めざせ!大器晩成

めざせ!大器晩成

2010.09.10
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カテゴリ: 本紹介

 以前、某図書館で除籍となり、もらった本である。

 この本は単行本なのだが、本文だけに限ってみれば、上下、小口側から、裁断して、文庫サイズにしても、本文全文が読めるようなぐらいの余白がある本なのだ。

 それなら文字を大きくしてくれれば良いではないかと、思ってしまう。

 インク代を考えて、文字を小さくしたのか?

 前置きはこのぐらいにして、この本は、吸血鬼の研究といった本である。

  「悪魔学における三大モチーフ、として、悪魔、魔女、そして吸血鬼。」

  「古今東西の死者蘇生の実例、吸血鬼伝承の史実、それを生み出した習俗をさぐる中で、吸血鬼の原像を描き出そうと試みたものである。」

と、前書きに書かれている。

 内容は、

  第1部 歴史の中に息づく著名な吸血鬼たち

  第2部 吸血鬼の基になった病理学や奇談

  第3部 世界各地にちらばる吸血鬼伝説

  第4部 現代のテクノライズされた吸血鬼と吸血鬼思想

と、四部に分かれており、さらに、口絵が49、そして、資料編が30ページぐらい載っている。

 資料は、英文・和文の両方があり、和文文献目録に載っている本だけでも、 沢山あり、調べてみようとすれば、十分楽しめそうである。

 ただし、この本は、1990年10月25日発行の本なので、掲載文献も20年以上前のもので、手元にそろえるだけでも、骨が折れそうである。

 もっとも、「吸血鬼」のそばにいるものの話を書いた本などもあるので、すべてが必要なわけではない。

 日本で、吸血鬼ぐらい有名な異界のものとしては、「鬼」、「天狗」といったあたりが、あげられるのではないだろうか。その研究書としては、次のようなものがある。

  『鬼の研究』  知切光歳 著 大陸書房 1978年7月

  『鬼の研究』 馬場あき子 著 ちくま文庫 1988年12月

  『天狗考 上巻』 知切光歳 著 涛書房 1973年

  『天狗の研究』 知切光歳 著 原書房 2004年8月5日 復刊

鬼の研究 馬場あき子 著

天狗の研究 知切光歳 著

  

知切光歳 著の書籍

 ただし、現在購入できる本としては、上記『天狗の研究』と、『仙人の研究』を二つに分けて復刊したものと思われる下記の2冊と、あわせて3冊があるだけだ。


仙人の世界 仙人の研究(1)

日本の仙人 仙人の研究(2)






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Last updated  2010.09.10 12:06:02


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