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2006/02/13
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カテゴリ: カテゴリ未分類



でも、ホントに両手で“アタマを抱える”という動作をすることは、あまりない。

なので・・・


昨晩、トリノ五輪の男子ハーフパイプ競技で、成田童夢選手が、二本目を滑り終わって、
倒れこんだままヘルメットを抱えている姿は、とても印象的でした。

“アタマを抱える”という状態は、こういうコトを指すんだなぁ、と(笑)。


スタート前には、手を突き上げて「ヨッシャァ~!!」という雄叫びをあげ、
上手く滑れたら元気にガッツポーズ(一本目)、
失敗した二本目は、アタマ(ヘルメット)を抱えて起き上がれない・・・




最近では、日本の若者も、
大舞台でも、ノビノビと、物怖じすることなく、自分を表現できるようになったもんだなぁ~
ひと昔前の、悲壮感みたいなものは、もはや、どこにもないのね・・・


という結論に対して・・・

どーも、違和感を感じてしまうのは、僕だけなのか?



その違和感というのは、童夢選手に限らず、今どきの若者たちの「自己表現」について、だと思う。


うれしいから、「ヤッタァ~」とガッツポーズ、失敗したら、「ア~ァ」と(文字通り)アタマを抱える・・・


素直といえば、素直なわけだけど・・・
それは、はたして自己を「表現」していることになるのだろうか?


自分の感情の「表示」でしかない、だろう。 そこんとこ、どうなの? という違和感・・・



ボクは、ウレシイです! ワタシは、カナシイです・・・


なので、そうした感情の表示に対しては、こちらも「あぁ、そうですか」としか言いようがない。


ボクは、ウレシイです! だから、“こんな”になっちゃいました!

ワタシは、カナシイです・・・ だから、“こんな”に考えました!


その“こんな”ってところが、そのヒトの「自己表現」なわけで、

それに対しては、こちらも「おぉ、それはよかったなぁ」とか「そっかぁ、でも、がんばれよぉ」とか、


ましてや、童夢クンが取り組んでいる競技なんてのは、まさに「自己表現」してナンボ、の世界。
けっして、テクニックの「表示」競争ではないわけだろう。

ならば、自分自身を、ちゃんと自分なりの方法で「表現」することが大事なのだろうし、
その前に、表現したい「自分とは何か」を追求しないとね。
その先に、オリジナリティがあって、そのまた先には、金メダルが君を待ってるぞ、と。

がんばれ! 成田童夢!




で・・・ クルマ馬鹿としては、ナニが言いたいか、というと・・・


その「表現」と「表示」の取り違え、というのは、
若者に限ったことではなくて、この国のクルマメーカーにも言えるのではないか、と。


ヒトがいっぱい乗れますよ・・・ 経済的ですよ・・・ 速いですよ・・・

そういう「あぁ、そうですか」的なクルマづくりではなくて、
「このクルマは、経済的だから、こうなんです!」といった風に「表現」してみせて欲しいわけです。

その先を「表現」して欲しい。そこからしか、オリジナリティなんて生まれてはこない。
のではないか、という仮説。 そのまた先にしか、金メダルはないぞ、と(笑)。

僕らが「おぉ、それは乗ってみたいもんだなぁ」とか「よし、応援するからガンバレよ」と思えるような。


少なくとも、僕が魅力を感じる(多くは欧州の)クルマたちは、
そうした「自車表現」に、かなりこだわっているような気がします。だから、ヒトを魅了する。
もちろん、その逆もある。



というわけで・・・



日本車と、ミキティには、精一杯の自己表現を期待したい・・・








ガンバレ!ニッポン(車) 「BACCARS」(バッカーズ)
BACCARS





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Last updated  2006/02/13 11:22:57 AM コメント(2) | コメントを書く


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