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inkyo@ 参院戦オオyぶれ 負けてもやめない
はたやん@ はじめまして はじめまして。 官位や席次を検索してい…
2008/01/15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
9.11事件を起こしたテロリスト19人のうち、16人はサウジ・アラビア国籍だった。2007年10月のイラクでアメリカ軍に逮捕された外国人武装勢力の国籍別統計では、アルジェリア42人(7%)、エジプト5人(1%)、ヨルダン11人(2%)、リビア112人(19%)、モロッコ36人(6%)、サウジ・アラビア244人(41%)、シリア49人(8%)、チュニジア32人(5%)、イエーメン48人(8%)、その他15人(3%)であった。

サウジと聞けば、古代的で、なんとなく穏健な感じで、お金持ちの国というイメージであるが、どうしてこう誤解していたのかとつくづく思う。今日の外語大の酒井授業でこのことがよくわからされた。

サウジ・アラビアは王制で、ワッハーブ主義を国教としており、厳格なイスラム教を国是としている。今だに鞭打ち刑などが存続している反西洋、反近代主義を国是とする国である。
ワッハーブ主義とは何かを調べてみたら、コーランに書いてあることやムハンマドの言葉をまったくの事実だと信じ、それを忠実に実践する原理主義である。18世紀にアラビアで起こり、ワッハーブ王国をつくったが、オスマン・トルコ時代に滅ぼされた。しかし、アラビア半島に根強く生き残り、サウド王家によって復活した。

中東では、50年代、60年代はエジプトのナセル大統領が英雄で、近代主義、欧化主義をすすめ、エジプト、ヨルダン、イラク、シリア、イランなどはどんどん共和制に変え、議会をつくり、世俗的な近代化をすすめた。欧米に対抗するためのアラブ民族主義、社会主義が真っ盛りであった。サウジのような王制国家は封建的で時代遅れとして一蹴され、嘲笑された。サウジは危機感を抱き、自分こそアラブの盟主だとして、イスラム主義を提唱し、ソ連よりの社会主義、共産主義に石油収入をどんどん注ぎ込んで対抗した。アフガニスタンにソ連が侵攻すると、勇敢なイスラム戦士を投入して戦わせ、それにアメリカがのって、共同でソ連軍を敗退させた。
この頃はアメリカとイスラム主義者は完全な同盟者であった。しかし、ソ連がいなくなってどうなったか。アメリカはイスラム戦士を用済みにし、テロリスト扱いにした。ここではじめて反欧米主義のイスラム主義がアメリカと衝突することになった。
イスラム諸国はアラブ民族主義、社会主義、共和制などいろいろ欧米化を進めたが、どうしても西洋起源のものはうまくいかなかった。第三次中東戦争に破れて絶望的になったときに何を見出したか。暖かいヒューマニズムが残っていたイスラム主義が見直されたのである。庶民ばかりでなく、著名な学者やジャーナリスト、芸術家までイスラム主義を再評価した。
日本にたとえると、なんといったらいいのだろうか。水戸光圀がとなえた皇国史観への回帰、武士道、日本精神の再評価ということにたとえられるのか。欧米の過酷きわまる権謀術数政策にひきまわされたあげく、イスラム諸国がたどりついたものがこれだった。いまこれがイスラム圏全体にじわじわとネットワークでひろがりつつある。





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Last updated  2008/01/15 10:40:59 PM


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