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たしかになあ。システム関係の人は一日(数日?)会社にこもりっきりなんですから、食事くらい楽しくなきゃ。ねえ。何言ってんだ、それより自宅に帰れるような環境を作ってやれよとか、本質はそういうことなんですが、まあそれは置いといて。

数年前、沈みかけた船から荷物を投げ出すように、企業は利益に直接関係しないものを次々に切り捨てたものです。それが今、また昔にもどりつつあるというか。といっても『NEO』で紹介された「先進企業」の社食は、樹脂のお盆でオヤジ向けの給食を出すような昔の社員食堂とは次元が違います。一流のコックを呼んで、そこいらでは食べられないような豪華な食事を社食の料金で提供するという。ああああうらやましいじゃん!

社食といえば思い出します。学生時代は日本生命本社(大阪淀屋橋)の社食にはお世話になりました。近くでバイトしたら必ず行きました。たしか300円程度で満腹になるほどの量があったと記憶しているんですが、一般の人にも開放していて、お昼時には近所の会社員や外回りのセールスマン、道路工事のおじさんたちが大勢いました。今でもあるのかな?

もっと大昔、ちょっと記憶はあいまいなのですが、平凡社(現マガジンハウス)も社食はだれにでも開放されていて、しかも食事は無料だったと聞いたことがあります。社主の考えで、みんなに腹いっぱいになってほしかったとか。うーん、戦後の発想ですね。昔の経営者はカッコイイぜ。

ワタシの予想としては、今社食を充実させている大企業は、次は風呂やリクレーションルーム、さらには個室の併設に向かうと思います。もう会社に住んでしまう、みたいな。一昔前の「ゆりかごから墓場まで」みたいな帰属意識を高めるためのサービスでなくて、本当に機能としての「家」を提供するんじゃないかと、会社が。だって終電に駆け込んで1時間以上かけてへとへとになって自宅に帰っても食卓に残っているのは冷えた惣菜みたいな(イメージです)生活をするなら(その責任が本人にあるとしても)、会社が家でもいいって人は多いだろうし。実際「ヒルズ族」って会社に住んでいるようなもんでしょ?

それが良いとか悪いとかいう話ではありません。あくまで予想です。まあ一流企業でも大企業でもない会社に勤める大半の人間には、関係ない話ですけどね。というわけでワタシは今日も昼食をとりそこねました。せっかく今週は東京にいるのになあ。窓から見える六本木ヒルズの明かりが目に沁みます。





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最終更新日  2006年06月01日 17時35分37秒
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