参加した復職プログラム


H17.4月のブログに書いたものです。


病院や団体によって、復職のためのプログラム名は違います。
「Back To Work」
「Rework Assist Program」
「Rework College」等

時間帯・料金・内容・参加資格も異なりますので、詳しくは各HPでお調べください。

夫の通いはじめた病院の復職プログラムは

  治療の一環とみているので、完全転院が条件です。
  主治医が参加を認めた方。
  現在、休職中か失職後1年以内に就職を目標と
   している方。
  少なくとも週2回以上参加できる方。
  保険適用・自立支援制度適用

  デイケア・ナイトケアがあるそうですが、ナイトケアに
   ついては参加していないので全くわかりません。
  デイケアは10:00~昼食は各自用意~16:00終了

 基本は週5回の参加です。(この5日の中に診察も含まれます)
当初、週2回から始めたいと先生に申し上げましたが、 
「来たい日だけ来るのでは、練習にならないから、フル参加にしましょう。」
 転院したての主人の”本当の体力や生活リズム”を知るためかもしれません。

費用は毎回終了後に精算です。
(旧)32条がおりている夫の場合1回310円でした。

プログラムのメニューは1週間分まとめて予定表が渡されます。

朝と最後にミーティングがあり、これは日課のようです。
パソコン・読書・ビデオ鑑賞・軽運動(ヨガ・卓球など)・心と頭のストレッチ・公共の図書館への外出や、お花見の外出などもあったようです。

夫の話では、ここへ参加する生活リズムを整えるほうが大変で、内容はちっとも重くない。という印象を受けたそうです。

その日の最後に感想などを項目ごとに用紙に手書きで書いて、提出するそうですが、パソコンばかり使っていた夫は「久しぶりに手書きで文章を書いたら、誤字が多いことに気がついたよ」と言ってました。いろんな能力が衰えていることを復職前に認識するのは、いい経験だと思います。



・・・・火曜初日体験・・・・・
初日、10か月ぶりに朝夕のラッシュの時間帯に通勤電車を利用しました。
 (これに参加しなければ、もっと先延ばしになっていたでしょう。)
プログラムに22人も参加されていたそうです。

ケロッとした顔で5時過ぎに帰ってきましたが、1日中の緊張は食後すぐ現れ、夜8:30にはもう眠っていました。
明日のことは明日朝9時に決めようということで。
(明日は休ませるべきなんだろうなと心では思っていました)  

・・・・水曜2日目・・・・
朝7:30目を覚ました夫の第一声が「つかれたなあ」。この一言で迷わず、2日目欠席決定。
「自分の体調を把握して、今日は、やめるべきと決断するのは、再発防止のカギ。この判断は大きい成果です。」
夫は、自分で、ためらいなく欠席の電話をいれ、1日のんびり外出せず、好きなことだけをしていました。

・・・・昨日3日目・・・・
普通に7:10起床 「Rework College」へ  

・・・・本日4日目・・・・
普通に7:10起床 「Rework College」へ

こうして、復職プログラム参加は春から秋まで続きました。
夫は自分の体力・能力を正しく知り、薬の量や副作用を自己コントロールできるようになっていきました。
同時に、自分の何がいけなかったのかを見つめ、生き方・仕事の仕方・物事の考え方を改めていきました。


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