ(//▽//)」っとなるもので、このシーンは大好き。でも、こんなに苦労して近づいて見せ場作ってかっこよく登場したのに、エリザベートにあっけなく振られてしまうトートが可哀想(:_;)。この時の表情、せつないっす。
でも、打って変わって、ルドルフをそそのかす時は冷酷そのもの。まるで感情が感じられない「闇が広がる」は、声の相性の良い香寿さんとの最高のデュエット。動きは、邪魔なハンドマイクを持っていても、それを感じさせない、まるで16年前の舞台が蘇ったかのような場面。ここもまた鳥肌モノでした。
冷たく無表情な顔がたまらなく美しいのがまた一路なんだよなぁぁ、まったく(//▽//)。
で、その氷のような顔がエリザベートに対してだけ苦しそうにゆがんだり、悔しさをにじませたり、愛おしさに狂おしい表情をするのがまたツボでツボで。羽根ペン投げつけなくったって、表現できるのさ。
エリザベートに、もうあなたのものになってもいい、と言われた時の、一瞬うれしそうになって抱き寄せかけて、ハッとなって突き放すところも感情の動きが細かい細かい。こういうところ、丁寧ですよ、宝塚。
本当は欲しくて欲しくてたまらないのにやせ我慢しちゃったトート閣下が、最後にやっと本当にエリザベートを手に入れた時の手を取る時の優しさ、抱き寄せる時の手の動きの優しさに、ガラコンだってことをすっかりこっかり忘れて魅入ってしまいました。
一路トートと花ちゃんエリザベート、抱擁のシーンは素晴らしく美しかったです。みゃ~みゃ~(//▽//)(//▽//)
長くなったので、他の方については次回<(_ _)>