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そのいずれもが、そうしょっちゅうは起こらない種類のもの。
「めったにないことは続けて起こる」という、
かつてクライアントの社長に教わった格言が、
脳内でフル回転の一週間でした。

一件目は外部のコピーライターへの支払いでひともめ。
今年の初め、ということですからワタシが今の職場に来る前から
開発を進めているサイト構築の案件がありまして、
原稿の発注先がそのライターなんですが、料金を早く支払ってくれと。
言い分としては「もう納品したから仕事は終わり」なんですが、
その原稿、とても使えたシロモノではないんです。
ウェブサイトの文章なのに、一文がやたら長くてしかも分量が
メチャメチャ多い。このライター、基本的にウェブの文章が分かって
いないんじゃないかと疑いたくなる仕事。
しかも同じことを数箇所でダブッて説明していたり、なんというか、
映画でいえば編集前に撮りだめしたフィルムみたいな。
だからワタシの言い分は、
「これを編集して『作品』にして納品してもらわないと使えない」。
するとライターは、
「前任者(すでに退職)の方から、そういう形で良いと言われた」。
ウソだろ、と思って前任者に電話したら番号を変えたようで
つながりません、チクショーめ。真実は薮の中。
「とにかくこれで校了とは認められない」と突っぱねると、
「じゃあ七掛けでいいですから」と奇妙な譲歩をしてきます。
なにやら相当困っている模様。最後は泣きつかれて、
結局お金を支払うことに(甘いなあ)。
まあこれ以上やらせてもロクな原稿は出てこない気がするし、
こんなことでこっちのエネルギーを浪費するのも嫌だし。
そう思って自分を納得させたんですが、
結局編集作業するのワタシじゃん。あーあ。

二件目はクライアント相手。
まずまずお金を落としてくれる大口のお得意さんなんですが、
とにかく社長が口うるさく、指示や指定も病的なまでに細かい。
その会社のホームページはワタシの会社が作ったものなんですが、
(ウチは媒体社ですが、少しばかり製作の仕事もあるんです)
先日「会社のロゴマークを一新したので社屋や営業車を撮影してHPに
掲載してほしい」と電話がかかったんです。
それでカメラマンを手配して撮影させたら、翌日「撮り直し」の要請。
営業車が並んだ写真、一台が「泥をはねあげていて車体が汚かった」とか。
ウソっ?と思って写真をよく見ると、営業車の腹に針の先ほどの茶色い点。
「プロのカメラマンなら、被写体には細心の注意を払うもんや」
「企業機密的なものが写ってないかは気をつけますけど、そこまでは・・・
 それにこのくらいの汚れなら誰も気づかないですよ」
「アカン!見落としたのはそっちの落ち度や。撮り直しせい!」
「あのねえ。汚れた車を置いといたのはそちらの責任でしょう。
 撮り直しするなら別料金をいただきます!」
なんだか前のコピーライターの件と立場が逆になったみたいです。
とりあえず画像データを修正することで落ち着きましたが、
実はこんな感じの超細かい難癖が日常茶飯事なんですよ。この社長。
休日でも平気で携帯に「相談」の電話をしてくるし。
多少の売上を失っても、この得意先との関係は終わらせるべきだろうなあ・・・。
で、その交渉の矢面に立つのはワタシなわけですけど。

三件目は職場で。
インターネット媒体というのは常に他社との提携を模索しているんですが、
その窓口の仕事もワタシなんですよ。
今後コンテンツを提供してもらう某企業との契約を詰めているんですが、
契約書草案がまとまったので社内の法務部門にチェックを依頼したわけです。
ただ、次のミーティングまでに時間がなかったので、一言付け加えました。
「忙しいところ済みません、できたら連休明け火曜中にお願いしたいんですが」
この法務部門の担当者というのは多少気難しいところのある人間なんですが
そのときの彼の反応はまったく予想外のものでした。
「火曜?あのなあ、今ウチは要チェックの契約書案を20件以上抱えてるんや。
 どれもみんな『急ぎ』言うて私に押し付けていくんですわ。
 そっちはゆっくり時間かけて文案つくって、チェックは急げってか?
 頭おかしいんちゃうか?だいたいやな(以下自粛)」
おそらく忙しい上にムシの居所が悪かったのでしょう。
法務担当者は相当に汚い言葉でワタシを罵り、契約相手を侮辱しました。
言葉はときとして暴力以上に攻撃的になることがあります。
それを言われるくらいなら殴られたほうがましということもあります。
一度ならワタシも我慢しますが、彼は汚い言葉を二度三度と使いました。
だからワタシも反応してしまっ・・・、たということはないですが、
頭突きくらいかましてやろうかと思いましたね。
「戻しはなるべく早く」で受取ってもらいましたが、後味悪いのなんの。

まあとにかく、暑いのがいけないんです。
みんなちょっとイライラしすぎ。





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最終更新日  2006年07月18日 12時17分20秒
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