ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

みかみ*


カウンター9席。テーブル席1席。
お通しは煮物。細長い盛り皿は渋い緑茶色で縁に金のアクセントがある。
酒は飛露喜¥600を選んだ。
純米とメニューにあったが出て来たのは吟醸。舌にさらりと乗る。

市場が休みなのを忘れていたというマスターは寡黙な職人気質と思いきや、酒を語り出したら止まらない情熱の人。
せっかくなのでマスターのお勧めで広島の酒きれいを頂いた。ラベルは鈍い青で洒落た装い。口に含めば花のように咲き、華やかな香を残す。
磯自慢があったので静岡の酒について聞くと、静岡なら今は開運、仕込み水を飲めばわかると語った。
刺身の盛り合わせを頂きながらマスターの話を興味深く聞く。刺身はと言えば甘さが口に気持ちよく広がり、もううなるしかない。ゆっくり味わいたい店。
締めて¥2500也。

(2005.8.18)

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