† Red Riot †
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
【ブログ移転のお知らせ】本ブログは2016年4月よりライブドアへ移転しました。いずれ完全に閉鎖しますので、今後は下記URLにてご覧いただくよう宜しく御願い致します。http://blog.livedoor.jp/glico_ageha/archives/5201306.html第33回藍のまち羽生さわやかマラソン大会 完走記兼備忘録。天気:曇気温:6.6度風:東1.4m/sシューズ:asics / ターサージール2走前の体調:絶好調 (疲労は抜けてて不安要素無し)走前の意欲:最高 (これまで自信に溢れた大会は初めて)羽生ハーフマラソン、完走しました。ハーフに出場するのは去年のさいたまシティマラソン以来で、実に13ヶ月ぶり。その間フルを3本走ったけど、ハーフは全然出ていなかった。あれからどのくらい成長したのか、全然進化していないのか、腕試しのレースでしたが、、、。結果は1'22'40(グロス)。1'22'38(ネット)。でした。種目別順位は29位/331人。総合順位は49位/1180人。ネットタイムのPBは6分19秒の超大幅更新です!!^^ガーミンでのラップは以下の通り。3'36-4'01-3'54-3'55-3'573'55-3'59-4'03-4'00-3'563'57-3'59-3'57-3'58-3'584'05-3'57-3'58-3'58-3'57-3'36手元の距離計測は20.99kmでしたが、誤差の範囲ですかね。一週間前にキロ4ペースの10km走→1kmのレストjog→キロ4ペースの5km走というセット練習を成功させていたので、PB更新の自信はありました。むしろPB更新は必須で、フィニッシュまでキロ4で押し切って85分カットが現実的な目標でした。しかしこれほどまでに自信を持って挑んだレースは、今回が初めて。年末辺りから次男出産の臨月に入って練習量を徐々に減らし、一月中旬に無事出産。しかし一月末にインフルエンザに罹患し、本格的に練習を再開したのは二月中旬から。再開後からはいままでよりも練習量を増やして急造で仕上げましたが、一ヶ月ちょっとでいい感じに調整出来たと我ながら思います。前日は23時半前には就寝。5:40のアラームで起床するも、いまいち良くない目覚め。身体が重たい訳では無かったが、テンションはあまり上がらず。レース当日にも関わらず、変に落ち着いていた気がする。食事をしながらトイレを促そうとしたけど、何故か起き抜けに軽量化成功。^^vゆっくりとリラックスしながら、嫁さんに作ってもらっていた梅干しオニギリ2個と100%のオレンジジュースを食べる。寒さも考慮して、ウェアは沢山のパターンを用意していた。しかし金曜日に初代チームユニフォームが届いたばかり。何を着ようか迷っていたけど、ユニフォーム製作PJの発起人から「着るべきでしょう!」の言葉を貰い、チームユニ着用を最優先に考える。寝室の嫁さんに声を掛け、出発。自宅から会場まで、道なりで42km程。朝だから道も空いているはずだし、小規模大会なので会場付近も混雑はしていないはず。6:50に出発し、R122をひたすら北上。予想通り道中はスムーズで、OS-1をチビチビ飲みながら1時間ちょいで到着。エントリーを早くしていたので、駐車場は最も良い会場の公園内の駐車場が割り当てられた(無料)。駐車場に入る際に誘導員に駐車場Noが記された参加証を見せようとしたけど、ノーチェック。あんなズサンな管理で大丈夫なのだろうか、、、?駐車場の埋まり具合はまだ3割くらいで、皆さん比較的ゆっくりな印象。先ずは受付を済まそうと、会場内を散策へ。駐車場の端にトイレを発見し、用を足す。そして受付完了。スタッフの女性の満面の笑顔と共に、ゼッケンを受け取る。同時にスタート地点の陸上競技場と、貴重品預け所の位置もチェック。大規模大会ではないので、会場もコンパクトでわかりやすい。クルマに戻って、ゼッケンを付けたりと準備を始める。外に出たら意外と寒くなかったので、ノースリーブ+短いランパンのチームユニフォームで走ることを決める!一通り準備を終えたら、パンフレットを眺めながら最後のオニギリを食べてリラックス。暖かい車中で時間を潰せるので、クルマで参加する大会は良いな。ユニフォームに着替えた上に、上下のスウェットを着て軽くウォームアップ。100mくらいのウインドスプリントを2本流し、開会式が始まった会場へ。市長とかのお偉いさんの話を聞き、その横に並ぶゆるキャラを眺めてクルマへ戻る。その途中で、最後のトイレへ。スタートまで残り20分くらいになったので、クルマから出陣。鍵や財布を預けて(無料)、いよいよ会場へ。その間にジェルを補給。しかし公園内のどこを探してもゴミ箱が無い、、、。スタッフの女性に聞くと「ゴミ箱は無いです。」の返答。でも「そのくらいのゴミなら、私が処分しますよ。」と神対応をしてくれた、、、。感謝です。(T-T)装備は、ウェアとランパンがadidasの黒いチームユニフォームに、asicsのショートタイツ。足元は真っ赤なasicsターサージール2。黒い手袋に、黒いcw-xのアームカバー。競技場のトラックには、すでに選手が並ぶ。1時間30分のプラカードの前、1時間15分のプラカードエリアの中央部からやや後方に並ぶ。皆さん謙虚なのか、このエリアは人がまばらでスカスカ。身体を冷やさないようにジャンプをしたり、関節を中心に準備運動をするも、震える程の寒さではない。スタート直前にアナウンスと共にハーフの招待選手の大東文化大と平成国際大のランナーが現れて、最前列に並ぶ。指示によってスタート地点まで進み、ランナー間の隙間を埋める。最終的にスタートラインから5列目くらいの位置になった。そして号砲!!今回のプランは、15km地点まではキツかろうが何だろうが、何が何でもキロ4ペースで突っ込むこと。一週間前の練習で出来ていたので、いつも通りの走りが出来れば大丈夫な無理のないプランのはず。本当の勝負はそこから。余裕があれば上げれば良いし、ペースを乱したくなかったらそのままいけば良い。キツかったら多少落としても、目標の85分はギリギリ切れるはず。終盤にズルズルと泥沼の様なペースダウンは避けたい。最悪のケースは、キロ4ペースが15kmまで持たないこと、、、。どうなるかわからんけど、とにかくやってみる。いままでの保守的な「負けないマラソン」から脱却し、「攻めのレース」を展開してみるべし!いきなりペースが合わないランナーが数人居たけど、すぐに交わしてほとんどストレスを感じずにスタートが切れた。先ずは競技場の土のトラックを3/4周。ここで招待選手の大学生と並走。箱根駅伝でよく見るユニフォームと一緒に走れて、ちょっと感動。笑競技場から出て、公園からも出て、市街地へ。まだ抜いたり抜かれたり、落ち着かない感じ。スタート時に見掛けた、レッサーパンダの様な尻尾を付けたランナーにも抜かれた。しかし気持ちは驚く程リラックスしていた。脚も身体も肺も、よく動いている。始まったばかりだが、かなり好調だ。中学校の前では、吹奏楽部が演奏。Xの「紅」やエヴァンゲリオンの曲が流れ、世代的にテンション上がる。緊張はしていなかったが、口の中が乾燥してパサパサになっていた。口の渇きよりも呼吸を優先して、今回の大会は花粉症の薬を服用して臨んだ。早くもこのデメリットが出てしまったようだ。喉や口が張り付くような感覚が不快に感じる。しかし3.5km地点で、給水所発見。迷わず受け取り、喉と口を潤す。噂通り、不味い。笑4km付近で、途中から先行を許していたトップの女子選手のペースが落ちてきて、追い抜かす。背中にポカリスエットのロゴが大きく入っていて、大塚製薬の選手なのだろうか?その直後に東北自動車道を跨ぐオーバーパスが登場。このコースに2ヶ所あるアップダウンの1ヶ所目。傾斜は緩やかで、キツくはない。普段の坂道練習に比べれば大したことはなく、難なく乗り越える。そして第一折返しポイントを通過。ここらで、周囲の選手の顔触れは固定されてくる。選手もかなりバラけ、抜くことも抜かれることも無く、ほぼ一人旅に。10数m先を走る、全身黒のウェアのランナーの背中をターゲットにひた走る。ペースが同じで全く差は縮まらないが、淡々とロボットの様に無心で進む。5kmを通過しても、順調にキロ4より速いペースで刻めている。脚も呼吸も全然苦しくない。むしろ超余裕だ。7.5km地点で、2ヶ所目の給水所。テーブルに沢山置かれていたが、ボランティアの男子小学生がコップを持って手を伸ばしていたので、彼から受け取る。しかし手を滑らしてしまい、コップを落としてしまった。すまん、少年よ、、、。その先のテーブルに、この様子を見ていたおじさんスタッフが「落としちゃって仕方ないなぁ~」って感じの笑顔でコップを差し出していたので、今度は無事に彼から受け取る。家族とよく遊びに来る「さいたま水族館」の脇を通り、見慣れた風景の中を走る。ずっと前を走っていた黒づくめランナーとの差が徐々に狭まってきて、長い直線でついに捉えて抜かす。次はその遥か先を走る、全身朱色のウェアのランナーをターゲットにする。いままでのハーフの大会では、周囲には沢山のランナーが走っていた。しかし今回は前にも後ろにもほとんどランナーは居らず、本当に一人旅。大会規模が小さくて参加者も少ないってこともあると思うけど、今回はそれだけ速く走れている証拠でもあるだろう。10km地点を越え、中間点の看板も越える。ペースは落ちないし、まだまだ余裕だ。このまま行けば、今回はもしかしたらスゴいことになるかも知れない、、、。そんなことを考え始め、不審者の様にニヤニヤしながら走る。スカイスポーツ公園の脇を曲がり、西へ。土地勘の無い場所だけど、コースマップはしっかりと見てきたので自分がいま居る位置は頭の中でイメージ出来ている。しばらく走ると、東北自動車道の側道を南下するはず。その手前に3ヶ所目の給水所があり、ポカリを受け取る。かなり薄められていたけど、水よりはマシ。東北道が見える前の神社の鳥居付近で、朱色のウェアのランナーを捉える。そして東北道の側道に入った直後に追い抜く。彼が背後に回ると、辛そうな息遣いが聞こえてくる。「随分キツそうじゃないか、、、。オレはまだまだ超ヨユーだぜ。」と心の中で囁く。沿道の声援に手を振ったり、ハイタッチしたり、会釈したり、本当に余裕で楽しく走れてる。朱色の彼の前には、グレーのランナーと赤いウエストポーチのランナーが狭い間隔で走っている。15km地点付近で、グレーのランナーを交わす。そして第二折返し地点の手前で、ウエストポーチのランナーも抜かす。この二人は、それまでの黒と朱色の二人とは違って比較的近くに居たので、アッサリと抜かせた。折返し直後に、最後のオーバーパスが登場。左手にセブンイレブンがあり、その先に緩く長い登り坂が伸びる。ストリートビューで確認していた風景そのままだ。この坂道のふもとは、恐らく16km付近。キロ4ペースでは未知の領域に突入している。そんな中での登り坂。ここを無事に乗り切れば、このレースは成功する。レースの命運を握る境界線だと考えていた。しかし不安など微塵も感じず、余裕でクリア。脚も呼吸もまだ余裕だし、何よりもスゴく楽しく走れている。オーバーパスを登り切り、下り坂を広いストライドで快走する。ここで「今回のレースのタイムはとんでもないことになる、、、。」と確信する。「一体オレはどうなってしまうんだ、、、?」というのが正直な感想。オーバーパスを越えると、道の脇から見知らぬ選手がドンドンとコースに合流してくる。時間差でスタートをした10kmの部門のランナーたちだ。一気に人口密度が増える。今まで一人旅で黙々と自分のペースを刻んでいたので、突然ペースが乱される感覚に陥る。追い抜かれる度にハーフのランナーかどうか、胸のゼッケンの色を確認しようとするも、全然見えない。とにかく惑わされぬよう、心を落ち着ける。しかしいま思うと、ハーフの選手には一人も抜かれていないと思う。そんな中でも次第に周囲の顔触れも固定されてきて、落ち着く。皆キロ4ペースを刻んでいる。残り4km、3kmと看板を通過し、田園風景から商業地へと景色も変貌する。それと同時に沿道からの声援も増えてくる。まだ声援に応える余裕もある。沿道の男子小学生の頭をポンポンしたら、スゲー喜んでくれた。笑長かった直線を左に折れる。いよいよクライマックスだ。しかしペースを乱したく無かったので、無理に出力は上げない。徐々にギアを上げていくイメージで。そして再び直角に折れ、その直後にまた直角コーナー。レース開始時に走った、見覚えのある道だ。正面にはスタート/フィニッシュ地点の公園の木々や施設が見える。ついにここまで来た!プラン通りどころか、プラン以上のタイムで走れている。あと1km、悔いの無いように出し切れ!!!ユニフォームの胸に刻まれたチーム名の文字を見ると、力が湧いてくる!!仲間の顔が、頭に浮かぶ。いままさに、他のメンバーは横浜や古河はなももで走っている。場所は違えど、心は一つ。最後まで恥の無いレースにしよう。公園の手前でペースを上げ、このレースで初めて呼吸が大きく乱れる。陸上競技場の観覧席の裏をグルッと回り込む。「コースマップではすぐに競技場に入るはずだったのに、話が違うじゃないか!」って思ったけど、もう関係ない。最後だから、とにかく出し切ろう。トラックに入り、出力をMAXに。ハーフの選手だか10kmの選手だか5kmの選手だかわからんが、とにかく目の前のランナーを抜かしまくる。ラストで抜かれなかったレースは今回が初めて。さすがにゼエハアはしたけど、悶絶することはなく、ついにフィニッシュ!!!物凄い達成感。ガーミンを確認すると、1時間22分台の表示が目に飛び込む。本当にとんでもないタイムを叩き出してしまった、、、。ビックリし過ぎてしまったのか、いつも恒例のコースへの一礼も忘れてしまった。苦笑いつもみたいなヘロヘロなフィニッシュでは無かったので、スタスタと歩いてチップ回収。参加賞のトレーナーとポカリを受け取る。そして完走証を発行。前の選手は他の部門で入賞したらしく、ピンク色の紙も貰っていた。いつかは私も、、、。そのままの足で貴重品を受け取り、身体が冷える前にクルマへ。感動のあまり、クルマのボンネットの上に完走証を置いてすぐに記念撮影。笑車中で着替え、トイレを済まして顔を洗い、またクルマへ戻る。家族や仲間に結果報告をし、会場を後にする。帰り道は埼玉銘菓の五家宝と十万石饅頭を家族へのお土産として購入。牛丼が食べたくて道中探すも全然見付からず、結局地元のすき家で食事。帰宅後はダメージも疲れも無く元気そのもの。会心のレースの後はダメージが少ないというのは本当らしい。しかし夕方頃には徐々に疲れが滲み出て来て、夜は布団に入った後の記憶が無い程に爆睡。レースから一夜明けて、身体や脚、内臓へのダメージは驚く程無い。もしろん疲れはあるけど、筋肉痛すらほとんど感じない。関節や足の裏の痛みも皆無。良い走りが出来た証拠でしょう。一度このタイムを出してしまったからには、次からは更に上を求められる。素晴らしいタイムと賞賛していたのはその日までで、これからはそれが普通であり、底辺になる。次のハーフの目標は、80分カット。かなりハードルを上げてしまったけど、やるしかない。昨年初めてハーフで90分を切った時、これからの記録更新はかなりシビアになると感じていた。一度絞った雑巾の水分を更に絞り出す様な、ジリジリとした記録更新を続けていくものだと覚悟していた。しかしここで、一発での大幅更新。更に最後の公園に入るまでは息切れもせず、プラン通りどころかプラン以上の走りを落ち着いて出来た。3:55/kmペースでも余裕を持って走り切れたことは大きな自信になる。自分をかいかぶる訳ではないけど、記録はもっと伸ばせる感覚はあります。次のレースは来月のかすみがうらマラソン。今シーズンの集大成のフルマラソンになる。ハーフは驚きの結果が出せたけど、フルはまた別世界。まだサブ3.5の実績しかないので、謙虚に堅実に臨みたいと思います。総括として、この羽生の大会は本当にフラットで走りやすいコースでした。基本的に景色は田園風景ばかりで変化に乏しいものでしたが、嫌いではなかったです。声援も都市型の大会とは違って少なかったけど、その分温かみを沢山感じました。33回の開催実績もあり、運営も問題なくスムーズだったと思います。そして規模も大きくないので、快適でした。近所で第一回となる久喜マラソンが同日に開催され、地元の川内もそちらに出場するってことで、ランナーの奪い合いになった様子。しかし大会規模はこのくらいが良いのかな?って思いました。素直にまたリピートしても良いな~。と思える大会でした。クルマで行けるのも大きいかな。最後に、大会の運営に携わってくれたスタッフやボランティアの方々、寒い中応援を送ってくれた沿道の方々、交通規制などの協力をしてくれた近隣住民の方々、一緒に走ったランナーの方々、チームや知り合いのラン仲間、そして普段から協力してくれている家族のみんな。本当にありがとうございました。これからもまだまだ頑張ります。
2016.03.15
コメント(1)