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八木哲郎

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2005/05/03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は中央線の相模湖駅から石老山にのぼった。約700メートルの山。峰伝いに相模湖まで下り、約7キロ半の行程。山歩きはいろいろの面で実にいいことだと思っている。

今日は、文庫本でトクヴィルの「アメリカの民主政治」中巻を持ってゆき、景色のよいところで休むたびに数ページをよみ、歩きながら読んだところを反芻しました。家で読んでいると眠たくなってしまうが、こういうところで読むと頭がさえて、いろんな発想がわいてきます。これは実にいい読書法です。
1831年、26歳のフランスの青年貴族トクヴィルは約半年間アメリカを訪問して、それをレポートしているわけですが、洞察のすばらしさに驚きます。
アメリカはいってみれば生まれつき民主主義ですが、この民主主義も「民」が主で、もうひとつ何かちがう階級が「従」だというふうになんとなく考えてしまいますが、そうではなくアメリカには「民」だけしかいなくて、「民」を抑圧するような「王」とか「貴族」はまったくいなかった、それも本国で自分たちの上にいて抑圧していた階級をものすごくきらっていたので、新大陸ではそういう階層の出現をぜったい許さない、自分たちでルールをきめて社会を築こうとしたのですから、それはどういうものになったかということを歩きながらあれこれ想像しました。そうしたら、だいたいトクヴィルの見たアメリカがよくわかりました。
早速5月の知研フォーラムに解説を書きます。





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Last updated  2005/05/03 10:20:11 PM


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