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ここのところは仕事も落ち着いていて、比較的人間らしい生活をしています。
夜はちゃんとうちに帰って寝ていますし、食事も一日2食はとっています。
詰めものがとれて3年間放置した歯の穴も塞ぎ、お辞儀したら前髪で目が隠れるマッドサイエンティストみたいな頭も散髪して、すっきり健康的になりました。
しかし太りますね、普通の生活というやつは。
それでなくても今度の仕事は一日の大部分室内にいるので、運動不足になるのは必至。食べる量はほどほどにしておいたほうが未来のカラダには優しいのでしょう。なんて、テレビもちゃんと見ています。
仕事のほうは、自社で持っているサイトのいくつかをリニューアルするので、今のところWEBデザイナーや企画会社の人とのミーティングが多いですね。
今度は外部から企画を受けて発注する立場になるんですが、いやあこれが面白い。つい数日前までは企画を持ち込む側だったのがいきなり立場が180度入れ替わったんですから。
プレゼンに部外者なんて入れませんから、自分の同業者がどんな仕事をしているかなんて普通は知りようがありません。そんなわけで「売り込まれ側」の席でプレゼンを聞くのはものすごく新鮮です。
こちらを素人と思って、先生が生徒に教えるように説明してくれる人がいれば、逆にこちらの理解度をたしかめもしないで専門用語をベラベラしゃべりまくる人もいます。かつての競合会社はこんな仕事をしていたのかと、がっかりしたり感心したり。ロールプレイングゲームなんかより、よほどプレゼンの勉強になります。
まあ立場を隠して面白がるのも悪趣味なので、最近では名刺交換する段階で自分が元代理店の企画屋であったことは話すようにしています。
でも昨日は何となく言いそびれてしまったんですよ。
それで、若い営業クンにインターネットやブログの歴史を懇切丁寧に説明されてしまいました。しかもその営業クン、まだキャリアが浅いのか、内容がかなり間違っています。
どうしようか、修正してあげようか、でも一通り聞いてから「それはね」なんてのもヤらしいなあなんて迷っていて、結局穴だらけの説明を聞いただけにとどめました。そういうときの気持ちって、なんだか犯人を知っている推理小説のあらすじを聞かされるときの心境に似ています。