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June 6, 2003

南アフリカ共和国

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海外に住んでいるとはいえ、英国を既に海外だと日々感じなくなってきている自分にとって、海外旅行は大変貴重であり、また緊張する物である。
そんな自分にまたとないチャンスがやってきた。
「南アフリカ共和国」への出張である。80年そこらの短い人生の中で、アフリカに足を踏み入れずに死んでいく日本人いや、人間はたくさんいると思う。
「っていうかアフリカだよ！やばいよね。」
こんな貴重な経験を与えてくれた会社に感謝したい。

南アフリカ＝南アと聞いて皆さんは何を連想されますか。
マンデラ前大統領、喜望峰、ワイン、金、ダイアモンド、前森首相（笑）と色々あるでしょうが。
発想が貧困な私はすぐに「危険」、という二文字が浮かびました。
安全度は

なのは分かりきっている事なので、今回の出張はずばり
「生きて帰る！」がテーマです。

そもそもなぜ南アなのか？と思われる方がいると思います。
まあ話してしまえば簡単で、当社の子会社が南アにあるのです。
本社からしてみれば孫会社。偶然にもそこに同期が丁度私と同時期2年前から駐在しているのです。で今回任期が来た為（南アは危険な地域な為任期が短い）本帰国になります。こんな形で同期に会えるのは嬉しく思うし、先日電話をしたら大歓迎だと言ってくれた。日本からは約24時間かかる為、出張者は皆無なのである。

後任者は大変優秀な方で、私もリスペクトしている先輩なのですが、経理の経験がないとの理由で、後任者が南ア入りする前に南アの経理全般を学んでくるようにと言う命がＭＤから出たのです。何かあった時には助けられるってやつですね。そんな必要は無いような方なんですがね・・・。本音を言うと誰の為でも無く個人的に他社の経理システムは覗いてみたい、100社あれば100パターンの方法があるからね。まあ南アで使用している経理以外のシステムを見てくるって言う、もう一つの大きい仕事もあるんです。遊びで行くのではありませんよ念のため。

日本と違って黙っていると何も起こらないのがこの国の常識。
控えめなんて言葉や態度が美しいのは日本だけ、今はそうでもないか・・・
今回出張が決まったのも、ぶっちゃけ自分から手を回してこうなるように仕向けたんです。（ウシシ）
思いの外思いの外ですんなり上手く行ったのですよ。
誰かではないですが

まだ出張前と言う事もあって、「これと言って書く事もないな。」なんて思いながら書き始めたけど結構長くなりました。前回予告めいた日記を書いた物ですから、一部の人からは「何があるの？」なんて言われてしまいました。読み終わって、「そこまで引っ張る内容ではないだろう！」とお叱りの方もいらっしゃるでしょうが、意図的にやった物では無く、ここ数日月次決算の仕事に追われていたのです。

同期が現地にいる事もあって、南アに関する文献をたいして開いていません。インターネットで多少見ましたが、今は冬です。結構寒いらしいです。馬鹿だから夏でもないのに暑いのかと思っていました。（笑）
南アなのにね・・・この「南」という文字は蚊帳化しで、なんだかんだ言って南極は寒いのを思い出しました。南平岸とは意味が違います。それにアフリカと言っても今回行くヨハネスブルグはクリスタルキングです。（寒）布一枚の人なんか歩いていません。多分跳躍も人並みでしょう（笑）ライオンも縞馬もキリンもそこらにはいません。こんな事ばかり書いているとレベルがばれます。
この変にしておきます。

出張は今月21日から26日です。帰って来たら多少何らかの報告が出来ると思います。無事に帰れればですが・・・

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