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December 26, 2011
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SROが関わると死者が出る…など事件が大きくなることで爪弾きにされていた中の依頼。
自らの家族四人を殺害して蛹にみたてた世間を大きく騒がせ医療少年院に収容されていた青年が退院後、行方不明になったという。
法務省と担当医師からは"被害者"となっている可能性があるから保護してほしいというが、
SROのメンバーは話を聞いて不自然なことが多すぎると直感する。
一方、「警視庁のダーティハリー」こと針谷太一のもとにジャーナリストが現れ、過去の事件について取材に応じろと”脅し”をかけてきた。
政治家一家の中で自分の存在を"異質"とする針谷。
自分の所在に苛立ちを感じる。


SROシリーズの第四弾。

3巻あたりでちょっとマンネリし始めたな…と思ったけれど、この巻で巻き返し。
根底には"キラークイーン"の存在があるけれど、本筋とは関係なく伏線となってるのがかえってよかった。
今回はハリーの過去、そして現在の葛藤が描かれる。

黒い羊の仮説とはしばしば立派な両親の子供に不良少女や非行少年などが見られることを巧みに説明できる。
今回の青年も"黒い羊"と言われる。
立派な家族の中で自分が"醜い"と…。
そしてハリーはそんな青年と自分を重ね合わせる。

個人的にハリーは好きなキャラ。
いつもは肉体派な解決時に登場するのがメインだったのに今回は心の描写が多いのが新鮮。
今後の物語にもハリーの心理状態は大きく関わりそう。。。。










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Last updated  December 26, 2011 02:22:03 PM
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