昨日、今日とお休み。
昨日、ちょっと離れたお店へと原チャでGo
お店に入った瞬間から電動車いすのおじちゃんが目に入った。
お店の中を回るといやでも目に入る。
連れもいず、一人で買い物をしていた。
『私には関係無い』と無視を決め込んだ。
しばらくしてレジに行こうとしていたら、さっきのおじちゃんがふりかけのコーナーに居た。
棚の上のほうのふりかけに手が届かなくて背伸びをしていた。
おじちゃんの向かいにはレジがある。
でも暇そうなレジのおばちゃんは気づかないのか、気づかないフリなのか・・・。
仕方なく、走っていって「これですか?」って取ってあげた。
おじちゃんはちょっと驚いて「ありがとうございます」って言った。
いえいえ、普通の行いです・・・って思った。
これ・・・私の「根っこ」にあるものと感じた。
いえ、親切心とかではなく、周囲を見渡す癖ってこと。
以前のホテルに居たときも、館内のことが手に取るようにわかるとこがあった。
自分が見えない場所でも、『厨房は今こんな状況だ』『宴会場はそろそろ終わる頃』『レストランは最期のお客様の入れ替えをしているはず』って。
玄関を入ってきたお客様にはいち早くチェックを入れるとことか・・・。
何か起こったとき、『あの時入ってきた方では?』って気づいて、いち早く行動するようにみたいな。
そして今日。
別に急ぐ用事ではなかったけど、銀行へ通帳の記帳に行った帰り。
銀行の駐車場に入る車の渋滞に引っ掛かり、減速すると、数台前で大きなぶつかる音。
車の列から左に顔を出すと、歩道に黒いメットをかぶったおにいちゃんが転がってた。
『ありゃ、事故』
銀行の後に寄ったコンビニに、10台近いバイクが停まっていて、直前に山へ向かって走り去っていくのを見た。
『さっきの集団の最後の人か?』
見ていると、車の後方にぶつかったようで、でもぶつかられた車の運転手も、その後ろの車の運転手も誰も降りてこない。
『くっそ~!』と思いつつ、歩道に乗り上げて、お兄ちゃんの元へ。
おにいちゃんは「う~」って痛そうな唸り声。
「大丈夫ですか?聞こえますか?」
大きな声で呼びかけると、かすかにうなづく。
やっと周囲の運転手が下りてきたので、
「救急車を呼んでもらえますか?」
女性の一人にお願いした。
すぐ救急車が来て、だいぶして警察が来た。
警察が来るまで3人で話していると、
「ぶつかられた人(運転手)が車から降りてこないなぁって思っていたら、この方(私)が歩道からぎゅ~んって駆けつけて、お兄さんに「大丈夫ですか?!」って大声で聞いてて、すごい~って思ったわ!私だったら、呆然としてしまう!」
「私も~!なんか慣れてる~って感じだった!」
慣れてる?
いえ・・・お年寄りの方が以前勤めているホテルには多くこられていたので、その対処方法が自動的に身についたというか・・・・。
やはり「サービス業は天職」なのかなぁ・・・今の仕事、合ってないのかなぁ・・・や~っと楽しくなってきたのになぁ・・・。
私の休みの日に限ってこういうのって。。。。よくある。
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