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八木哲郎

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2006/10/04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
YS11、頑丈な機体の中型ターボプロップ双発輸送機は70年代はじめ、日本の空への夢をかきたてたが,種々の障害のためにとうとう赤字つづきで製造元は解散し、とうとう181機の製造で終わりとなり、日本の航空産業から姿を消した。いったいどうしてこうなったのだろうか。

しかし、敗戦後は航空機の製造は米軍によって禁止され、一切の技術蓄積資料はアメリカに持っていかれ、航空技術者はことごとく廃業させられた。その後、11年経って製造禁止はやっと解かれたが、11年の空白は大きく、YS11をつくったものの、大型ジェットの研究開発は押さえつけられ、日本の伝統的な航空技術はとうとう再起することなく内外からつぶされたといってもよいであろう。
ドイツも第二次大戦中、イギリスをなやませたV1、V2の大陸間ミサイルのすぐれた技術を持っていたが、ソ連とアメリカにことごとくもって行かれ、両国の航空宇宙技術に利用されることになった。敗戦国の情けなさである。
日本ではその腹いせみたいに、地面の上を走る自動車だけが気を吐いているが、航空宇宙工業の生産額はアメリカの30分の1、イギリスやフランス、ドイツにくらべても3分の1という貧弱さである。
こんな程度では次の技術世代の夢を育むことなど出来るわけがないではないか。





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Last updated  2006/10/04 09:06:30 PM


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