MY WINDING ROAD

2006.02.28
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カテゴリ: MUSIC
globeのシングルレビュー(2回目)
「LOVE AGAIN」以降がメインで4枚連続リリースの頃からですね。
もう、あれから8年弱経っていると思うと
少し切なくなりますが・・・・・・・。

globeシングルレビュー(第1回)はこちら


wanna Be A Dreammaker (1998/09/02)
最高1位 50.0万枚
>>
1998年の夏、ラルクが3枚同時リリースを実現していた。
ラルク旋風が起こりまくってた頃、
小室哲哉は、ラルクをリサーチしていたらしい。
時代の中心はL'arc~en~cielだ って判断して、ラルクの動向に注目していたらしい。

で、そのラルクを超えることってことで
4枚連続リリースというJ-POP史上初のことをやってのけたのである。
(2006年に倖田來未に12週連続という記録で破られる)
「wanna Be A Dreammaker」はその第一弾シングル。

前作「Love again」でせっかく作り上げたいい雰囲気を
いい意味でも悪い意味でも破壊してしまったのがこのシングル。

デジロック全開で、マークのシャウトで始まるこの曲。
「新しいglobe」を展開していく存在にしたかったらしい。
そういう意味ではTMN第一弾の「TIME TO COUNT DOWN」に通じるわけだ。
1発目は派手に、っていう小室らしさ全開の曲。

KEICOもMARCも叫びまくり、ライブでも盛り上がるだろうglobe随一のエキセントリックナンバー。
歌詞の意味とかを考えてはいけない。
小室の脳内に浮かんだ言葉とメロディーが叩きつけられた曲なのだから。
Sa Yo Na Ra (1998/09/23)
最高1位 46.8万枚
>>globbe初の日本語タイトル曲(ローマ字ではあるけれど)
珍しくバンド編成で作られており、音を多重に重ねておらず、
globeにしてはシンプルな構成。

それゆえに、哀愁ただよう切ないバラードが際立つ名曲。
globeファンの中でも、人気が高い曲だが、
4枚連続の間の作品ゆえに、ピックアップされて注目はされず
売上も中途半端になってしまったのが残念。
1枚で売り出せば、大ヒットも望めただけに。


この歌からPVが4枚目の「Purfume of love」まで繋がっていく。

sweet heart (1998/09/30)
最高1位 39.3万枚

>>3枚目は初期のglobeに見られたような手法で、ビートが変則的な歌(ジャングルのようなもの?)。
「Sa Yo Na Ra」とは対照的なシンセ中心の高音ビート。
初期のglobeがそのまま進化したら・・・・?というような実験的作品。
プロモでは小室が棚に陳列する商品をなぎ倒していた。
つくづく 壊すのが好きな人だ。
(TM時代からライブでもキーボードを破壊していた)


Perfume of love (1998/10/07)
最高2位 46.9万枚

>>4枚目。この最後の1枚が1位を獲れなかった・・・・・。
それを阻んだのが、
小室がリサーチをかけていたラルクの「snow drop」だと言うのは皮肉な話。

トリの4枚目で1位を獲れなかったglobeは以降、1枚も1位を獲得できなくなる・・・・。

曲としてはTK得意のミディアムバラード。
歌謡曲と演歌と打ち込みをシャッフルしたような名曲。
1分近くある前奏からして小室哲哉の力の入れようが伝わってくる。
悲しいかな、4枚という「量産」のイメージに飲み込まれてしまい
「大作」として一般的には認知されず。

個人的には、好きな歌の一つなのだが。



MISS YOUR BODY (1999/03/25)
最高6位 10.3万枚

>>4枚連続の華やかさからは、かけ離れてしまったのが「MISS YOUR BODY」。
黒のイメージで作られているジャケットとPVからわかるように
ダークなイメージの曲。
退廃的な感覚すら覚える今までのglobeには見られなかった傾向だ。

この頃の小室哲哉は 「これからはR&Bがくるよ」 と公言してたらしい。
実際、前年からMisia、この年からは宇多田ヒカルが売れまくるなど、
小室哲哉の時代の先を読む目は当たっていたわけで。
このglobeの「MISS YOUR BODY」だけでなく、鈴木あみや安室の楽曲でも実験していたりする。
(鈴木あみの歌唱力では無理があったが)
もし、華原朋美、hitomiらのプロデュースが続いていたら
彼女らも、R&Bの方向で実験されていたのだろうか・・・・?


結果として、成功には至らず、
R&B女性ヴォーカルの舞台は前述のMisia、宇多田ヒカル、翌年の倉木麻衣らに占領されてしまう。
このR&Bの方向を完全に捨てたわけではなく、
彼なりに可能性を残しつつ、小室は新たな方向性を模索し、
プログレのほうに走っていく。

still growin'up (1999/09/08)
最高4位 16.0万枚

>>ベスト盤(?)「CRUISE RECORD」の先行シングル。
プログレが入ってきてたりと、小室の新しい試みが見られる。
この頃の小室はTM NETWORKを再始動させたり
鈴木あみに「BE TOGETHER」歌わせたり
今までの曲を作り直す・・・・ということをやっていた。

が、そんな原点回帰をメインにするつもりはなく、あくまで新たな展開のための布石だったらしい。
この 「still growin'up」はデビュー曲「Feel like dance」の1999年版という位置づけだったらしい。
「MISS YOUR BODY」と違い、globeらしさの漂うPOP感のある曲。

KEICOとMARCの掛け合いがあったり
ボイスチェンジを使ってみたり(TMの「Get wild decade run」でもボイスチェンジを使っていた)
その辺は海外の流行りを取り入れたのだと
小室自身がTVで言っていた(by「哲にいさん」・・・どんな番組名だよorz)

biting her nails (1999/12/15)
最高13位 5.6万枚

>>ベスト盤(?)「CRUISE RECORD」からのシングルカット。
シングル向きではなく、なぜこれがシングルカットなのか不明。
淡々と続く感じの基本メロディーにちょこちょこトゲがある感じ。
「いまこんなのにハマってます」とでも言いたかったのかな?

とにかく無性に… (2000/06/14)
最高4位 13.3万枚

>>「biting her nails」と続けて聴くと、この頃の小室の目指した方向性が見えてくる・・・といえば見える。
単純に書くと・・・
繰り返すループの中に、『ズレ』とか、『はみ出す』ようなものを入れた感じ。
globe初の完全日本語タイトルだが
特に話題もなかった。
globeのソロワークがあったり、TMもネット配信リリースやったり精力的な活動ではあったけれど
鈴木あみ、安室奈美恵も低迷しはじめ、
一般ウケという方向から、小室はどんどん離れ、プログレに走っていく。

DON'T LOOK BACK/like a prayer (2000/11/22)
最高5位 10.3万枚

>>プログレ全開の「DON'T LOOK BACK」。
クラブミュージック全盛といえど、これを受け入れるのは一般ユーザーには重かった。
8分半にも及ぶ、荘厳なサウンドは2ndアルバムを彷彿させるけれど
重たさ加減が違う。
シングル向きではなく、「FACES PLACES」のようにアルバムタイトル曲にすれば意味は変わっただろう。

gareden (2001/03/28)
最高19位 1.9万枚

try this shoot (2001/08/01)
最高10位 7.6万枚

Stop! In the Name of Love (2001/11/14)
最高7位 14.4万枚

genesis of next (2001/12/05)
最高8位 9.6万枚

>>もはやマニアックサウンドと化したglobe。
(「Stop!~」だけはカバー曲)
90年代についてきたファンは、ほとんど置き去りにされてしまった。
カラオケで歌うとは思えないマニアックな作りばかり。

音はカッコよくて、クラブウケしそうな作り。
そこらの安物トランスよりは、全然イイ音を構築するのは、流石だけど、
KEICOのボーカルがなんだか飾りみたいで
音とボーカルが、なんていうか、うまく絡み合っていない・・・。



Many Classic Moments(2002/02/06)
最高24位 2.7万枚

>>かなり暗めのシングル。
もう世間では「globe」なんて名前はほとんど聞かなくなった頃でした。
でも、このシングルはけっこう好きです。
重ための音と、ダークなトーンの歌詞という、シングル向きじゃない感じだけど
これが2000年代の小室の音と思えば納得できなくはない。

KEICOの演歌でもいけそうな声にぴったり合うテイストです(オイ

あなたとわたしの築き上げた
砂の城でもない シンデレラ城でもない
記憶の城を見つけました
この場所でこれから1人過ごします
この地球の最後を告げる 鐘の音が鳴りひびくまで

この何を意味するのかわからないけれど、破滅的な歌詞。
これになぜか心奪われそうになっちゃうわけです。

常に前に進むはずのglobeが
「停滞」を意味するような歌詞、これは衝撃的かもしれません。
以後、YOSHIKIが加入したり(といっても「seize the night」だけで、ライブにも登場していない!)
小室とKEICOが結婚したり、
いろいろなことが起きたりしてますが
なんとなく回帰に至ってる印象の強い小室哲哉。
彼は今後、どこへ向かっていくのでしょう・・・・・・・。












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Last updated  2006.02.28 15:43:05


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