ガーコのひとり言
1
冬になると、洗濯物が思うように乾かなくなる。ガーコ宅のベランダの日照時間は一日僅か30分足らずなので、太陽光線はほとんど届かないに等しいのだ。そこでガーコは考えた。何とかして地球の自転速度を意識的に緩めることは出来ないものだろうか?と…(ーーi)ひとまず、頭の中で地球儀をくるくると回してみる。地球が一回自転するのにかかる時間は約23時間56分4.06秒…ということは、1分間になんと23kmも移動しているという計算になる。あいにく、ガーコの頭の回転速度は緩めた地球儀の回転速度よりも遥かにスローだった。地球の自転速度をコントロールするだなんて、もってのほか…と言うべきなのだろう。ガーコは現実に逆らうのを断念して、洗濯物を長時間干しっぱなしにすることにした。すると、傍らの隣人たちは、蟻んこのようなヒソヒソ声でガーコの洗濯物について熱心な噂話をし始めた。『あらやだっ、103号室の奥さんったら、今日も昨日と同じ物を干してるわょ?もしかして、あのお洋服と下着しか持ちあわせていないんじゃないのかしら?毎日同じ物を洗濯し続けるのって、大変よねぇ…壁|・ノロ・)ヒソヒソ 』 『そうそう、そういえば、あそこの奥さんって、滅多に外出なさらないわよね?きっと着ていく服がないんだゎ…だって、ベランダには今、お馴染みのお洋服が干してありますでしょ?』『そうよねぇ?裸じゃ、外に出られないものねぇ?』毛布を身にまとったガーコは上品に微笑みながら、ベランダ越しに自分の噂話を遮ってみせた。『いえいえ、そうではなくて、まったく同じ洋服と下着を何着も持ちあわせているんです。』 蟻んこの声は途端にフェードアウトする。でも、そんなくだらない光景を思い浮かべるくらいなら、最初から洗濯物をベランダに干さない方が得策というものだろう。何かいいアイデアはないものか…と考えているうちに、ガーコはついに、この上なく素晴らしい発明品を思いついたのだった。名付けて、トルネード洗濯機これさえあれば、日照時間や隣人の目を気にする必要もなく、風力だけで、あらゆる衣類をキレイに洗濯することが出来るのだ。水を一切使わない洗濯機だなんて、あぁぁ何てこと!!!これぞ、パンドラの箱に残された希望の実体なんだゎ!?横着者のガーコは、トルネードのごときベランダの強風に煽られながら、またもや鼻血を出しそうになった。( ̄ii ̄)【使用上のご注意】この洗濯機はトルネード並みの風力を発揮するため、衣類の状態によっては、洗濯の最中に木っ端みじんになってしまう恐れがございます。穴のあいた衣類の洗濯は、くれぐれもご遠慮下さい。。・:*:・゚★,。・:*:・゚。・:*:・゚★,。・:*:・゚。・:*:・゚★,。・:*:・゚。・:*:・゚★,。・:*:・゚。・:*:・゚★,。・:*:・゚。・:*:・゚★,。・さて、27日には、W.らっきーさん主催の第4回インコアパート杯かじりーず選手権大会が開かれます今朝のお二人はお互いを励ましあうかのように仲良く寄り添っていました 優勝者予想ゲーム投票では、ブルー太選手が大半の票数を獲得していたようですが、姫もまた大会当日に備えて、集中的な心身統一に励んでいる模様です。日曜・夜9時からのレポートもお楽しみに~ 見つめ合う二人 ぴた~っ
2008/01/26
閲覧総数 2