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矢神りな
書籍名:誘惑は蜜の味
出版社:リーフノベルズ
感想:
大学生の大和は外見はモテモテ系であるが、軽いノリの恋愛に抵抗を感じている。ある日、友達の家を訪問した時、シャツ1枚で家の中をうろつく綺麗なお兄さんに目が釘付けとなった。友人の兄である蒼一は黒眼が大きくて、しっとりとした肌、可愛い仕草でいて、清楚。しかし蒼一は清楚とはうらはらに大和を誘う。大和は蒼一に誘われるように彼を抱くのだった。
今回は、私の好みからはちょっとずれてました。残念。
大和のような男の子は好きです。年下であることにコンプレックス抱いて、文句言いながらも相手の世話をする、いい男の子です。料理も上手のようだし。今時の若い男の子だし、頼りがいがありそうで、ない感じ。蒼一に振り回されながらも、一途に突っ走る。大和の方がよほどかわいいですね。
反対に受けの蒼一は、ちょっとなぁ。
私のツボからは大ハズレというか・・・こういう人を誘い受けっていうのだよね?
蒼一って女性設定でも何の違和感もなく読めるのですよ。男である必要がないような気がする。なんでこういうキャラで男なんだろう?まあ、BLだし、リーフだし、男同士の恋愛でエッチも2回以上ないといけないそうだから、出版者的にもBLというカテゴリーからも男である必要性はあるのでしょうが、ただの本と見た場合、蒼一が女でも一向にかまわないと私は思います。
大和を覗き込むようににして見上げる黒眼、清楚という表現、アイスクリームをほしがる、ふわりとした微笑・・・28歳って、こんな感じ?
全てをリアルに表現するのがいいとは思わないけど、現実離れしてると、私には拒否反応が出ちゃうのですねぇ。
蒼一の弟も登場するのですが、彼もちょっとヘン。そんな弟いるか~?って感じです。
大和の絵、精悍な感じで好きです。
評価:D
エッチ度 ☆☆★★★
感動度 ★★★★★
ワクワク度 ☆★★★★
夜光花
書籍名:
月を抱いた
出版社:竹書房 ラヴァーズ文庫
内容:
本橋直樹は幼馴染の高村了から身を隠して暮らしていた。了を嫌っているのではない。そんなことよりも直樹には、了に知れることを恐れる過去の秘密があるのだ。しかしバイト中、偶然にも了と再開する。4年ぶりだった。やっと捜し求めた直樹を了は離そうとしない。引きずられるように関係を再開する直樹。封印していた過去が郷里の土地開発で暴かれようとしている。直樹はその秘密を消滅させるべく行動を起こそうとする・・・
感想:
最初はだるかった。主人公の直樹がにえきらない。了は執拗に直樹を求める。直樹が了を避ける理由がいまいちはっきりしなかったので、「きっと過去に何かがあったのだろう」と予測は出来ても、意味不明な感じだった。一方、了の直樹への執着も異常だと思えた。避けられてて、そこまで執着するのか?って。でも、逃げられれば追いかけたくなるのが常だろう。
直樹が了から逃げなければならなかった過去を知ったとき、愛されれば愛されるほど辛くなる直樹の苦しみがわかった。幼い過去は残酷なものだ。子供は無知だし、そのときにあってそれを罪だと意識しない。でも大人になってさらに、その過去に嘘をつき、がんじがらめになってしまった直樹の心優しさが、非常に辛い。嫌われたくないから本当のことを言えない直樹の気持ちも理解できるけど、どうせ嫌われるのならもっと早くの段階で本当のことを言って、自分の手で思いっきりと切ればいいのに、とも思った。でも、それではこの物語は成立しないのだからしょうがない。
ホテルで了が直樹をレイプするシーンは、2人のすれ違った気持ちが理解できる私には、非常に辛かったなぁ。
結局最後のオチとしては、直樹の苦しみはもう終わったことであって、それまで放棄してきた直樹の人生、苦しみ続けてきた過去が、ふいになってしまい、お気の毒、としか言いようがない。でも、誰だって幼い頃の思い込みは大人になるまで誰かが教えてくれないと知らないままに過ごすことはあるんだよね。
ものすごく気に入ったとは言えないけど、相思相愛なのに簡単に結ばれないところに重点を置き、さらに了を避けなければならない理由の意外さが、とっても好感だった。
評価:B
エッチ度 ☆☆☆☆☆(←かなぁ?よくわからん・・・)
感動度 ☆☆☆☆★
ワクワク度 ☆☆★★★
書籍名:
不確かな抱擁
出版社:竹書房 ラヴァーズ文庫
内容:
藤井北斗は何者かにレイプされた。その前の記憶がない。2週間もの記憶が抜けている。そもそも、北斗には幼い頃の記憶がない。自分と関わる人間が不幸な結果を迎えることに気付き、自分を疫病神のようだと思っていた。そんな自分の過去を探ろうと、若くして死んだ母の出身地である八ツ島へ着たことは覚えている。
助けを求めた男・克也は「八ツ島でお前を知らないものはいない」と言った。自分が何ものなのか、何をしにこの八ツ島を訪れたのか、謎に包まれた北斗の過去。その記憶を辿っていく。
感想:
蛇を神格化したり、島の呪いとか、謎に包まれた主人公の過去、といった物語は、昔は森内景生さんお得意のシチュエーションだった。今回、久々に現代なのにいつの時代?と思うような島の登場で、ちょっと嬉しかった。
北斗はいったい何のために八ツ島へ来たのか、彼は何ものなのか、ということが物語の重要なポイントになっている。北斗が疑問だらけで行動してるから、読者も謎解きが出来るし、要所要所で克也の言葉と行動で、本当の北斗の姿がうっすらと現れる。その謎解き過程はワクワクした。特にレイプした男が克也だとわかったとき、少々驚かされた。それなのに北斗が克也へ助けを求めるのだが、そのことにも意味がある。
疫病神だと思わずにいられなかった北斗の悲しみ、さらに、海蛇のお祭りの真偽と、母親の葛藤は、かなり胸にグッときた。母親から人身御供よろしく差し出された北斗の深い悲しみは、記憶喪失というの後遺症で残ったが、再び彼がお祭りで踊ると決めるに至った自棄になってしまう感情に、さらに胸をしめつけられた。
だけどラスト。海蛇と対決。対決してくれてよかったのだけど。
克也が婆ちゃんに持たされた剣の御神体によって海蛇は倒される。いったいあの剣の御神体は何だったのか、それのことにちょっとだけでも触れてほしかった。海蛇と相対する神様を祭ってるのだと理解したのだけど、何だったのかな?剣は何の神様?それを知ることによって、克也の血筋がわかるし、物語も奥が深まると思ったのだけど。
あともう一つ、「もう少しここを深く書いて欲しい」と思ったところ。それは、島民が穢れの神子様に触れることによって穢れを落としてもらい、それがいったい、どういった良い効果を島民にもたらすのか、ということ。
「穢れが落ちる」だけではご利益としては禊と変わらないと思う。普通は禊をし、祈り、精神を高みへ持っていったり、神と相対したり、その結果、死んでから天国へ行くことが出来る、とか、例えば五穀豊穣を得る、とかという実の効果を得るために神でも仏でも祈祷したりお参りしたりするものだと思う。
おかしな話だけど、宗教って費用対効果と同じだな、と思ってるので。つまり、一生懸命に拝む、宗教に奉仕する→金持ちになる、健康になる、楽に死ねる、天国へいける、といった効果を期待する。
穢れの神子様と関係を持って穢れを落とす、だけでは、そのご利益効果の説得力に欠けたかな、と思った。
イラストが雪舟薫さんだった。美しい。克也が凛々しくてよかったよ。
評価:C
エッチ度 ☆☆☆★★
感動度 ☆☆☆☆★
ワクワク度 ☆☆☆★★
書籍名:
灼熱を呼べ
出版社:竹書房 ラヴァーズ文庫
内容:
調律師の瀬尾裕也は、学生時代、爆発物に異常な興味を示していた友人・久世竜治と、今でも交流があった。刑事となった竜治は、強面で周囲の人間を遠ざける。今、世間を騒がしているのは、連続爆弾魔事件。裕也は竜治の家を訪れた時、地下室で造りかけの爆弾を発見する。竜治は連続爆弾魔ではないと言う。彼がもう2度と爆弾を造らないという約束の取引条件は、裕也が竜治のモノになること。裕也はその条件をのみ、抱かれる。しかし爆弾事件はおさまらず、竜治への疑惑が膨らむ。
感想:
物語としては悪くはなかったけど、すこぶる大好き!とも思えなかった。竜治の人相が悪い。爆弾に興味がない。調律師、なってみたいけど絶対音感はないので裕也に嫉妬。
なのに何回か本をめくるのだ。
何故かな。竜治が強面で爆弾魔でも、裕也一筋な気持ちにほだされたのかも。裕也視点で書かれているので気持ちがリンクしたのは勿論、裕也ではあるけど、竜治の孤独感とか、彼の裕也へ流れる感情に強く共感を覚えた。学生時代に受けた影響は、かなりその後の人生に大きく影響を及ぼす。特にその後の10年間は。その真っ只中に彼らはある。しかも、2人の関係は続いてるのだから、竜治が裕也を諦められない気持ちはすごくわかる気がする。熱烈だなぁ。
夜光花さんのエッチシーンってすごいです。いつも思うのです。けっこう受けさんはハードだ。お疲れさま。
ろくな感想じゃない・・・ゴメン
評価:B
エッチ度 ☆☆☆☆★
感動度 ☆☆☆★★
ワクワク度 ☆☆★★★
書籍名:
愛にふれさせてくれ
出版社:竹書房 ラヴァーズ文庫
内容:
事件に巻き込まれ失明した瀬尾裕也はアメリカに渡り角膜移植を受けた。手術は成功し明日は眼帯をはずせるとなった前日、散歩の時、見知らぬ男性から書類を渡して欲しい頼まれる。身の覚えのないことに戸惑うが、その男はそのまま車の波に飛び込んで死んでしまった。
視力を取り戻した裕也は日本に戻り、再び調律師として働き始めるかたわら、預かった書類を届けるべく調べ始める。中にあったものは楽譜だった。
一方久世竜治は、裕也を傷つけたことを後悔し、さらにはPTSDの発作に苦しむ裕也を目の当たりにしてショックを受ける。裕也を守るためには手段を選ばない竜治。バーで知り合ったヤクザに裕也の存在を知られ、竜次は彼を守るためにしばらく同居することにした。そんな竜次の隙をついてヤクザに狙われる裕也は・・・
感想:
「灼熱を呼べ」
のその後の物語である。この作品、いろいろなサイトの方の感想読んでみて、好感度高いようす。
竜治の切羽詰った裕也への希求というか、ま、執着なんだけど、そこが一番の魅力なのだろう。彼がまっとうな裕也に惹かれ、餓えてしようがない気持ちがこの物語を引っ張ってるのだと思うのだけれど、今回は前作に比べて私には印象が薄かった。
何故だろう。
物語の構成としてはてんこ盛りにいろいろある。いきなり書類を渡される件から「なんだろう?」って話に引き込まれ、人探しに、嫉妬の感情に、PTSDに、ヤクザの襲撃に。
てんこ盛りすぎて印象が拡散したのかな。
竜治の危うい感情が、なぜか私には安定して見えたので・・・つまり2人はもう恋人同士なわけで、裕也の気持ちも揺るがない。ただ、ヤクザに協力させられそうになり、それを裕也が阻止したい、壁といえばそれだけなんだけど。2人の壁が高くて、引き離す力が強ければ強いほど、読者は2人をくっつけたいと思う。しかし揺るぎのない2人には無用の長物で・・・
つまり、焦点を楽譜とPTSD、もしくはヤクザに絞って書いてもらえればよかったような気もする。
しかし物語が面白くなかったわけではない。文章お上手だし、構成力も優れていると思う。
評価:C
エッチ度 ☆☆☆★★
感動度 ☆☆☆★★
ワクワク度 ☆★★★★
書籍名:
シャンパーニュの吐息
出版社:徳間書店 キャラ文庫
内容:
若きレストランオーナー・矢上慎一は経営する店のギャルソン、瀬戸川瑛司に目を奪われた。17歳で焼身自殺した血の繋がらない弟にそっくりなのだ。しかし容姿は似ているが2人の性格は全く反対だった。瑛司は人懐っこくて明るい。そんな瑛司に惹かれ、自宅へ招く。愛おしさが増し、慎一は瑛司を抱くが・・・
感想:
最初は明るいテイストのお話だと思っていた。夜光さん新境地かと思っていた。読んでると何故か英田さんの作品だと勘違いしていた。2人の描写とか文の取り方とか、似てる気がしていた。
しかし途中からやっぱ夜光さんは夜光さんだった。
慎一がどうしようもなく甘々に瑛司を愛してしまうあたりは、普通だなぁ、なんて思ってたんだけど。
薄々、死んだ弟と瑛司は同一人物かも、と思ってはいたが、あんな形で引き取られてたとは考えてなかった。人身売買って・・・しかも父の自殺の真相もヘビー。
瑛司の消された過去に少なからずショックを受けた。それと慎一の出生の秘密にも。冒頭で学校に帰る慎一を後追いする貴之・・・後追いするはずだ。辛くて辛くてたまんなかったんだね。
瑛司が明るい性格でよかった。それと慎一を愛することができてよかったと思う。
ラスト、2人はそのまま別れるのか、と少々気にはなったけど、やっぱりハッピーエンドでなくちゃね。
イラストがピッタリです。汞りょうさんの絵、イメージに合ってる。瑛司がかわいい。
評価:C
エッチ度 ☆☆☆★★
感動度 ☆☆☆☆★
ワクワク度 ☆☆★★★
夜月桔梗
書籍名:
服従は恋の掟
出版社:心交社 ショコラノベルス
感想:
御調(みつぎ)和沙は親戚の借金返済のために、自分の意思でヨーロッパで行われているオークションに出品された。和沙を落札したのはイタリアンマフィアのアルベルト・M・リーヴァであった。性経験が全くなかった和沙のために、アルベルトは和沙がセックスに慣れるよう優しく接してくれる。そんなアルベルトの思いやりに、和沙は心惹かれるのだった。
文が上手いのか、下手なのか、よくわからん。
作者はそれぞれの登場人物の気持ちを自由に書いてるのですが、私はけっこう混乱しました。「あれ?これは誰の気持ち?」ってな具合です。
内容は、ファンタジーの極致とでもいいましょうか、こんなマフィアっているのかどうか疑問だったけど、ファンタジーだから、ま、いいか。
エッチの特訓を受けて床上手になっていく和沙は健気だなとは思いましたが、オークションの商品として出た和沙の気持ちは理解できませんでしたねぇ。自分には直接関係ない借金返済のためって、奇特な性格だわ。おまけに落札された男に対してご奉仕の精神を忘れない。こいういう現代的青年っているのかな?
ただ、ここでよかったのは、和沙が自分の意思で商品としてオークションに参加したことです。以前、砂漠もので拉致即オークションを読んだ時、とっても理不尽でちょっとイヤだったのですよね。あの理不尽さから人を好きになるって、ちょっと無理やんけーって思ったけど、今回は自分の意思だし、だからこそ思いのほか優しかったアルベルトに惹かれる和沙の気持ちは理解できるような気がします。
私好みのお話展開であるわりに、あまりノリノリになれなかったのは、やはり文章のとっかかりの悪さでしょうね。
アルベルトがいまひとつ魅力的でないこともその原因の一つ。体に傷がある=危険にさらされてる図式は納得いかなかったしなー。慇懃さがないというか・・・
評価:C
エッチ度 ☆☆☆☆☆
感動度 ☆☆★★★
ワクワク度 ☆★★★★
山藍紫姫子
書籍名:
ラ・ヴィアン・ローズ
出版社:芳文社 ハナオトノベルズ
感想:
再読です。1995年に発売された小説でした。
美貌の主人公・横田一眞は母親の私生児だった。母親は奔放で、一眞を捨て次々と結婚し子供を生んでは離婚した。それで父親の違う弟が2人いる。幼い頃から苦労して生きてきた一眞は普通に生きようとするが、強引に交際を続けられていた男との別れ話が原因でナイフで刺される。入院生活を送っていた一眞の元に2人の異父弟がやってきた。強引に2人に抱かれた一眞は写真をネタに愛人契約を結ばされる。契約金は1ヶ月100万。そんな3人の関係を知った弟たちの父親2人も一眞を訪れ、結局は肉体関係を持ってしまう。
本来、私は血縁のある近親相姦のお話は好きじゃありません。この作品は父親の違う弟2人とその父親2人の五角関係で、最後は5Pです。山藍さんの作品には付きものの(?)の貞操帯もちょっとだけ使われるし、ナニがくっついた木馬も登場します。今読んでもすごい内容の話だな。当時もこんなことってないよーって思いながら読んでいました。山藍さんっておどろおどろしい世界を書くのが得意というか、普通の話はないよなぁ。近親相姦は好きじゃないけど、ついつい読んでしまいました。文章力があるのでぐいぐい引っぱられるんですよね。
評価:C
エッチ度 ☆☆☆☆☆
感動度 ★★★★★
ワクワク度 ☆★★★★
義月粧子
書籍名:
契約不履行
出版社:幻冬社コミックス
感想:
義月さんの作品で最も好きな本です。これを読むとノーベル賞の田中さんを思い出します。
文章は淡々としていて、内容も緻密に書かれています。主人公の三崎もかなり淡々とした性格です。
印象に残ったセリフは「俺は自分がいかに適当なセックスしかしてなかったってことがよくわかったよ」です。三崎らしい。
リアリティと必然性が混在し、浮世離れした観がなく、「もしかしたらこういう人いるかも」と思わせる文章力はすごいです。
面白いなと思ったのは、主人公の2人には苗字しかありません。名前がない。エッチの時も「つちや」とか「三崎さん」です。
ただ、表題と内容は不一致のような気がする。なにが契約不履行なんでしょう?
評価:A
エッチ度 ☆☆★★★
感動度 ☆☆☆☆★
ワクワク度 ☆☆★★★
書籍名:
クロージング
出版社:幻冬舎コミックス
感想:
前作
『オブジェクション』
の続刊です。アメリカLAの7人の弁護士事務所のお話で、今回の主人公はちょっととろいヘタレ攻めのニックとおれ様性格で仕事もデキル誘い受けの聡一。
最初から登場人物がラーメンのようにごちゃごちゃになって混乱し、誰が誰で、前回の主人公は誰で、キーパーソンは誰で、デキてるのはどのカップルか、という部分がごちゃごちゃになってしまいました。途中からやっと理解できた次第です。
本文ですが、うー、ニックに同調できませんでした。
最初にニックが聡一を嫌うのは理解できます。細やかな性格で、助けもを求められたら不利とわかっていてもクライアントを助けたいと思うニックには、冷静な判断を下すが容赦ない聡一のアドバイスはとても傲慢に見えます。でも、途中からニックが聡一に助けられるあたりから、ニックは聡一のことが好きになり始め、2人は結ばれるのです。しかし、私にはそのくだりがいま一つ理解できません。ニックが聡一を好きになる過程が、なんとなく唐突で・・・
それと、私がニックの良さを理解できないので、聡一がニックを好きになったことにも、うなずけない。
とにかく、ニックという主人公が好きになれませんでした。絵も気に入りませんでした。金髪を後ろで束ねているのですが、絵で見ると綾小路きみまろみたいで。反対に聡一はどちらかというと、好きです。
ニックはテクニシャンという設定ですが、そんな気配は読み取れず、聡一のエロさの方がわかりやすかった。
この分だと、次の作品もこれ関係かな?だって2カップル4人の物語が済んだわけで、残りは弁護士事務所の所長アーネストと、彼に誘われて来たヴィクターが残ってる。あと一人は女性だし。ふぅ~
評価:D
エッチ度 ☆☆☆★★
感動度 ★★★★★
ワクワク度 ★★★★★
書籍名:
すべては彼の手の中に
出版社:笠倉出版社 クロスノベルス
内容:
高校3年生の杉原宰は1年生の青木和貴と出会う。青木は誰もが見ほれるほど綺麗な外見を持つプレイボーイで、頭がいい自信家だった。2人はテニスを通して近づきセックスもするが、決して恋人関係ではなかった。しかし宰は体も心も青木に溺れる。そんな宰の気持ちを見計らったように青木との連絡も途絶え、青木のもとに出向いた宰は、正式に別れの言葉を聞く。
それから6年後、再会した2人は再び付き合い始めるが、相変わらず青木の身辺は派手で、今は別の男とも付き合っていると言う。そんな青木との関係を断ち切れない宰だった。
感想:
義月さんのキャラって、ひどい人が登場することがある。傲慢だったり、性的観念のない人だたり。
今回の攻めクン、青木は気に入らなかったです。最終的にはハッピーエンドだし、結局青木は最初から宰を好きだったのだろうけど、その間の行動が納得いかない。
宰が18歳から始まって、6年後が2回。つまり宰30歳までの出来事が書かれてるのだけど、付かず離れず、という感覚が合ってる。執着ではないよね?これ。だって途中、青木は本気で別の男に入れあげるんだもん。それで2人は別れちゃう。私はそこでお話、終わった方がよかった気がする。アメリカで客員教授になった宰が心機一転で終わり、でいいかもしれない。けど、起承転結としてはおかしな終わり方だな。宰の生き方に焦点を当てた物語だと、それもありかな。たまにはそういうBLもあっていいのかとも思うけど。
「
ホーム・スウィート・ホーム
」のリンク作なのだそうだ。「ホーム~」も以前、読んだのだけど、近親相姦物だったし、あんまり好きになれなかったので感想も書いていなかった。内容はちょっとしか覚えてないけど、あれも読後感がスッキリしなかった記憶がある。
ま、私が気に入ったか入らなかったかで評価してるので、評価ランクは低いですが、オレ様年下攻めはリバで両刀、がお好きな方、一読ください。
評価:D
エッチ度 ☆☆★★★
感動度 ☆★★★★
ワクワク度 ★★★★★
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