現代下宿屋考

現代下宿屋考

やっと出ていった。

7人目(31歳?)やっと出ていった・・


家具まで売って
もう出て行くつもりなのか彼女に問いただすと
まだわからないという。
だが、次の部屋を探してシェア物件を見学に行っているという。

実家が東京なのでかえればいいのに・・

私はもう彼女と顔をあわせるのもいやで
早く帰れる日も友人に連絡して
外食して帰っていた。
渡した食費がもったいないというよりも
もう顔を見るのも嫌だった。

でも1点だけ良かったことは
ワンだけはちゃんとかわいがってくれていたこと。
これだけはちゃんと約束を守っていた。

そしてそんなある日、私が帰ると
彼女がキッチンで肌かけを丸めてかけて待っていた。
「今日これで出て行きます。」
最後まで非常識だったが
そんなことをとやかくいうつもりもまったくなかった。
本当に出て行ってもらってほっとした。
でもまたまた私が留守の間に荷物を運び出したんだろうな。

本当にこのときばかりは辛かった。
このトラウマがこの後の面接に色濃くでてしまう。
用心深さが裏目に出てしまうことが多くなってくるのである。

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