おおひげ村の『へのぼっち様』やぁ~⚡️さんのブログ

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2023.12.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
















CCS(Carbon dioxide Capture and Storage:
二酸化炭素回収 · 貯留)は

化石燃料を燃やし排出される

二酸化炭素を回収して

地中や海底下に圧入 · 貯留する技術です


政府は、今後の “ 脱炭 素社会 ” に向けて

2030年に CCS 実用化を目指すとして

将来的にも石炭火力を使い続け

CCS関連プロジェクトに







CCSのプロセスにかかる現状コスト
分離・回収・ 昇圧
約5,300~7,900円/tCO2 化学吸収法(90%回収)の価格
輸送
約800円/tCO2
パイプライン輸送を想定 (海域までの運搬はさらに高くなるとされる)
圧入・ モニタリング
約2,300円/tCO2 貯留層への貯槽
合計
約8,400~11,000円/tCO2






◆1.5°C目標とCCS




1.5°C未満に抑えるには

既存の技術のみでは困難で

CCSなどの技術革新が必要だ

とされて居ます



然し

第6次・評価
報告書

第三・作業部会の
レポートでは

地中貯留が可能であれば
CCSは選択肢の一つ」
と、し乍らも

電力分野、セメントや
化学製品の製造分野では
CCS は成熟して居無い
として居ます



先ず、

CO2を分離回収する事が

技術的に困難で

大量のエネルギーを必要とし

100% 回収は出来ません💢





更に

運搬やパイプラインを通して

地下数百メートルから

数kmの貯留層を探し

圧入井を掘削し

CO2を圧入して行くと云フ

全てのプロセスで

エネルギーを必要と仕舞す






又、十分 なリスク評価や検証が必要な他

圧入後のモニタリングは

数千年に渡って行われる必要があります



現在、海外で稼働して居る

CCS 施設の大半は

原油を押し出して回収量を増やすEOR

(石油増進回収)方式で行われて居り

石油増産の上に成り立って居ます






石炭火力
+約7~9円/kWh (CCS付石炭火力の発電コストは16円~18円/kWh)


CO2排出源:製油所、発電所、化学プラント
CO2分離回収:化学吸収法(90%回収を想定)、完全回収はできない
CO2パイプライン搬送:圧入井まで搬送し、貯留層へ圧入
CO2海上輸送:パイプラインがない場合、船舶などでCO2を運搬
CO2貯留:日本にEORの適地はなく、海域にポテンシャルがあるとされる



出典:総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会(第35回)資料1より作成
引用:総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会(第35回)資料1より

図表1 CCSの流れとコスト
世界のCCS ~コスト課題で多数が脱落~




現在、操業中の CCS 付石炭火力は、EOR 方式が採用さ れたカナダの石炭火力発電所1箇所しかありません


アメリ カの石炭火力発電所でもCCS プロジェクトが実施されていま したが、経済的事情から2020年停止されました



世界の CCS プロジェクト中止 案 件は32件で、その内、62%が経済性の問題が理由とされています。欧州では、再 生可能エネルギーに対してのコストも見合わないことから、火力発電での CCS は進んでいません





◆🇯🇵日本のCCS ~実用化に程遠い現状~


日本では、CCS の機能を兼ね備えた火力発電所は、建設中案件を含め存在しません




CO2貯留は、長岡と苫小牧の2 か所で実証試験が行われ、長岡では2003年から2005年に 約1万トンの CO2が地中に、苫小牧では2016年から2019年 まで約30万トンの CO2が海底に圧入されて居ます






福島県沖では

候補地として

調査が行われて居ましたが

その近くを震源地とする

東日本大震災が発生し

その後、中止と成りました


活断層に囲まれ

地震の影響を受け易い日本は

それだけでリスクが高く

次の候補地も未だ見付かって居ません





Japan Beyond Coal|
ファクトシート


二酸化炭素回収貯留(CCS) ─
その甚大なリスク
http://beyond-coal.jp




非現実的なポテンシャルの想定 毎年1.2億~2.4億トンの CO2貯留計画
経済産業省の CCS 長期ロードマップ検討会では、2050
年時点で想定されるCCS 貯留量を「年間約1.2億トン~2.4
図表3 2030年における排出削減対策と削減費用別の削減ポテンシャル
億トン」が目安だとし、2030年から2050年までの20年間で、 水力発電
<0(US$/t-CO2eq) 0-20(US$/t-CO eq)


風力発電 太陽光発電 バイオマス発電
50万トンの圧入井を毎年12本~24本ずつ増やしていく必要 地熱発電 原子力発電
が生じるとしています。又、日本の周辺海域などに11地点 CCS
2 20-50(US$/t-CO2eq)



約160億トンの貯留可能量があるとも推定しています。これ迄、実証試験で3年掛けて30万トンの圧入をしただけで、次 の候補地すら見つかっていない現状からはあまりにかけ離れ た非現実的な想定です



この様な仮定の基に、CCS🈚️しの火力発電所を長期に亘って動かし続けることは、気候変動を更に悪化させるコトに繋がります




図表2 CO2貯留賦存量マップ
BECCS 石炭採掘のメタン削減 石油・ガス田等のメタン削減



削減対策
50-100(US$/t-CO2eq) 100-200(US$/t-CO2eq)
01234567 2030年における削減貢献ポテンシャル(GtCO2-eq/年)
出典:CCS 長期ロードマップ検討会中間とりまとめより作成




◆再エネに比べ圧倒的に高コスト

IPCC の報告によれば

2030年における削減ポテンシャルは、

太陽光発電や

風力発電が

圧倒的に高く




又、コストも0 ドル/トンからと低いのに対し
CCS の削減ポテンシャルは 僅かで
コストは50~200ドル/トンCO2と高額です





日本の場合、
EOR方式でCO2貯留をできる地域はなく
海底での圧入になることや地震リスクも有る為
コストはより高くなる可能性が高まります





又、嘗て政府は2020年までにコストを2000円/tにする目標を立てて居ましたが

現状では8400円~11000 円と目標に程遠い状況です




再エネが確実に価格を下げ ている現在、CCS火力は将来に亘って競争力を持た🈚️いでせう

発電部門でCCSを用いる方向は、社会的コストや電力料金の高騰に繋がります





出典 :IPCC AR6 WG3 SPM Fig7




CCSは気候危機を回避できず、無駄な投資に


抑(そもそも)気候危機を乗り越える為には、2030年までの取り組みを加速化する事が重要で、2030年にCCSの実用化を目指すと云フ時点で、対策の先送りに他成りません





又、CCSを実現したとしても、100%回収は不可能で、エネルギー収支から見てもゼロエミッションには成りません




現在、政府は、CCS推進の為には「法的整備と建設 段階や操業段階に於ける補助金など手厚い政府支援の仕組 みが必要だ」とする事業者側の主張を受けて、その検討に入っています






経済産業省の「CCUS 研究開発 · 実証関連 事業」の予算だけ見ても、2021年60.3億円、2022年82.3 億円、2023年度・概算要求で108.3億円と膨れ上がって居ます






然し莫大なコストが係るCCS を推進するコトは結局、既存の石炭火力を延命する許りか、無駄な投資に終わることが強く懸念されます






堆積層厚>2,000m 水深<200m
堆積層厚 1,000m~2,000m 水深<200m
堆積層厚>2,000m 水深<200m
堆積層厚 1,000m~2,000m 水深<200m
2022年9月作成












































































🌟超📰黒星★承認💮





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最終更新日  2023.12.10 14:13:03
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