GO GIRL!

GO GIRL!

映画


これから観る方の為にストーリーはほとんど解説してません、はい。


カラーパープルカラーパープル

The Color Purple(1985)


やる気が出る度★★★★

これはねー、テーマ的にはかなり重いです。
ウーピー演じる主人公は少女期には父親に性的虐待を受けその上子供まで2人も産む。
しかもその子供達を売られてしまう。
好きでもない男に無理やり嫁がされ、妻というよりメイドのような扱いを受けるのね。
唯一大切だった妹とも離ればなれになって、
もう彼女は誰からも愛される事なく人生の半分以上を生き、
本当に毎日を生き抜くだけの生活。
それでもその後、鬼旦那がメロメロになってる
とっても美しくてバイタリティのある旦那の元彼女と出会う事で彼女の人生は変わって、
最後はハッピーエンドなわけだけど。
この時代に黒人で女性である事がどんなに過酷だったか、
その中で彼女達が生き抜いていく姿にとっても感動したし、
人間どんなにドン底でも希望と尊厳は捨てちゃいけない、と感じる作品。
原作とはかなりニュアンス違うけど、それとは別として良い映画だと思う。
静かなトーンの長い映画なのに、なぜか落ち込んだ時に観ると元気が出る1本。


Jerry

Jerry Maguire (1996)

結婚について考える度 ★★★★★

この映画は下手したら週に1度は観てるかも。
トムクルーズ演じる主人公はやり手のスポーツエージェント。
(プロスポーツの選手のチームとの契約やコマーシャル契約などの間に立つ人)
ゴージャスな家に住み美人のやり手な婚約者もいて、
とっても華やかな世界で絶好調だったんだけど、
とある事から勤務先の大手エージェンシーをクビになりフリーになるの。
ついてきたのは地味な事務員と落ち目の黒人プロフットボール選手だけで、
まあそれから色々あって彼は人間的に成長するって話なんだけど。 
この映画の何がいいかって、台詞。あと結婚生活の本質を問うところ。
結局その事務員と彼は結婚するのね。彼女は26歳の子連れの未亡人。
でも彼女はふと彼が自分と結婚しても自分を心から愛してないってことに気づくの。
惚れきってる理想の男の妻の座を手に入れてるのに、彼女は自分から離婚を切り出す。
その時トムクルーズ演じる主人公が、「何が不満なんだ?俺のSoulでも欲しいっていうのか?」って言って、
彼女が「当たり前じゃない。私にはその価値があるのよ」って切り返す。
「彼は素晴らしい父親で夫で、そして私の事を大好きなの。(Loveじゃなくてね)
そして何十年もお互い礼儀正しく暮らす、そんな事に耐えられるように私は出来てない」
結婚して安定するのと、愛がない生活に慣れてしまうのはちがう。
彼女の凛とした姿に結婚の本質を考えさせられた。
この映画には他にもトムクルーズが彼女に言う「You compleet me」や
彼女がトムに言う超有名な「 You had me a hello..」など泣かせる台詞が盛りだくさん。
ちなみに奥さん役はブリジットジョーンズの日記のReneeちゃんで、
主人公に夫婦の愛を気づかせるフットボール選手はCubaG.Jrです。
あと実在の有名なスポーツエージェントがたびたび出てきてコメントするんだけど、最後に言う、
「私は人生を愛している、妻も愛している、皆さんが人生でこういう成功を収めますように」
っていう台詞もすごい好き。
成功を分かち合える愛する人がいて初めて意味があるんだよね、うん。


ILikeLike

I like it like that (1994)

やる気が出る度★★★★★

この映画は本当に観て気分すっきり頑張ろうって感じになれるんです。
NYのヒスパニック居住区の話で、主人公夫婦は若くて子供が3人いて経済的にも苦しい状態。
主人公は高校でてすぐにできちゃった結婚して、その後は旦那と子供3人の面倒を見る
いわば専業主婦だけをして暮らしてきたの。
でも旦那が停電のよる近くの電気店に強盗に入って投獄されてしまう。
彼がいない間、結婚指輪を質に入れたりフードスタンプとかもらいながら
なんとかやり抜くんだけど、どうしようもなくなって応募した仕事をGet。
それで彼女の人生が変わっていくって話なんだけど。
出てくる人がみんな明るくてパワフルで、アクセントの強い英語も、
スパニッシュまじりの会話も、映画全体がいきいきとしている。
それに一応ドラッグとかの問題もでてくるけど、いわゆるgettoムービーじゃなくて、
必死に生きてる人々の毎日がコミカルにスピィーディーにポジティブに描かれている。
主人公の若夫婦が、紆余曲折乗り越えて成長していくのに感動。
愛があったらお金なんて嘘っぱち!という気分の時に観たい1本。
あとサントラもすごく良いです。


MBetterLJ2

Mo'Better blues (1990)
Love Jones

恋愛について考える度 ★★★★★

どっちもまあ恋愛経験のある人なら誰でも経験するような事を描いてます。
色んな人と遊んで、本当に愛している人の大切さに気づき、
でも繰り返される駆け引きに疲れて...みたいなね。
そしてどちらも音楽が素晴らしく、おしゃれで、Sexyな映画です。
Love...で描かれてるシカゴのお洒落なナイトライフは必見。
(でもこの映画古いから今は又違うのかも)
映画館より、彼氏や旦那さんとカウチに寝そべりながら観たい1本。
私はもっぱら子供が寝た後お酒片手にすっかりChillして一人で観てますが、
おうちデートにもおすすめの2本です。


ステップSomeToTalk

えー、ここでありきたりですけどジュリアロバーツ主演のおすすめ5本紹介します。
だって彼女主演の映画はまず多い、したがって良いものも多いってことです。
だいたい私は彼女自身好き。大きい口も一歩間違えればお下品になる容姿も魅力的。
まず古い順に

Steel Magnolias(1989)  家族愛、涙度 ★★★★

南部のある家族の話。ジュリアは糖尿病を持つ新婚の花嫁。
病気上の理由で禁止されてたのに出産して最後は死んじゃうの。
彼女の死を通して彼女の家族やそれをとりまく友人達は自分の人生を考えていく。
病気の娘を最後までサポートする母親の姿や、それぞれ問題を抱えながらも生きてい人々、
悲しくても辛くても人生は続く、そして命の鎖も続いていく。
そんな事が南部の美しい情景と共にゆったりと描かれていく。
ティッシュをご用意して観てね。

Something to talk about(1995)  結婚を考える度 ★★★★

これはねーテーマが旦那の浮気。しかも他の女にキスしてるとこ見ちゃう。
なかなか帰ってこない旦那を待ちきれず、
旦那がいるバーにナイトガウンのママ子供つれて行っちゃうとことか、
実家に帰っても親にイヤミ言われると事か、現実的。
父親の浮気を知ってて何もしなかった母親に対して持っていた感情を
ジュリアがぶちまけて、お母さんも今更??お父さんにキレたりとかさ。なんか実際にありそう。
でもしっかりものの姉やお母さん、分からず屋だけど本当は優しいお父さんに支えられて、
彼女が出した決断とは??結婚を通して自分も成長していくんだって分かる等身大の1本。

My best Friend wedding(1997) 愛はプライドより強し度 ★★★★★

これもね、私にはすごく共感できる映画。
ジュリア扮するNYのバリバリキャリアウーマンは実は大学時代の元彼にまだ夢中。
本人もその事に彼の婚約を知って初めて気づく。
彼の婚約者はキャメロン ディアズ扮する美人だけど頭悪そうな、
いわゆる若くて従順でお嫁さんにしたいタイプでジュリアとは正反対。
だからジュリアは元カレを取り戻すのなんて楽勝だと思ってる。
自分は彼のベストフレンドなんだからってね。
でも本当に愛した相手には時にはプライドなんて捨てて、メロメロ状態を見せた方が勝ち。
婚約者は馬鹿なんではなく、彼への愛以外に守るものなんてない捨て身なだけなのよね。
駆け引きせずに愛してるなら愛してるって言わなきゃ、愛してるって見せなきゃ、
失われたときは戻らないんだ。
やっぱり一度別れたら復活愛は難しいのね。
以前同じような事があったので、観る度に反省する1本。

Step MOM(1998) 母親として考えさせられる度 ★★★★

自分が別れた旦那は超若くて美人な女と結婚予定で、しかも自分がガンだって告知されたら??
私はどうするだろう?絶望にうちひがれて孤独に死んで行くのかな?
ジュリアがその若い婚約者。スーザン サランドンが死んでいく元妻。
でも元妻は自分が死ぬ前に子供達と前夫と自分の輪の中にジュリアを入れていく決心をする。
愛する前夫と子供達の今後を任せる為にね。
すごく切ない。私にも同じ事ができるだろうか?
人間で来てないから多分無理だな....
母親の愛の深さに感動な1本。鼻水出すほどの大泣き度も高し。

Erin Brocovich(2000)  ガッツだぜ!度 ★★★★★

元プロムクイーン、ミスコンクイーン。でも今は離婚経験多し、子供3人、貧乏な主人公。
交通事故がきっかけで知り合った弁護士のオフィスに乗り込んで、興味を持ったケースに
勝訴して多額の賠償金を取った。本当にあった話。
子供3人抱えて学歴もない彼女が、パワフルに人生乗り切る姿に感動。
本当にあった話と聞いてもっと感動。
純粋にガッツのある人間には人もついてくるし幸運が訪れる。
険しい道も信じて進んでいくのみ。子持ちでどん底でも希望あるのみ!
弱気になった自分に喝!な1本。


BELLYベイビーボーイTwoCanPlay

お次は軽くミュージックビデオののりで観れる、友達が家に遊ぶに来ている時なんかにPlayしてるもの。
でも内容キワドイのものもあるので子供の教育上もうそろそろ観る時を選ばないと、かも。

Belly(1998)Baby Boy(2001) Two can play that game(2001)
お洒落度、ブラック度??  ★★★★

Bellyはドラッグディーラーの話。でも映像がかなりお洒落でやばい。
出演もNAS,DMX,T-BOZと、HipHop度かなり高し。
クラブに行きたくなる1本。

BabyBoyはタイリース主演のこちらもブラック度高し。
タイリースはママと実家に暮らし、GFの車を乗り回すダメ男ちゃん。
こういう人多いよね、しかも本命の彼女との間に1人、もう一人別な女との間に子供がいる。
もち未婚。彼女ともFワードバリバリの喧嘩ばっかり、しかも原因は彼の女関係。
そんでフラフラ定職もないわけさ。浮気ばっかりだしさ。
あーもうありがちすぎる!まあタイリースほど良い男ってのはなかなかいないけどさ。
そんな彼が色々乗り越えて男になっていく物語。客演でスヌープも出てる。
それにしてもタイリースのママ役、若い!きれい!露出度高し!
まあ私の義母も17歳で主人を産んだから、映画でのタイリースが20代前半だとして
彼女は40前??あり得るなー。しかもママのBF恐すぎ!
あーアメリカだわねーと現実味のある1本。

Two can~は私の師匠、Vivica姉さん主演の恋愛バイブル的映画。
しかも競演はあの、モリース チェスナット!!あーたまらない。
恋愛の駆け引きを描いてるんだけど、出演者のファションも可愛いし、テンポもいいから
かるーく観れる。


patchdaddy

Patch Adams(1998) Daddy daycare(2003)

ほのぼの→笑って→ジーン度 ★★★★★
色んな事に疲れてるのに抱きしめてくれる人がいない夜に..

Patch Adamsは実在する人物。笑いも立派な治療だと言う信念を貫いて、無料の診療所なども設立した人。
なんか最近サイコな役とかもやったけど、わたしはやっぱりこういうほのぼの系ロビンウィリアムズが好き。
人からなんと言われても自分が信じた事をやり遂げる、みんなと一緒でなくてもいいんだ、
1人でも信念の為に体制に立ち向かっていく強さの大切さを教えてくれる1本。

Daddy daycare うちの主人もそうなんだけど、育児を手伝わないってパートナーを責めるより、
彼らにも子供と過ごす時間をもっと与えれば、父親だって子供への愛情はめちゃくちゃ強いから
けっこうなんでも出来るようになるんだよね。この映画の主人公も会社定職かクビになって
初めて息子と2人で毎日過ごすようになる。
少しでも収入を、と自宅で始めたdaycare。慣れるまでのハチャメチャぶりが他人事でなく笑えた。
会社に復帰できるチャンスが訪れるけど彼が選んだのは..?
協力してくれる家族あっての自分です、パパありがとう、な気持ちを忘れた時に観る1本。


JQi am samLoosing

John Q(2002) i am SAM , Losing Isaiah(1995)

育児ストレス解消度 ★★★★!!

この3本はあーもういや!と子供から離れてトイレに閉じこもりたくなるような日々に観て欲しい
きっと子供へのいとおしさが100倍戻ってくるよ。

JohnQ 
デンゼル扮する主人公は労働階級の生活苦しい一家の主。
貧しいながらに家族は平和に暮らしてる。でもそんなある日大事な息子が少年野球の試合中に
倒れてしまう。運ばれた病院で両親が告げられたのは息子の重度な心臓欠陥。
今すぐにでも移植が必要。でも彼の保険はそれをカバーしてない。
この家族に多額な移植費用を負担できるはずもなく、そこで彼が取った行動とは?
病気の子供の姿を見るのが親には一番辛い。
予防接種で泣き叫ぶの見るのすらいやなのに、点滴したときは涙が出たのに..
このままではこの子は死にますって言われたらどうする?
子供の為に死ねますか?この映画の中で主人公が言う
I AM NOT GOING TO BURY MY SON! MY SON IS GOING TO BURY ME! は私
まんま使わせていただきます。
こんな状況になったら私もきっと同じ事するだろうなー。

i am SAM  
この映画観てガツーンときた。
良い親である判断基準てなんだろう?子供が親に一番求めてるのって何だろう?
主人公は知的障害者。8歳くらいまでの知能しかない。
ホームレスとの間に女の子をもうけるが、その女に逃げられ、子供を置いていかれる。
それで彼は必死にその子を育てるのね。
彼がその子に与えられるのは愛だけ。でもその愛が半端なく深くて純粋なんだよね。
娘はすくすく成長して頭も良くて、でもだから福祉事務所は彼から彼女を引き離そうとする。
別の普通の家族に育てられた方が彼女の為だってね。
でも彼女にとっては彼しか親じゃないし、彼の愛だけが彼女の求めてるものなの。
この映画副題がLove is all needっていうんだけど、まさにその通りだと思う。
子供は純粋だからFakeは通じないんだ。そのかわりダメな親でも大人が思うよりずっと子供は愛してくれているんだ。

Losing Isaiah
主人公のハル ベリーはヤク中のホームレス。
新生児の子供を、薬を吸う為にその間だけとゴミ箱においてしまう。
その後その子は発見されて病院に運ばれ、そこの裕福な白人ソーシャルワーカーの養子になる。
ところが逮捕された主人公が更生施設で更生した後社会復帰し、そこで捨てた我が子が生きている事を知る。
この話、ほんと切ないの。だって養子とはいえこのクラックBabyの子を里親は必死で育ててきたんだよ。
黒人の子だし、家族の反対もあったのにね。
更生したとはいえ一度でも子供をゴミ箱に捨てた女になんか返したくないよ。
その彼女の気持ちも分かるし、更生してなんとか子供に償って生きようとする主人公の気持ちも分かる。
さらにその子にとってももうその白人女性がママなのね。引き離されてパニックなの。
別れ際にもらった里親の髪飾りを握りしめて泣きながら眠っちゃうほど、彼女が恋しいの。
当人達は最初すごく反発しあっているんだけど、最後は子供の為に協力するのね。
愛の深さに血のつながりや人種の違いは関係ないんだ。
絶対に離さないからね、とこの映画を見た後はハグしすぎて子供がビビッてました。


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