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【追記】No.2「荒れろ、成人式!」で思い出したのだが、新藤兼人監督の『裸の十九才』(1970年)は、永山則夫さんがモデルでした。少年法や刑法をいじることに関して私が知った最初の事件。それから印象的な事件が起きる度に、年齢の線引きを下げろという声が大きくなった。一般的には、法の精神はもう無効化しているのだろうか。【追記】No.1今日は家でのんびりの休日。天気が良いので、洗濯をしています。暮れに大掃除をしていないので、部屋の大片付けもしなければなりません。古層の発掘まではいかないかな。とりあえず去年の層は片付けたい。成人式のニュースはあまり興味がない。お上がやる式典なんぞは元々出ない。そのために晴れ着をあつらえるというのもいやだった。僕よりほんの少し年下の女の子なのだが、お父さんがいなかった。お母さんが振り袖を作ってあげると言ったのだが、無理をしなくていいとスーツで出席した。人づてに聞いたのだが、やっぱり肩身の狭い思いをして泣いていたそうだ。悔しかっただろうな。僕なんかに覚えていてもらっても何もいいことはないのだが、でもその子の勇気を僕はずっと忘れない。荒れる成人式、いいじゃないか。そういう若者を生み出した責任は、壇上で説教垂れてるあんたたちにあるんだ。荒れろ、成人式!高田渡さんのBOXセットで、永山則夫さんの詩に曲を付けた「ミミズのうた」をひさしぶりに聴いた。 ♪ 目ない 足ない おまえはミミズ ♪ 真っ暗な人生に ♪ 何の為生きるの永山則夫さんの『無知の涙』は合同出版から出ていた単行本を立ち読みしたのではなかったろうか。細字で綿綿と綴った文字と、少年時代の永山則夫さんの顔写真が印象的だった。中学生から高校生にかけて、そんなふうにして何冊か本を読んだものだった。「連続射殺魔永山則夫」の手記は強烈だった。今を生きている、自分と同じ時代の若者が、そのような貧困にあえいでいるなどとはまったく思っていなかったのだ。ただ、言われてみればまったく想像不可能な貧困ではなかった。かすかに記憶に残る60年安保のころ、周囲にはまだ「戦後」が残っていた。ちょっと忙しいので、本館より戦後の「貧困」について少し触れたものを自家引用いたします。【2002年12月6日付日録】[愛と希望の街]深夜に放映されていた『愛と希望の街』(1959年松竹)。なんともベタなタイトルなので気づかない人も多いのだろうが、これが大島渚監督27歳のデビュー作なのである。映画の黄金時代、この年齢で監督になるのは大抜擢だったらしいよ。今はその気になれば一応映画監督にはなれるものね。松竹城戸四郎が大島のシナリオを大いに買ったのだそうな。今見ると、ビンボーです、本当に。今の子はこれがニッポンだなんて信じないかもしれない。主人公の少年(中3)、母親は靴磨き、妹は知的障害、赤貧であります。少年が鳩を売る→鳩は帰巣本能によって帰ってくる→少年が鳩を売る→ところが永久機関は存在しないのね。少年がブルジョアお嬢様に鳩を売る。それがね……。大島渚は「鳩を売る少年」というタイトルでシナリオを書いたんだそうな。それが会社側の意向で→「怒りの街」→「愛と怒りの街」→「愛と悲しみの街」→「愛と希望の街」どんどん変わっていってしまったんだそうです。「松竹では怒りと悲しみと希望が同じなのか」と大島さん、荒れたそうです。見るのが少しかったるいのではあるが、やっぱり大島は大監督なんだと思ってあげていい。「鳩」は売春の隠喩だという話だが、「鳩を売る少年」とすることによって、大メジャーで作ることができたんだね。映像が意外にきれいなのは、放映がデジタル化されたDVDを元にしてるからかな。
2004.01.12
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震災から12年。つまり十三回忌ということか。普通なら、これで故人は徐々に忘れ去られることになる。でも、どうなんだろうな。原発さえなければ。事故は収束してないしな。▼ソングの哲学 [ ボブ・ディラン ]岩波書店から佐藤良明 訳。良さそうだね。ずーーーっと出てなかったクロニクルズ2に相当するのかな。4月13日発売か。まだだいぶあるな。あ、原著ならすぐに入手可能だわね。すっかり忘れてた。クロニクルズはそうやって読んだじゃん。アマゾンさんですぐにぽちっとな。あら、お高いわねえ。円が弱くなったんだにゃあ。▼The Philosophy of Modern Songあれ、'Chronicles Volume 2'のエントリーができてる。別なのか。発売は「2027/12/31」だって。予約入れとくかね。わすれそうだけど▼Chronicles Volume 2▼幻泉館日録委 [ボブ・ディラン『クロニクルズ』]:
2023.03.11
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昨日行ってきたのは「ハイドパーク・ミュージック・フェスティバル2006」、略称「HMF2006」です。稲荷山公園という場所。かつてこの辺りは「狭山アメリカ村」と呼ばれ、細野晴臣さんや小坂忠さんが米軍ハウスに暮らしていました。この公園を守ろうという主旨で昨年、「HMF2005」が開催されました。そのコンサートの様子は、もうすぐDVDが発売されるようです。おお、昨日の様子も、もうオフィシャルサイトにアップされてますわ。 →HYDE PARK MUSIC FESTIVAL 2006昨日アップした画像は、入場の時手首に巻かれるリストバンドです。これが、外し方がよくわかりません。私は袖の上から巻いてもらったので、終わった後するりと抜くことができました。他の人は鋏で切ったのかしら。昼の開演にはなんとか間に合いました。芝生の斜面が客席になっていて、みんなビニールシートを敷いて座っています。というか、既に酔っ払って寝ている人もいます。思ったより若い人が多いようです。とりあえず適当なところに腰を下ろしてみましたが、日差しが強くてめちゃくちゃ暑いのです。これはいかん。ひたすら冷たいものを飲んで、日陰に散歩に行きます。その間に、ステージが進行していきます。幕間のセッティングが、やけに時間がかかっていました。ついつい「春一番」と比べてしまいます。風太さんとアベちゃんはすごいんだなあ。ステージ正面、PAの前はスタンディングスペースになっていて、若い連中が踊っています。すごいなあ。これで夜まで持つのかしら。12:00~東京ローカル・ホンク →東京ローカル・ホンク official site 「うずまき」が名前を変えたんだそうです。 すんません、ビール飲んでうろうろしてました。湯川潮音 →Yukawa Shione Official Website 遠藤賢司バンドでベースを弾いている湯川トーベンさんの娘さんだそうです。 ステージ前にエンケンさんから絵文字入りメールが携帯に来たそうです。 「今日は死ぬ気でがんばろうニャン」 お~い! bobobos →bonobos offficial website おおむねフィッシュマンズだそうです。 →bouince.com ニューフェイズ すんません、うろうろしたり、うとうとしていました。Double Famous →Double Famous Official Web Site リトル・クリーチャーズの青柳拓次さんがやっています。 いい音出してました。 でも、うろうろうとうとしてました、すんません。ここらで若手観客はすっと消えて行きます。代わりに、今まで酔いつぶれていたおじさんたちが生き返ります。そうか、そういうことか。私も前へ移動します。予定よりだいぶ遅れて、「狭山バンド」の登場です。洪栄龍、徳武弘文、和田博己、林敏明 、岩渕まこと、麻田浩。あ、アリちゃんこと松田幸一さんもタンバリン&ブルースハープで参加してます。「元祖おじさんバンド」と言って演奏を始めました。もう、会場のおじさんたちはノリノリです。周囲のおやじ率もぐっと上昇しました。#1 The Weight もちろんThe Bandの名曲です。 ずしんずしんといい音です。#2 I Shall Be Released ディランIIのバージョンでやってくれました。 「男らしいってわかるかい」#3 You've Got A Friend 「ちょっとメンフィス風に味付け」 松田さんのブルースハープが利いてます。#4 Hello Mary Lou テレビ番組「陽気なネルソン一家」は、私見ておりません。#5 Heart of Gold 御大ニール・ヤングとっつぁんの名曲「孤独の旅路」。 知らぬ同士が抱き合って踊ったりしてます、おやじ。#6 終わりの季節 細野晴臣さんの名曲。 このコンサートはHOSONO HOUSEが基本なんですな。この項、続きます。
2006.09.11
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NHK BS-2で『世紀を刻んだ歌3 人生よ、ありがとう』を観たのだが、それはまた明日の日録にて。ああ、映画『サンチャゴに雨が降る』は観てないんですよ。1973年9月11日。そう、「9.11」はアメリカこそが「テロ支援国家」であった歴史的日付なのです。今年は三十周年です。数年前からURC(アングラ・レコード・クラブ)の音源や雑誌なんぞを探してぼつぼつと入手しているのだが、実際に当時買ったものは少ない。AMの深夜放送で聴いたり、立ち読みしたりといったところがせいぜい。中学生のおこずかいでは、そうそう買えるものではありませんでした。お兄さん欲しかったです。坂崎幸之助さんは、その辺を網羅して買っているお兄さんがいたんですね。同居していた従姉がモンキーズのデイビーのファンだったので、モンキーズだけは詳しかったのよ、とほほ。私がもう少し長じて高校生になると、既にURCの時代は終わろうとしていました。このぐらいの年齢での一年の差は大きい。中津川フォーク・ジャンボリーの第三回、つまり最後は1971年でした。これが最後になるんだなんて、こちらにはわからない。高校生になったら行こうと思って、一所懸命ギターの練習なんかしてるわけです。佐野史郎さんは「はっぴいえんど」を見に行ったそうで、「はいからはくち」と「春よ来い」の間に「えーど、えーど」と叫んでいる高校生佐野君の声が聞こえます。うらやましい。URC・音楽舎は雑誌も出していました。時期によって「folk report うた うた うた」だったり、「季刊フォーク・リポート」だったりします。書籍雑誌の取次は通さずに、レコード流通でレコード店に置いていたようです。田舎町の小さなレコード屋さんの片隅で、私は一所懸命立ち読みしました。当時私が唯一買ったのは「1971秋号」。第三回フォーク・ジャンボリーの詳細なタイムテーブルが載っているので、今まで捨てずに手元に生き残りました。当時は高校生だった、評論家黒沢進さんの投書なんぞ載ってたりします。ここ数年、その他の号も読みたいと思っていたのですが、ネット上に目録を出している古本屋やYahoo!オークションで、数冊買うことができました。ヤフオクの場合はとんでもない値段になることがあるのですが、あわてても仕方がない。何回か我慢したら、「わいせつ裁判」になった号までリーズナブルな価格で入手することができました。画像は左から、『folk report うた うた うた 1970年 冬の号』『季刊フォークリポート 1971年春号』『季刊フォークリポート 1971年秋号』元々自分で買った「1971年秋号」が一番汚いです。「71夏号」「71秋号」は編集長が室謙二さん。BASIC ENGLISHという人工言語なんかも研究していた早稲田の室勝先生の息子さん。その後「思想の科学」の編集長なんかもやったりしますが、「PopEye」なんかに原稿を書いたり、「朝日パソコン」なんかでも連載してましたね。今はアメリカ在住なんでしょうか。編集長に対する批判の投書がたくさん載ってまして、室編集長なかなか頑張ってますな。なぜ批判が多いのかというと、「70冬号」の編集長が中川五郎さん、そしてその号が「わいせつ」を理由に押収され、後に五郎さんが猥褻図画販売裁判の被告となるからであります。(起訴は72年)五郎さんは編集長としての責任と、掲載した小説「ふたりのラブジュース」の作者としての責任を問われ、法廷で闘うことになったのです。その直後の編集長なんか、大変だわよね。何やったって誰かに怒られるんだから。当時は野坂昭如さんが雑誌「面白半分」で、やはり猥褻でやられてます。猥褻というより、野坂さんも五郎さんも実際は権力に狙い打ちされたというのが正解ね。中川五郎さんはあの「受験生ブルース」の作詞者だったり、「腰まで泥まみれ」という反戦歌を歌っていたり、実に跳ね返っていたのです。が、どうも今ひとつ線が細くて、今で言う癒し系みたいな人なんです。「25年目のおっぱい」という実に温かい名曲も歌っています。ああ、あの曲好きだな。定期購読していた中学生・高校生のところへ警察がやってきて、雑誌を押収していったのですね。実は任意なんだけど、跳ね上がりに対する威嚇効果は抜群です。みんな恐れ入って腰が引けてしまう。「71秋号」にはその辺の生々しい投書が載っています。実は問題の小説「ふたりのラブジュース」(山寺和正=中川五郎)にはあまり興味がない。これ、いつかどこかで読んだと思う。ただ、この雑誌そのものが読みたかったのだ。表2の広告が社会新報の新報新書。『部落 ある靴職人の視点』(土方鉄)や『どきゅめんと筑豊』(上野英信)が並んでいて、ああ、日本社会党がなくなったのは痛いなと思う。ジミ・ヘンドリックス(9月)、ジャニス・ジョプリン(10月)の訃報が載っているのもすごい。二人とも「麻薬過多服用」のため。特集が「岡林と高石を裸にする」で、実は壁にブチ当たっていた第一世代の二人が詳しく語られている。三橋一夫さんの高石論、良いです。片桐ユズルさんが岡林を語っています。ダグラス・ラミスさんが室謙二、岡林と鼎談(ていだん・書けない)しています。あ、『スリーマイル島』訳者にしてユズルさん弟の中尾ハジメさんが「うんち穴ファシズム論」というわけのわからない文章を書いてます。やっぱ濃いわ。で、小説はまあわりと正直に高校生の愛と性を語ってみました、みたいな感じだったんですが。五郎さんは裁判の開始から10年後の1982年に晶文社から『裁判長殿、愛って何?』というタイトルで、この裁判の記録集&エッセイを出します。私、その本の書評(っつうか、宣伝だわな)を某雑誌に書かせていただきました。そいういうふうに関わるとは思ってなかったけど。80年当時はやっぱり吉祥寺周辺にお住まいでありましたな。
2003.09.22
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スーパーの棚も秋に衣替え。懐かしいものが並んでいたので、衝動買いしました。ロッテの洋酒チョコシリーズ、「ラミー」「バッカス」です。「ラミー」はラム酒に漬けたレーズン。ラム(rum)は、「糖蜜または砂糖キビから造る蒸留酒」。ラミー(rummy)は、その形容詞形です。 『リーダーズ英和』---------------------------------------------------------------------------rummy 3_n1 _《俗》 大酒飲み, のんだくれ, アル中(の浮浪者); _《俗》 ばか者, おめでたいやつ.2 酒屋, 酒造業者; 【米史】 禁酒法[運動]の反対者._a1 ラム酒の(ような).2 _《俗》 酔っぱらった; _《俗》 頭が混乱した, 無能な.---------------------------------------------------------------------------[ラムレーズンのみずみずしいおいしさ]と書いてあります。今ではアイスクリームのラムレーズンでおなじみですな。私が小学生の頃は、そんなアイス売ってませんでした。「バッカス」はもちろんローマ神話の酒神で、ギリシャ神話のディオニュソス。[芳醇なコニャックの味わい]と書いてあります。ブランデーが入ってるんですね。小学生の頃は、洋酒の香りが強くて苦手だったな。大学生ぐらいでも苦手だったか。パッケージを見ると、ラミーは「洋酒使用 アルコール分3.7%」、バッカスは「洋酒使用 アルコール分3.2%」と書いてあります。ラミーの方がアルコール濃度が高いというのは、意外。今ではどちらもおいしくいただけます。▼お口の恋人 ロッテ:ロッテ洋酒チョコシリーズのシーズン到来! 『ラミー』『バッカス』新発売 ----------------------------------------------------------------------------gensenkan99 幻泉館主人 19:45ニュースが偏向してるし > アナログ終了で解約9万8千件 NHK受信料 47news.jp/CN/201110/CN20… #NHKgensenkan99 幻泉館主人 18:25都内の小学校、堆肥が基準値超え 放射性セシウム 47news.jp/CN/201110/CN20…gensenkan99 幻泉館主人 17:54エステー、家庭用放射線測定器値下げ=9800円に、福島原発に近い地域へ優先供給 jiji.com/jc/zc?k=201110…gensenkan99 幻泉館主人 17:33[イルコモンズのふた。] ▼クレイジーだった人がいく ジョブズ illcomm.exblog.jp/14704635/shinnbashiact 原発とめろ!新橋アクション 14:49【原発とめろ! 新橋アクション】新しいチラシ出来!!!→blogs.yahoo.co.jp/kitamura_miwako 第5弾 東電直撃デモ 10・21 桜田公園18:30発 “政府は年末までに再稼働のめどをたたせる方向で蠢いているらしい。”gensenkan99 幻泉館主人 14:41高速増殖実験炉:「常陽」旧建屋で火災報知機作動 茨城 mainichi.jp/select/today/n…gensenkan99 幻泉館主人 14:32原発事故「怠惰な国民のせい」/自民議員が責任転嫁発言/衆院復興特 jcp.or.jp/akahata/aik11/…gensenkan99 幻泉館主人 14:15原発汚染廃棄物は発生地で処理 事故で政府が基本方針案 47news.jp/CN/201110/CN20…gensenkan99 幻泉館主人 13:58読売クォリティ。読売購読はやめようよね。> RT @Beatrice1600 『被曝限度1~20ミリシーベルト 放射線審議会』bit.ly/nLkgKB ついさっきまで記事にあった「経済的にうんぬん」がごそっと削除されましたね。takagengen 高橋源一郎 5:05「それは叙情詩のように骨髄にまでしみ込む」「放射能を讃えよう!」 さすが、三島由紀夫。takagengen 高橋源一郎 5:05いなくなった子供たちよ。君たちはどこでも遊べるよ」「屍臭はいっぺんに消えてなくなり、空気はさわやかな放射能に充ちている。空はいつも澄みきって、星はどこからでもよく見える。すべての灼けた石が君らのベンチだ。いなくなった恋人たちよ」「かぐわしい放射能!」「美味しい、蜜のような放射能」takagengen 高橋源一郎 5:05おはようございます。昨日、三島由紀夫の「美しい星」を読んでました。三島としては珍品のSF。白鳥座61番星からやってきた「悪魔」型宇宙人が、核戦争によって人類が滅ぶ様をこんな風にはやし立てます。「いなくなったみどり児よ。なくなったブランコよ。野球場は池になり、議事堂は砂場になる……ma345to5 山本政志 3:31原発関連でおバカ発言を連発している経営学者の池田信夫は「熊楠KUMAGUSU」撮影当時 NHKの社員で担当者だった うざかったんで打ち合わせで殴った事がある 改めて当時の俺を褒めてあげたいgensenkan99 幻泉館主人 2:58天国行きのニート #タイトルの一部をニートに変えると悲愴感がヤバいkinoryuichi 木野龍逸 (Ryuichi KINO) 2:53年間1mSvの上限が緩和されると、こうした制限も必要なくなる。それと引き替えに被ばく量が増えて、健康への影響も比例して大きくなる。文科省の放射線審議会は何を選択するんだろうか→屋外活動1日2時間に制限…南相馬市の小中学校 http://ow.ly/6OqKb #genpatsu gensenkan99 幻泉館主人 2:14読売新聞は解約しようよ。gensenkan99 幻泉館主人 2:10ひどいな > 被ばく線量、緩和認める 放射線審議会が提言へ 47news.jp/CN/201110/CN20…gensenkan99 幻泉館主人 2:05[ネットゲリラ] 読売社員はみんな被曝して死んじまえ shadow-city.blogzine.jp/net/2011/10/po…----------------------------------------------------------------------------
2011.10.06
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【追記】No.1izumatsu氏が「帰国」報道に疑問を発しているが、私も「帰国」という言葉にはひっかかった。過去の報道によれば、北朝鮮では「日帝」に対してどのように戦ったという「抗日」の度合いがそのまま家柄の格として評価されるという。「日本」は悪の基準点なのである。突然自分がそのような悪魔の国に連れていかれ、そして悪魔の一族だと告げられたら、その事実を受け入れるのにかなり時間が必要なのではないだろうか。それなのに、まずカメラの砲列に出迎えられ、テレビにはとまどう自分の姿が映っているのだ。拉致家族の日常生活に関しても、過去の報道とは食い違う点がいろいろ出てきている。「日本人村」が作られていて、その中で暮らしているのではなかっただろうか。朝鮮人として育ち、その中でもおそらく特権階級の者として高等教育を受けている。事実を確認しないままに、「帰国」した子供たちの姿は日本全国に晒されてしまった。好奇の視線がさらにある日突然攻撃の視線に変わらないように願っている。アマゾンに注文した本があっという間に届く。読み始めると実に楽しくて、他のことができなくなってしまう。有馬敲著『時代を生きる 替歌・考』 人文書院刊 2003年9月20日発行 四六判並製 本文265p 定価:本体1900円+悪税田川建三著 『キリスト教思想への招待』 勁草書房刊 2004年3月10日発行 四六判上製 本文327p 定価:本体3000円+悪税『書物としての新約聖書』は滅法面白い本だった。頷く人はすぐに『キリスト教思想への招待』を買うべし。なんて、まだほとんど読んじゃいないんですがね。これはぼちぼちと少しずつ楽しみに読みます。田川さんは次に『事実としての新約聖書(新約聖書)』という大部の著作を控えているそうなので、これも実に楽しみです。え、私?クリスチャンじゃありませんよ。この本の後書きから引用しておきましょう。 > 人間の頭でこねくりあげた神なんぞ、所詮、 > 人間が作った下手くそな細工にすぎない。 > 人間が作れるものが神であるわけがない。有馬さんの本は、替え歌の実例を数多く掲載している。これが命ですな。ただ、「第一章『のらくろの歌』考」や、「第二章 少国民の時代」あたりでは、こちらの知識が足りなくてちょっとわからないところがある。つまり、前提となる元歌がよくわからないのである。軍歌はタイトルがわからなくても曲は知っていたりするので、CDを付けてもらいたかったなあと思う。冒頭の2章ばかりを読んだ後、いきなり私にとって目玉だった「第十三章 ♪アメリカちゃん…の時代」に飛んで読んでしまいました。(「♪」はヤマガタの歌記号の代用)まず1969年「帰ってきたヨッパライ」のいくつかの替え歌。へえ、こんなのあったんだ、知らなかったわ。続けて「受験生ブルース」。この曲自体がボブ・ディランの「炭坑町ブルース」を元歌とすると解説したうえで、「反戦ブルース」「機動隊ブルース」「女学生ブルース」「船乗りブルース」が紹介されている。おお、すごいわ。「山谷ブルース」の替え歌「古田ブルース」「体育会ブルース」。日大闘争ですな。そして、「アメリカちゃん」の歌詞が全文掲載されています。あれ?私が以前書き留めた歌詞の方が長いですな。有馬さんの本では最後の一連がカットされています。坂崎&なぎらの「フォーク・ジャンボリーズ」でも「ピーッ」が入った箇所なので、自粛したのでしょうか。岡林さんのアドリブだったからカットしたのでしょうか。えい、再掲しておきます。 ♪(からすの赤ちゃん) サトさん、サトさん、なぜ泣くの~ ジョ~ンソ~ンのおじちゃんの 核付きミサイル欲しいよ~ 原子力潜水艦も欲しいよ~ と、アンポ、アンポ~、泣くのね~ →2003年10月5日付日録:岡林信康「アメリカちゃん」(1969年)続けて「がいこつの唄」「くそくらえ節」の歌詞掲載。「がいこつの唄」の替え歌も紹介していいるが、有馬さんの言うとおり、元歌を越えていない。替え歌はつましいサラリーマンの愚痴になってしまっている。社会への痛烈な風刺が消えいるのである。そこでこの本の白眉。「ヘライデ」の歌詞掲載である。レコードの『狂い咲き』には入っていたのに、CDで復刻盤を出す時に東芝EMIがビビって消してしまった曲だ。有馬さんの表記では「『ヘイ・ライディー』(バハマ民謡)の曲による替歌『黄室シリーズ』」となっている。 ♪ 皇太子殿下がトイレにはいったら ♪ 美智子さんがいった あんた早く交代してんか(皇太子殿下) ♪ さいそくしたのにまだ出てこない ♪ あんた早く 出んか(殿下)次の「第十四章 パロディ精神の系譜」では、いよいよ我が心の師匠高田渡大人の登場であります。「自衛隊に入ろう」有馬さんの解説によれば、「八番まであるこの歌は、一九六八年、京都での第三回フォーク・キャンプの中から生まれた。ピート・シーガーのうたっているマルビナ・レイノルズの曲に、自作の歌詞をはめ込んだものである。」さらにその替え歌として「機動隊に入ろう」が一部掲載されています。「自民党に入ろう」はタイトルのみ。あんまりおもしろそうじゃないもんね。歌詞を書き写していて思い出した。その昔、零細出版社にいたころに団塊世代のおっちゃんたちから少し替え歌を教わりましたわ。この本に出ている「学生時代」の替え歌とは少し歌詞が違うもの。まだ全部読んでいないので載っているのかもしれないけど、「赤い靴」の替え歌も教わりました。 ♪ 赤い旗振ってた 男の子 ♪ おまわりさんに連れられて いっちゃったなんか寂しい歌が多かったですよ。
2004.05.25
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