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火付け役となった映画「シュリ」

韓国情報部員と北朝鮮の工作員の戦いを描いた映画であり、
見所満載のアクションと切なく儚いラブストーリーで、見事に
観客のハートを鷲掴みにした映画。映画のタイトルとなっている
シュリは韓国と北朝鮮をまたがって流れる川に生息する淡水魚の
名称で、38度線を自由に行き来できるものの象徴として題名に
なっている。物語の設定はいつの日か「そんな時代もあったよな」
と思われるかもしれないが、今この時代においてはタブーに触れた

いる作品ということで、基本的には北は悪という設定ではあるが、
決して単純な勧善懲悪での悪というイメージでもなく、そこらへん
も結構うまい設定だったと思う。

話は変わるが、拉致被害者の会代表の横田さんが、10年間就いて
いた代表の座を本日お辞めになった。年齢的なものもあるらしいが、
ご本人としては以前からこのタイミングと決めていたようである。
奇しくも娘のめぐみさんが拉致されてから丁度30年という節目の日。
横田さん自身、今の状況は怒りと悲しみばかりしか感じられないの
ではないかと思われる。

アメリカは全く他人事のように、拉致は自国の対北政策とは関係
無いかのような話をし始めて、日本政府はこの日このような状況に

アメリカにとっては拉致事件など、単なる事件の一つでしかないの
だろう。だが日本人にとって、この拉致という問題はもっと感情的
な部分で納得ができないところだと感じている。おそらく、この
ような問題は日本や韓国などは過去の因縁を抜きに語ることは
できず、恐らく北朝鮮にとっても同様なのではないかと思われる。

その個々のひとつひとつが絶望的な悲しみを持っているからこそ、
感情的に納得ができないのではないかと思う。

何ら解決の糸口は見えていないが、事件がまだ続行中であるという
認識は忘れてはいけないと思う。終わった事件ではないのだ。
過去のものとしてしまうには、あまりにも納得できる状態ではない。

GOLA





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最終更新日  2007年11月16日 00時57分53秒
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