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August 14, 2016
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テーマ: TVドラマ(108)
カテゴリ: ドラマ
American Horror Story (Hotel)
アメリカンホラーストーリー シーズン5

第6話「33号室」(原題:Room 33)





あらすじ





1926年
エリザベスは中絶手術のためチャールズ・モンゴメリー医師(マット・ロス)を訪問する。妊娠3週のエリザベスから取り出された男児は看護師を食い殺した。



2015年
ジョンは地下のプールでアレックスとホールデンが眠っている棺を発見し気絶する。アレックスはリズの協力を得て棺を破壊し、目を覚ましたジョンに目にした光景は幻想であると告げる。

リズとトリスタンは愛し合っていた。その頃エリザベスとウィルもセックスしたがうまくいかず、エリザベスはトリスタンを呼び出しウィルのため奉仕しろと命じる。

エリザベスはパリに出発する前に33号室のベビーベッドに眠る息子バーソロミューを抱きしめた。

ドノヴァンとラモーナは結託してコルテスへ乗り込んだ。怖気づいたドノヴァンを置いてラモーナは地下のプールへ向かったが棺ごとなくなっている。33号室でバーソロミューから攻撃を受けたラモーナはバーへ退却し、そこでリズから相談を受け、エリザベスにトリスタンとの関係を伝えるのは危険だと忠告する。
ドノヴァンはアグネタとヴェンデラから出口はどこかと訊かれ、目的を見つけるまでホテル内をさまようことになると助言した。現状を打開するためアグネタとヴェンデラは宿泊客を殺害するも変化はなく失望する。通りかかったアレックスはジョンに近づくよう二人に促した。

リズはバーソロミューの姿がないことに気づき、世話係のアレックスに、エリザベスが帰国するまでに見つけないとトラブルになると言う。



自信を失ったジョンにアグネタとヴェンデラが近づく。セックスの間3人は血まみれになっていた。リズを伴って部屋へ戻ったジョンはそこでミス・エバースとマーチを見る。ホテルを出ることに決めたジョンのシャワー中、彼のスーツケースの中にバーソロミューが入り込んだ。

帰宅したジョンは台所でバーソロミューを発見し、娘の目の前でそれを撃った。

エリザベスがウィル、ラクランとパリから戻ってきた。リズからトリスタンとの関係を聞いたエリザベスは、彼を譲ると言い、振り向きざまにトリスタンの喉を切った。

ジョンの様子を見に来たアレックスは、自宅の茂みの中に傷ついたバーソロミューを発見し、33号室に連れ帰った。エリザベスはアレックスに感謝し、アレックスもまた、エリザベスに救われている。





感想



チャールズ・モンゴメリー医師は、シーズン1のマーダーハウスを建てた人。地下で当時違法とされていた堕胎手術を請け負い、麻酔用エーテルを吸いながらおぞましい研究に没頭し、バラバラにされて殺された息子に再生手術を施して結果的にモンスターを作り上げてしまったことで妻に撃ち殺され、その後妻も同じ銃で自殺を遂げています。
シーズン3のマディソン・モンゴメリーとも何か関係あるかもしれません。

バーソロミューを探すラモーナに赤いボールが転がってきてましたが、これもシーズン1を思い出させる仕掛けでした。ボールは、ハーモン家の奇妙な隣人コンスタンスの息子ボーレガードの好きな遊び道具です。屋根裏部屋で育てられた奇形のボーはコンスタンスを慕うラリーに窒息死させられています。

5階の女性教師のエピソードは、2013年にセシルホテルで亡くなったエリサ・ラムさんがモデル。ドラマでは(シャイニングのように)浴槽で腐敗していた、ということでしたが、実際の事件では貯水タンクに長い間遺体が放置されていて、宿泊客が変な味の水を飲んだという話。

スカーレット、母親は愛情のかけらも示さないわ、親父は耳元で銃ブッ放すわで、大変である。彼女のケアは誰がするのか。エイリアン2のシガニー・ウィーバーを派遣してあげたい。

生まれてくる赤ちゃんが邪悪なものではないかという妄想は妊婦によくある強迫観念だと言われていて、その心理を描いたのが「ローズマリーの赤ちゃん」だが、エリザベスとバーソロミューの関係もそれに似ている。シーズン1から続く、(身体的にせよ精神的にせよ)奇妙に変形した息子を母親が溺愛するというエピソード、好きです。ホラーストーリーの正統な後継者という感じがする。





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Last updated  August 14, 2016 01:06:32 PM
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