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dreamingmammy

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2007年03月12日
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カテゴリ: 軽度発達障害
 上の娘は、保育所の年長さんの時に、ADHDと診断を受けた。
今、えじそんくらぶで活躍中の田中康雄先生が、まだ緑が丘病院のドクターだった時、娘の通う通園センターに出張でお見えになったことがある。そのとき、あらかじめいろいろな資料を用意して娘と実際に会ってもらった。
 そこで、言われた、「筋金入りのADHD」だと。
 でも、「愛嬌があって、宿の看板娘」だとも。

 娘は幼少時から、カンが強く育てにくさを感じていたが、療育施設と保育所との連携で大分落ち着いてきていたときだったので、就学を考えるとき、普通学級としか考えていなかった私にとって、特学とか、介助の先生という考えがまだなかった。

 「修学指導委員会を受けますよね?」と、療育機関から問われたとき、なにからどう考えていけばいいのか、全く分からなかった。結局受けなかったのだけど。

 療育機関とは、その当時ちょっとぎくしゃくしていた。当然修学指導委員会を受けるべきとする療育機関側と、その気のない自分。まだどういう支援が必要かもわからない状態で枠組みだけを確保する必要がどうしてあるのか、自分で納得がいかなかった。
 療育機関の主張は、発達障害=手間暇がかかる=複式学級を担任する先生には負担が大きすぎる、あとから気づいても、先生の増員ははかれない。何かあった場合は、担任にとっても、子供本人にとっても、不毛な時間を費やしてしまう。というものだった。
 ただ、わたしとしては、子供が発達障害を持っているから、負担が増えるとか、介助の先生をつければ、それだけで支援が確保されたと考えたくはなかった。


子供の通う学校は、小さな町の全校生徒17人ほどの、小さな学校だ。
複式学級で、同じ学年の生徒は4人、2学年併せても6~7人ほどである。
同じクラスに同じく発達障害の男の子がいて、その子に介助の先生がついていた。
17人の生徒に9人の教職員。事務員さんから用務員さんに至るまで教育活動に積極的に参加している。都心の大きな学校ならともかく、この規模でなら学校全体の取り組みとしての支援をやれないはずはないでしょうと思った。

 入学してからは、クラスメイトからときおり特異な目で見られながらも、小さないざこざも先生に報告していただき、両者一体となって試行錯誤した。幸い小さな学校で、校長先生の理解もあり、発達障害の子も、知的障害を持つ子も、その子その子に合った形での支援が展開されている。子供たちも、保育所のときからだから、ものごころついたころからのつきあいで、気心は知れ合っている。入学から5年。

 学校のスローガンは
 「みんなちがって、みんないい」になった。

 その子その子のやる気を大事に。1人1人の違いを認め合おう。きらきらの輝きを見つけよう。そんな気風が、校長が替わっても維持されている。

 うちの娘は、介助の先生がついたらついたで、きっと喜んで頼りにしていただろう。
今となっては、介助がつくつかないよりも、大事なことがあったと思う。それは、どの子の問題も課題も喜びも学校全体で受け止めて関心を持ってもらうことだ。学校全体がどれほど、子供たち親たちの願いを受け止め、子供に寄り添えるか。それだけで、学校全体が伸びて、子供も伸びやかに育つ。



 うちの子らと関わり続けてくれた先生は、ご夫婦で、何年も勉強して、特別支援教育コーディネーターの資格を取られた。

 小さな学校だからなのか、発達障害も知的障害も、一緒に学習発表会や運動会をしている。このまぜこぜ具合がまた、見ていてとても感動する場面が多い。
 運動会のグループ競争でも、リレーの走る順番や距離は子供たちが話し合って決める。それぞれの全力を出し合って、白熱の競技が展開される。

 走るのが速い子、木登りの得意な子、虫博士、絵のうまい子、それぞれがクローズアップされ、健闘をたたえられる。力の足りない子は助けを求め、それをこぞって助ける子たち。
本当に他人の子を見てその成長ぶりに泣ける運動会なのだ。



いろんな人間がいることを、その交わりの中で子供は学ぶし、

どういう場面で、どう助けてもらうかを、子供たちは学んでいく。

逆に、どんなとき、自分は、誰を助けられるのか、学んでいく。

障害を持つ子が、そうでない子を助けるときだってあるのだ。

この子供たちを見ていると、特別支援教育なんて特別なものじゃなくて、

障害を持つ子だけのものじゃなくて、

いろんな子がいることを、

いろんな人がいることを、

関わり合い理解することで、助け合って行くことを学んでいきながら、

それぞれができるせいいっぱいのことを

こつこつ積み上げていく、

ただ、それだけのことなんじゃないかと

思ったりする。







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最終更新日  2007年03月12日 20時12分41秒
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Re:本当の支援って、何なんだろうね・・・(03/12)  
gakuazisai  さん
就学指導委員会を蹴ってしまったことで、緊張して過ごした一年ではあった。幸い心配された問題は全く起きなかった。
↑
うちも同じ選択をしました。いろいろあったけど 学ぶこと多かったです
(2007年03月13日 08時55分10秒)

gakuazisaiさん、そーなんですよね。  
dreamingmammy  さん
 学校側でもきっと緊張した1年だっただろうと思います。でも、学校の方でも、きっと手応えと自信を見つけられた1年だっただろうと思っています。
  (2007年03月13日 23時35分22秒)

Re:本当の支援って、何なんだろうね・・・(03/12)  
福笑一  さん
はじめまして。書き込みをありがとうございました。
日記、読ませていただきました。娘さんがADHDなんですね。

もうすぐ卒園ですが、うちの娘の保育園のクラスにも発達障害の子がいます。
子どもたちは、発達障害ってことは気にしませんね。
ずっと一緒だから、ちょっと変わった行動をしてもそれがその子の特徴であって
背が高いとか低いとかと一緒のことって感じです。
そのまま学校に上がっていってくれればいいなと思っています。
残念ながら違う学校に行ってしまいますが、
そういういろいろな子がいて当たり前の感覚は持っていてほしいな・・・。
(2007年03月15日 14時38分06秒)

Re[1]:本当の支援って、何なんだろうね・・・(03/12)  
dreamingmammy  さん
福笑一さん、書き込みありがとうございます。みんなそうやってあたりまえに感じられたら、もう少しこの子たちも生きやすくなるのでしょうね。でも、学校も地域も、短期間で大分変わってきた感じがします。小さな町が優れた取り組みで大きな町を感化してもらいたいもんです。

。

(2007年03月16日 02時36分11秒)

Re:本当の支援って、何なんだろうね・・・(03/12)  
書き込みありがとうございました♪

素晴しい学校ですね☆
少人数の学校だからできる事とは言えない、先生方の姿勢が伝わってきます。
「みんなちがって、みんないい」
口ではウチの学校も言ってます。それを実践しているかといえば?か放任だったりして・・・。
小学校では来年も戦いの日々でしょう(爆) (2007年03月16日 23時06分08秒)

Re[1]:本当の支援って、何なんだろうね・・・(03/12)  
dreamingmammy  さん
おっきいにゃんこさん
>素晴しい学校ですね☆
ありがとうございます。でも、うちの学校でもこの5年くらいの間に大きく変化しているんです。

>少人数の学校だからできる事とは言えない、先生方の姿勢が伝わってきます。
ほんと、頭が下がります。

>小学校では来年も戦いの日々でしょう(爆)
親たちの戦いなしには、変わっていかないのも事実ですもんね。規模が大きいほど変化するまで時間がかかるかもしれませんが、声をあげ続けましょうね。

-----
(2007年03月17日 23時52分29秒)

Re[1]:本当の支援って、何なんだろうね・・・(03/12)  
dreamingmammy  さん
おっきいにゃんこさん
>素晴しい学校ですね☆
ありがとうございます。でも、うちの学校でもこの5年くらいの間に大きく変化しているんです。

>少人数の学校だからできる事とは言えない、先生方の姿勢が伝わってきます。
ほんと、頭が下がります。

>小学校では来年も戦いの日々でしょう(爆)
親たちの戦いなしには、変わっていかないのも事実ですもんね。規模が大きいほど変化するまで時間がかかるかもしれませんが、声をあげ続けましょうね。

-----
(2007年03月17日 23時53分28秒)

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