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2005.11.09
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カテゴリ: ボブ・ディラン


千本浜 2005年11月4日

ディランは実際にセッションを始めてから、そこでこの曲をどうやって演奏したら良いのかを決めようとしていました。
ダニエル・ラノワの考えていることがよくわかっていなかったということもあるでしょう。



I was trying to figure out the realitis of what Danny had in his mind, what he had to work with. I couldn't do that in just one day or just one session. To make a record anywhere, anytime with anyone is possible, but the reality is rare. You have to be surrounded by musicians of like purpose. There were methods I would have instinctively used in the past with a song like this but here, they wouldn't have worked. Long time ago, good; now, no good.

僕はダニーが何を考えているのか、どうやってやろうとしているのか、その実際のものを理解しようとしていた。たった一日とか一度のセッションでわかるはずもなかった。レコードを作るのは誰とでもいつでもどこでもできるのだが、その歌を現実のものにできることは稀だ。同じ目標を持ったミュージシャンに囲まれなければならない。このような歌に対しては過去において僕が本能的に用いていた方法もあったのだが、ここではうまくいかなかった。ずっと昔にはそれで良かった。だが、今はそれでは駄目なのだ。



録音以前にディランがぶつかっていた壁も、音楽の方法に関してでした。
方法論を強く意識して、変えなければならないと臨んだセッションだったのです。
この段階では、まだラノワの考えていることが、ディランにはよくわかっていません。

ディランはリズムを細かく刻んだ方が歌詞が生きそうだと感じました。
そのために歌詞を短くしようかとも考えました。
アレンジのの違うパートを重ねようと思いましたが、まだ具体的にはその形が見えません。

テープを持ってディランは借りの宿に帰ります。
墓地を通る時には、途中で墓に祈りたくなったと書いています。
その夜、その日録音したテープを聴いていて、ディランは「わかった」と思いました。

一方、ラノワたちはスタジオでセッションを続けて、この曲をもっとずっとファンキーなものに仕上げていました。
翌朝スタジオでテープを聴いたディランは驚きます。

p.184に入りました。

「墓に祈りを」なんですが、タイトルは「星に祈りを」にしておきました。
今聴くとたぶん歌い方がとてもねちっこく感じられることでしょうが、この曲を好きな人は多いようですね。
MIDIがいくつもヒットしました。

 → 星に祈りを

 → 星に祈りを

 → 星に祈りを

"What a Friend We Have in Jesus"にも「星に祈りを」という邦題が付いています。
おお、Aaron Nevilleの"Believe"というアルバムにも入っていますね。
讃美歌の「いつくしみ深き」です。

アーロン・ネヴィル/ゴスペル・ルーツ

 → What a Friend We Have in Jesus

 → 賛美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)

 ♪ 月なきみ空に きらめく光

こんな歌詞が頭に浮かぶので調べたら、これは「星の界」というタイトルの付いた訳詞でした。
あれ?
「冬の星座」?
これは違う曲なんですね。
同じように間違える人が多いようです。

 → 星の界(エリー,いつくしみふかき)

ちなみに、ディズニー・メロディは「星に願いを」です。

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Last updated  2005.11.09 04:39:01
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Re:星に祈りを CHRONICLES #269(11/09)  
chappi-chappi  さん
おはようウェディング~♪

この賛美歌は教会での結婚式をあげると必ず歌われる歌ですね。
甥っ子や姪っ子や友だちの式で何度も声をはりあげて歌いました。

星というと、アンディ・ウィリアムズさんの「Aquarius」(やったかなあ)を思い出します。

(2005.11.09 12:19:13)

Re[1]:星に祈りを CHRONICLES #269(11/09)  
chappi-chappiさん、こんにちはっぴぃでい~♪

>この賛美歌は教会での結婚式をあげると必ず歌われる歌ですね。
>甥っ子や姪っ子や友だちの式で何度も声をはりあげて歌いました。

おお、親類縁者にキリシタンがいないので、結婚式で歌ったことはありませんわ。
というか、もう長いこと結婚式というものに出席していないなあ。

>星というと、アンディ・ウィリアムズさんの「Aquarius」(やったかなあ)を思い出します。

あら、懐かしい。
そういえばアンディ・ウィリアムズも歌ってましたね。
ミュージカル「ヘアー」の曲で、私はフィフス・ディメンションのヒットがおなじみです。

http://www.fiberbit.net/user/fukaya/songs/upupandaway.htm

(2005.11.09 16:17:38)

Re:星に祈りを CHRONICLES #269(11/09)  
夏見還  さん
こんばんは♪

今は、火星が大接近しているそうですね。
今日も、月と火星の2ショットがきれいです。
(2005.11.09 22:16:09)

Re[1]:星に祈りを CHRONICLES #269(11/09)  
夏見還さん、こんばんは♪

>今は、火星が大接近しているそうですね。
>今日も、月と火星の2ショットがきれいです。

おお、そうでしたか。
夕陽は眺めたのですが、夜空の星は見ませんでした。

 ♪ 星はなんでも知っている~

(2005.11.09 23:16:31)

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