ねこばかごまとろのばかぶろぐ♪

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ごまとろの蔵書その2。

1作品だけ買っていると言う作家さんたち。



[ダークエンジェル]/麻宮騎亜
単行本1冊出るまで1年以上待つと言う、超スローペースコミック。
本屋さんによりますと掲載している雑誌には毎月1~2ページ位しか載らないらしい。
央国を中心として東西南北、それぞれ四方を治めて来た四聖獣に因む幻聖達。
その中の1人、朱雀の幻聖の座を引き継いだ少年『濁(ダーク)』と幻聖付きの鳳精『姜(キョウ)』は、
名乗りを上げる為に央国へ向かう。
道中、青龍の幻聖『清(リーン)』と揉めてみたり、他の幻聖や鳳精たちのエピソードも盛りだくさんで飽きません。
とにかく登場人物が多いので、名前を覚えるのも一苦労。
これも例に漏れずわき役を見ているのが面白いです。
現在は発行形態を変えて出してるのかな?


[摩天楼のバーディー]/山下和美
便利屋・トキオに惚れ込んで弟子入りしたいじめられっ子の少年アツシ。
彼はトキオと行動を共にしながら次第に変わっていきます。
それにアツシの姉エツコやトキオの住むアパートの住人、更に依頼人の裏事情などが加わって、
色々なエピソードが展開していきます。
成田氏とはまた違ったセンスの良さ。
所々に出てくるロックネタに、にやりとする事しばしば。


[BLADE]/イダタツヒコ
愛する女を最強の刀に変える事で戦いを繰り広げてきた『使い手』達が現代にタイムスリップして来た。
その中の1人、三郎の持つ刀『カスミ』は宿敵我王によって破壊され、現代に生きるタケミとして転生。
使い手との戦いの中で、三郎達は何者かのある計画の為に飛ばされ、
意志に関係なく自分と刀の命を賭け意図的に戦わされていた事を知る。
当時載っていた雑誌が廃刊になり、強引に終了してしまったのがとても悔やまれます。
あの終わり方は本当に勿体無い。じっくり読みたかった。
(絶版)


[ソムリエ]/甲斐谷忍
ソムリエ 全9巻 甲斐谷忍画 城アキラ作 ソムリエ 全9巻
ソムリエ佐竹城が、ワイン講釈を並べ立てる嫌~な人達を人種問わずにガツンと言わせる痛快(個人的見解)な物語。
と言っても敢善挑悪ものではございません(笑)
ワイン版美味しんぼ?
ワインに因んだ数々のエピソードは、このお酒の奥深さと歴史を感じさせてくれます。
でも完結してないような。
ドラマ化されましたが、城がワイン好きの変人のように扱われていて哀しかった(涙)
原作は城アラキ。


[クルクル]/御茶漬海苔
心優しい少女、美花に怪我しているところを拾われた小さな生き物クルクル。
小説家の優しいお父さんと3人の楽しい生活が始まりました。
その頃から美花の周りで無気味な事件が起こり始めます。
ついに美花が標的になった時、クルクルは必死で彼女を守る。
でもたまにポカもする(笑)
美花は自分を守ってくれたのがクルクルだと言う事を、最後まで気付きません。
クルクルが来たから事件が起こったのか、美花を守る為にクルクルが現れたのか、
それは結局解らずじまい。
お気に入りの本。
クルクルがまたカワイイんです。
しかも気が利く!
美花をカッパ着てカサを持って迎えに行ったり、お父さんの仕事が詰まってる時はお茶入れて来たり、洗濯も料理もばっちり。
あぁ、家にも来て欲しい。


[動物のお医者さん]/佐々木倫子
北大の競争率を一気に上げたというウワサの作品。
人間と同じ様に、時には人間よりも存在を主張する動物達。
カエルが出て来た時は、あまりのリアルさに気分悪くなりました。
動物をデフォルメせずリアルに書いてあるから、入れ込めるのかも知れない。
ドラマは最悪でしたね。


[Harlem Beat]/西山優里子

最初はバスケ漫画だから買い始めましたが、後半~最後はもう惰性。
登場人物の多さに少しうんざりしてしまいました。みんな美形だからでしょう。
この多さはどこかで見たような・・・。
あ!『リンかけ』だ。似てる。しかも冊数も多い。全29冊。場所が・・・。


[人形草紙あやつり右近]/小畑健
普段は無口なのに人形を持つと人格まで豹変してしまう天才人形繰り、
右近とその相棒(人形だけど)左近の謎解きもの。
それだけ。
*ヒカ碁書いてる場合じゃないっすよ!小畑さん。つ、続き・・・。
 更に「Death note」とか始まってるし・・・。


[雨の日は恋をする]/坂井久仁江
自分にはとても珍しい王道OLコミック。
やり手OL亜矢子と、サエないクリーニング屋の青年大山くんとの紆余曲折ラブストーリー。
途中から登場の大山くんの兄、ソニアさん(笑)が主役を喰うくらいの活躍振り。
後半はソニアさん見たさに買い続けてしまいました(笑)
サイドストーリーも充実してて、かなり笑えます。


[蓮華]/浅田博幸
上条アツシ(文字不明)辺りから始まった細線自己完結路線の流れを組む方ですな。
コミックが1冊出たきり未完のまま。
その間に作者はつまらないバスケコミックを書き始めてしまいました。
*それにしても、いつ読めるのか解らないエンディングを待ち続けるのは辛いです(涙)


[百鬼夜行抄]/今市子
百鬼夜行抄(yakosyo)(1)( 著者: 今市子 | 出版社: 朝日ソノラマ )
祖父の才能をそのまま受け継いでしまい、霊感体質の飯嶋律。
彼を軸に不思議な物語が展開していきます。1話完結で読みやすいです。
律の使い魔(?)尾白と尾黒がまた可愛い。


[ラブロマ]/とよ田みのる
ラブロマ(1) ( 著者: とよ田みのる | 出版社: 講談社 )
ごくごく普通の女子高生根岸さんは、ある日公衆の面前で星野君にいきなり告白されました。
なんやかやあって結局付き合うことにあった二人ですが、天然な星野君に根岸さんはツッコミ疲れ(笑)
恋愛物なんですが甘ったるいのじゃなく、昔を思い出させてくれるようなほのぼのストーリーです。
また脇役が良いんですよこれが。
いつも冷めた視点から二人を見つめる根岸さんの親友陽子ちゃん、クールさが魅力の星野君の親友塚原君など、
オールスターです(笑)
これも人前で読むのはやめましょう。


[幻獣の國物語]/TEAM猫十字社
【楽天ブックス】フィローン士官学校 幻獣の國物語外伝 フィローン士官学校 幻獣の國物語外伝
何年かに一度開かれる地球と幻獣の国の通路を通じて旅に出た少女、夏芽。
滞在中に起こったクーデターを切っ掛けに、夏芽は様々な事件、冒険に巻き込まれていきます。
彼女、実はこの世界だとお姫様に当たる人物で、だからこそ避けられない問題が色々。
絵柄は古きよき時代の少女漫画なので私的には好きになれないのですが、
それを気にせず一気に読めてしまうのは物語のスケールの大きさ。
例によって主人公の夏芽ちゃん、優柔不断で自分本位な、私の嫌いなタイプのヒロイン(笑)
苛々しつつも、寛大なる心を持つ脇役が良いから面白いんですね。
美形長髪お兄ちゃんがこれでもかと出てくるので、やはり胸焼けしますが。
文庫で11冊。
話は途中で終っていますが、続きはあるのでしょうかね?外伝も出てます。


[有閑倶楽部]/一条ゆかり
有閑倶楽部 ( 著者: 一条ゆかり | 出版社: 集英社 ) 文庫版 有閑倶楽部全10巻セット ( 著者: 一条ゆかり | 出版社: 集英社 ) 有閑倶楽部全10巻セット
自分くらいの世代になると、この方を抜いて少女漫画の歴史は語っちゃいかん的存在の作家さんです。
聖ブレジデント学園の名物、有閑倶楽部の方々。
やっぱり、数々の事件や出来事はことの方々を中心におこる。
んでもって、スケールが違う(笑)
前述の「花咲ける~」とはまた違った方向性のブルジョワジー満載コミック。
あまりの痛快さに気持ち良いぐらいの読後感です。
登場人物のファッションセンスの良さはやはり一条氏。
連載がまた再開したらしいです。楽しみ~。


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