とても胸に響くいい話ですね、GOLAさんの感想文が(^^)
ご家族への愛ある気持ちと、この小説の読み応えがとてもしっかり伝わってきました。
『卒業』読んでみようかな。

以前にも書きましたが、私は母との関係がずいぶん長いこと上手く築けていませんでした。正直今でも微妙な時があります。でも、2年前に母が入院して身体が不自由になったときから、一緒に過ごす時間がものすごく増えたので会話が格段に多くなり、関係がかなりいいほうに変わってきました。人生のきっかけってありますね。
(2007年08月03日 12時57分10秒)

大人の読書感想文

大人の読書感想文

PR

×

プロフィール

GOLA

GOLA

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

国民洗脳からの覚醒!@ Re:はだしのゲン(08/06) 馬鹿メディアである、テレビ、新聞、出版…
わかりません@ レス 逝ってよし+.(・∀・).+☆ http://jn.l7i7…
にゃん@ ちょいまち 女ヤッて金もらえるの?(´-ω-)☆ http://kt…
みんな集まって♪@ みんな集まって♪ みんな集まって♪みんな集まって♪みんな集…
すぐに遊べるゲーム@ すぐに遊べるゲーム すぐに遊べるゲームすぐに遊べるゲームす…

カレンダー

バックナンバー

2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2007年08月02日
XML
テーマ: お勧めの本(8116)
カテゴリ: 大人の読書感想文



自分の親には感謝の念を持っているけど、感謝の言葉が
なかなか伝えられない方。

そんな人に読んでもらいたい。そうでない人にももちろん
よんでもらいたい逸冊、重松清の「卒業」です。

「まゆみのマーチ」「あおげば尊し」「卒業」「追伸」の4つ
の短編を一冊にまとめた物語です。タイトルは卒業となって
いますが、儀式としての卒業式という意味を内包した、広義
の卒業がテーマとなっており、4編とも肉親との死別が基本設定


この4編の中でも特にぐっと来たのが「まゆみのマーチ」でした。
遠く離れた故郷で、死の間際にいる老いた母の見舞いに帰る中年
の男性と、男性の妹が病院で語り合う、親の思い出。まじめで
優秀だった兄と、幼い頃から自由奔放に生きてきた妹。ふたりが
感じてきた、家族への想い、家族への愛情、葛藤が、母の死を
前にして交錯していく。

自由奔放に生きてきた妹のまゆみの記憶に深く刻まれたトラウマと、
母が歌ってくれた「まゆみのマーチ」。この「まゆみのマーチ」が
泣けました。無垢な愛情表現が持つ、何よりも強いメッセージ。
「私はあなたが好きだ」と言われることで、大好きな母に言われる
ことで、辛い時期を乗り越えてきたまゆみの思い出話が、とにかく


あとがきに重松清自身が書いているのですが、「 流星ワゴン
の対となるような作品で、流星ワゴンが父と息子の話なのに対して、
この小説は母と息子、もしくは母と娘と、母への想いが綴られている。

幸いな事に僕の両親は健在で、今のところはとても元気である。

かなり良好で、月に2回くらいは一緒に食事をしたり泊まりに行ったり
しているのだが、学生時代から結婚前くらいまでは結構疎遠に
なっていた時期があった。ほぼ10年くらいだろうか、親と語ったり
することが殆んど無かった。無論、会話はするのだが、深い話は
避けてしまう。そんな関係だった時期が結構あった。親にきちんと
感謝の言葉を伝えることが出来たのは、結婚式の時に伝えた、
ただ一回だけだ。

このブログを読んでいらっしゃる方であれば、僕がとても親バカで
あり、またしょっちゅう親と一緒に過ごしていることをご存知だろう。
その行動原理として、根っこの部分の想いが、この「卒業」という
小説に詰まっている、「親への想い」「子への想い」と同じであった。
それだけに、他人事とは思えない物語に心を揺さぶられ、涙腺の
蛇口にたっぷりと錆止めを塗りたくられるような一冊となりました。

心の奥底に、まだ伝えられぬ気持ちを持っている方、
大好きなのに、逆の表現ばかりになってしまう方、
自分が愛されていなかったと思っている方、

是非読んでみて欲しい、逸冊です。

GOLA





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年08月03日 01時20分39秒
コメント(6) | コメントを書く
[大人の読書感想文] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:卒業(08/02)  
おはようございます。
若い頃って誰もがそんな感じですよ。
私も親や姉弟とそんなにコミュニケーションはありませんでした。嫌いじゃなかったのに。
その分、反動が大きいですよね。
GOLAさんと同じで超がつくほど子煩悩。(^^;)
そして、親に対しても素直になれているし。

それでは、週末まであと少し。お互いに頑張りましょう。(^^)

(2007年08月03日 04時04分27秒)

Re:卒業(08/02)  

Re:卒業  
kyohagi さん
うーんうーん、はっきり言って、GOLAさんの感想ですでに心が動いていますが、読んだら魂が揺さぶられそうで読みたくない気もします・・・複雑・・・。
GOLAさんは本当に良い方を奥様にされてますよ。なかなか結婚してからそういう交流は出来ないものです。結婚前に沢山おっしゃったでしょうが、釣った魚にも一杯愛情表現してあげてくださいね~。いいなっいいなっ(*^_^*)。 (2007年08月03日 15時53分56秒)

Re[1]:卒業(08/02)  
GOLA  さん
あっち27(^^)/さん
>おはようございます。
>若い頃って誰もがそんな感じですよ。
>私も親や姉弟とそんなにコミュニケーションはありませんでした。嫌いじゃなかったのに。
>その分、反動が大きいですよね。
>GOLAさんと同じで超がつくほど子煩悩。(^^;)
>そして、親に対しても素直になれているし。

>それでは、週末まであと少し。お互いに頑張りましょう。(^^)
-----
そうですよね。男はそんなもんですよね。
でも、何となくですが、今の自分って結構マイノリティー
なんじゃないかなぁと思うときもあり、ちょっと正当化
してみたかったというのも、実はあります。あはは。

GOLA (2007年08月03日 20時27分47秒)

Re[1]:卒業(08/02)  
GOLA  さん
かしわもちこさん
>とても胸に響くいい話ですね、GOLAさんの感想文が(^^)
>ご家族への愛ある気持ちと、この小説の読み応えがとてもしっかり伝わってきました。
>『卒業』読んでみようかな。

>以前にも書きましたが、私は母との関係がずいぶん長いこと上手く築けていませんでした。正直今でも微妙な時があります。でも、2年前に母が入院して身体が不自由になったときから、一緒に過ごす時間がものすごく増えたので会話が格段に多くなり、関係がかなりいいほうに変わってきました。人生のきっかけってありますね。
-----
ありがとう御座います。是非、読んでみてください。
重松清の小説は舞台が中国地方が多いので、広島弁に
かなり近いと思われます。そして、その方言がまた、
親近感が強かったりするんです。
僕も最後まできちんと話ができずにこの世を去った義父と、
できればちゃんと話をしたかったなぁという思いがあり、
そんなことを思い出しながら読んでいました。

泣けますよー。

GOLA (2007年08月03日 20時31分53秒)

Re[1]:卒業(08/02)  
GOLA  さん
kyohagiさん
>うーんうーん、はっきり言って、GOLAさんの感想ですでに心が動いていますが、読んだら魂が揺さぶられそうで読みたくない気もします・・・複雑・・・。
>GOLAさんは本当に良い方を奥様にされてますよ。なかなか結婚してからそういう交流は出来ないものです。結婚前に沢山おっしゃったでしょうが、釣った魚にも一杯愛情表現してあげてくださいね~。いいなっいいなっ(*^_^*)。
-----
釣った魚には、時折豪華なディナーを演出してますよ?
まぁ、新婚気分はすっかりありませんが、それでも家族として
仲良くって感じでしょうかね。

この小説、確かに重いテーマで、かなりウェットな
家族間のコミュニケーションを描いてます。なので、
読まれる方によっては、辛い部分もあるかもしれません。
重松清の小説が好きな理由として、「無理なハッピーエンド」
が無いということがあります。
ファンタジーが無い代わりに、言葉の重さや素晴らしさが
強いメッセージとして残ります。

もし気が向いたら、手にとって見てくださいね。

GOLA (2007年08月03日 20時37分22秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: