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以前、某図書館で除籍となり、もらった本である。
この本は単行本なのだが、本文だけに限ってみれば、上下、小口側から、裁断して、文庫サイズにしても、本文全文が読めるようなぐらいの余白がある本なのだ。
それなら文字を大きくしてくれれば良いではないかと、思ってしまう。
インク代を考えて、文字を小さくしたのか?
前置きはこのぐらいにして、この本は、吸血鬼の研究といった本である。
「悪魔学における三大モチーフ、として、悪魔、魔女、そして吸血鬼。」
「古今東西の死者蘇生の実例、吸血鬼伝承の史実、それを生み出した習俗をさぐる中で、吸血鬼の原像を描き出そうと試みたものである。」
と、前書きに書かれている。
内容は、
第1部 歴史の中に息づく著名な吸血鬼たち
第2部 吸血鬼の基になった病理学や奇談
第3部 世界各地にちらばる吸血鬼伝説
第4部 現代のテクノライズされた吸血鬼と吸血鬼思想
と、四部に分かれており、さらに、口絵が49、そして、資料編が30ページぐらい載っている。
資料は、英文・和文の両方があり、和文文献目録に載っている本だけでも、 沢山あり、調べてみようとすれば、十分楽しめそうである。
ただし、この本は、1990年10月25日発行の本なので、掲載文献も20年以上前のもので、手元にそろえるだけでも、骨が折れそうである。
もっとも、「吸血鬼」のそばにいるものの話を書いた本などもあるので、すべてが必要なわけではない。
日本で、吸血鬼ぐらい有名な異界のものとしては、「鬼」、「天狗」といったあたりが、あげられるのではないだろうか。その研究書としては、次のようなものがある。
『鬼の研究』 知切光歳 著 大陸書房 1978年7月
『鬼の研究』 馬場あき子 著 ちくま文庫 1988年12月
『天狗考 上巻』 知切光歳 著 涛書房 1973年
『天狗の研究』 知切光歳 著 原書房 2004年8月5日 復刊
知切光歳 著の書籍
ただし、現在購入できる本としては、上記『天狗の研究』と、『仙人の研究』を二つに分けて復刊したものと思われる下記の2冊と、あわせて3冊があるだけだ。
『赤い霊柩車』を読んでみました。 2016.02.09
半沢直樹シリーズ『オレたちバブル入行組… 2014.11.12
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