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June 17, 2011
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カテゴリ: ドラマ
♯11 『時をかける妻たち』 If...





【あらすじ】

前回の飛行機事故の結果、

カール:死亡
オーソン:半身不随
セリア:リネットに助けられ無事(軽い脳震盪を起こすもその後の経過は良好)
リネット:事故の影響で胎盤剥離、全身麻酔での緊急手術。双子のうち一人は死亡。1人は無事
モネ:数時間生きてたけど、死亡

4人の妻たちはそれぞれ、『If...』の世界を心に思い浮かべる。







カールが亡くなるとは。
死因は果たして飛行機の衝撃によるものなのか、オーソンの怒りのパンチが効いたのか。
直前までいつものコメディタッチだったので完全に油断していました。カールが死んだらさみしくなるなぁ……
スーザンとマイクに何かあると(なくても)やってきて、適当なこと言って最悪の雰囲気にしてどっか行っちゃう憎たらしいカールが好きだった。残念です。



てっきり私はドラマ制作者たちは『ブリー=関わった男性が死んじゃう』キャラにしたいんだと思っていました。
外から見ると完璧な古き良きアメリカの妻なんだけど、夫のほうは皆死んじゃうって流れ。
でも、そうではなかったみたいです。
オーソンは半身不随で生還。
2人の間では離婚の合意はあったものの、ブリーとしては障害を負ったオーソンを1人にはできないはず。
今後また波乱の展開がありそう。



娘を命がけで助けてもらっておいて『セリアは特別な子。セリアが助かったのは神様のお陰。リネットは神様の道具にすぎない』とカルロスに言い放つギャビーは相変わらず口が悪い(ギャビーは無神論者です。神様を引き合いに出すのは単なる口癖)。徹底した物質主義の彼女ならではの言葉は時に清々しくさえあるのだけれど、今回ばかりはさすがにリネットのお見舞いに訪れていました。リネットのお腹の子と引き換えにセリアの命が救われたんだってことに気づいた様子。

少なくともアル中のステージママに一生つきまとわれる“特別”は要らない。



アンジーを脅してお金と結婚指輪をむしって行ったモネは亡くなり、18年前の罪が暴かれる心配はなくなった。
18年前、アンジーは元恋人のテロ活動に荷担し、少年野球のコーチである男性を死なせていた。当時は良心の呵責など微塵も感じていなかったが、フェアビューに移り住み地域社会と密接に関わりをもつ中で昔引き起こした犯罪行為を心から反省するようになったとのこと。
ウィステリア通りの住民との関わりの中で久々に人間らしい穏やかな気持ちを取り戻したのかも。



リネットが病院の待合室で『あれ…お腹痛い。何か様子が変』と言い出してからは涙が止まりませんでした。

赤ちゃんなんだから痛ければ当然泣く。その泣き声の中で歯を食いしばって障害のある脚をストレッチさせなければならない……それも効果があるのかどうかもわからないこと。それを親は『楽しいことなんだよ』と話しかけながら、子供の好きな歌を歌いながらひたすら続ける。大変なことです。
十代になったパトリックに自分でサンドイッチを作らせる場面は、障害児を持つ親は誰もが通る道なのでしょう。親子のやりとりに泣けて泣けて画面があまり見れなかったです。
この時のリネットに限らず障害児の母は、心のどこかで『丈夫に産んであげられなかった』という自責の念を抱え続けるものだと聞きます。
その母の気持ちとパトリックの反発、両方が心に痛かった。
杖をどこかにぶつけたり、冷蔵庫から調味料を落としながらようやく出したり……パトリックがサンドイッチを作っている間、爪が白くなるくらい両手をギュッと握って手伝いたい気持ちをこらえていたリネット。完成したサンドイッチを見てさりげない風を装って『うまくできたわね。一口食べたいわ』と伝えていた。息子の大きな一歩に、嬉しくて嬉しくて泣き出したかっただろうに。

けれど、パトリックは生きて産まれて来る事はできませんでした。
きっとリネットの意識の中で永遠に生きることを決めたのかも。賢い子だから。





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Last updated  June 18, 2011 01:35:23 AM
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