2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全6件 (6件中 1-6件目)
1

DRS(Dysphagia Research Society)の2007年ミーティングに行きます!世界で一番有名な嚥下障害学会です(たぶん)。今年はバンクーバー。ポスタープレゼンをする同僚に「近くて良かったね」と言うと「全然近くないよ…昨年は良かった…」と言われました。島国日本で育ったクセで、国内というだけで近い気がしてしまいますが考えてみれば、トロントからだと西の端バンクーバーに行くよりアメリカの州で近いところがたくさんありますね。バンクーバーと昨年のミーティング開催地アリゾナを比べてみると…赤丸が出発地トロント、ピンクの四角がバンクーバーとアリゾナですあまり変わらない(笑)あれ?アリゾナじゃなかったっけ?トロント―バンクーバーと比べるとトロント―ニューヨークなんか泳いで行けそうですね。★私が一応属している嚥下リハビリ研究室の先生はバンクーバー出身なので、ミーティング後のツアーやカジュアルディナー(誰でも参加可)のレストラン選びを担当しているそうです。レストランはパスタ専門店で、話を聞くとものすごく面白そうなところでした。でも何が面白いのかすっかり忘れました。4時間前に聞いたことなのに…(´・ω・`)ミーティング中にちょっとした出し物もあるそうです。以前「フル・モンティ」をした時は気分を害した日本人の先生がいたそうですが「やっぱり笑いは必要だから続けよう」という話になっているらしいです(笑)ボードメンバーに才籐先生がいらっしゃいますね。毎年けっこうな人数の日本人が参加すると聞いたので楽しみです。英語と日本語の切り替えがうまくいかなくてもにょる日本人がいたら私です。もにょりますがよろしくお願いいたします。
2007.01.31
コメント(6)
外来で一番苦手なのは予約の順番に関するかけひきです。患者さんや家族やMDやMDのアシスタントで私をプッシュすれば順番が上がると思っている人が時々いるからです。待っているのはどの患者さんも同じなので…と断ると私のボスに電話したり。ただでさえ残業しないと仕事が片付かないので、そういう電話の対応で時間が取られるのは本当にきついです。今週もMDからのメッセージが留守電に入っていました。「先月紹介状を送った○○さんですが、humane(人道的)な決断をしなければいけないのでできれば2週間以内にアセスメントできませんか」ウェイティングリストでその患者さんは現在18番目。経口摂取を諦めるかどうかとか、緩和ケアに移行するかとかの決断だと思いました。そのMDに電話をかけて確かめたり、18人全員のカルテを読んで重症度を比べたりする時間がなかったので、ボスに相談して特別に順番を変えることにしました。MDに「今回は緊急のケースのようなので特別に順番を繰り上げました」とメッセージを残し、患者さんに予約日時お知らせの電話をすると患者さん「別に何の問題もないけどねぇ。先生と娘が嚥下アセスメントが必要って言うから」全然重症っぽくない…自覚症状もないし、発熱や肺炎もない…騙されたかも…(゚A゚)かなり軽症の患者さんの順番を17人分も早めてしまったことにショックでしたが、MDは騙したつもりはないんだと思います。そういえば、以前別のMDから順番を早めるリクエストをされた時(変えなかった)もかなり軽症の患者さんだったなー。共通していることといえば診断名がついていないこと。診断するのに嚥下アセスメントを参考にしたいのかもしれません。私が優先するのは、今むせまくっていたり食べられなかったり肺炎になりかかっていたりする患者さんですが、彼らにはまた別の優先順位があるんでしょうか。患者さんに会ってから、これからそういう電話にどう対応するか決めたいと思います。勉強になりました…。
2007.01.25
コメント(6)

私が担当している嚥下外来に患者さんが来るには、医師からの紹介状が必要です。どの科からの紹介状が多いのか過去6ヶ月のデータを見てみました。日本語の科名が正しくなかったらすみません。括弧の中はグラフで使った略語です。耳鼻咽喉科(ENT):35.9%脳神経科(Neuro):22.6%呼吸器科(Resp):15.1%内科(Med):9.4%消化器科(GI):9.4%ファミリープラクティス(FPU):3.8%リウマチ科(Rheu):3.8%円グラフにしてみましたこんなものですね。脳神経科はMS(多発性硬化症)クリニックからの紹介が多い印象です。カナダでのMS発症率は高いようです。次は病棟の場合をしてみようと思いますが、耳鼻咽喉科から依頼を受けたことは一度もないし、geriatrician(老人病専門医)からの依頼が一番多い気がするので、外来とはかなり違う結果になりそう。★働き始めた頃は、前任者やボスの名前宛ての紹介状が多かったんだけど、今は私の名前宛てのものがほとんどになりました。「Attn: ヒカル(注:ファーストネーム)」と書かれていると別に何も思わないんだけど、時々「"Dr."ヒカル(注:ファーストネーム)」宛てで来るので、私が何なのか私の名前のどっちがラストネームなのか分からないんだろうなと思います。一度は「OT(作業療法士)」宛てで来たことがあります。"swallowing assessment"と書かれていたので私のところにきたようです。これはひどすぎ。「嚥下造影」と書いたX-ray申し込み用紙を放射線科に持って行ったMDもいるそうです。胸部レントゲンを撮るのと同じくらいに思ってるのかなー。それとも胃透視と同じで放射線科医がするんだと思ってるのかなー。こんな感じです。
2007.01.21
コメント(2)
すごいですよ。朝4時半まで寝られなくてアラームは6時セットだったはずなのに、起きると妙にさわやかな気分だったので恐る恐る時計を見ると11時でした。だいたい8時半に仕事を始めるのでこの時点ですでに2時間半の遅刻。すぐ同僚をポケベルで呼んで謝りたおしたんだけど相当大変だったそうです。嚥下造影も入ってたのに、私をポケベルで呼んでも携帯にかけても返事はないし絶対何かあったに違いないと騒ぎになっていたとか。フォローしてくれた同僚には明日お昼ごはんを奢ってお詫びをしようと思います。★通勤に90分かかるので、病院に着いたのは結局午後1時でした。病棟に「ハロ~」とにこにこしながら(何かをごまかすように)行くと看護師さんが「あれ?」と言うので(遅刻気づかれたか?)と思っていたら「ヒカル、休暇取ってたの?月曜日と火曜日いなかったね~」働き始めて半年間、月曜日と火曜日にこの病院に来たことありませんから(笑)存在感ないです。そんなもんです。それでも最近は栄養士や薬剤師と間違えられることもなくなったので進歩です。お昼ごはん代わりにクッキーを食べながら仕事をしていたら別の看護師さんが来て「目の前で食べないでよ!むかつく!」と言うので理由を聞くと豆乳ダイエット中らしい。2週間後に休暇でカリビアンに行ってビキニを着るからお腹を引っ込めるんだそうです。ストレスが溜まると甘いものを食べてしまうんだけどダイエットでストレスが溜まるので悪循環だと言ってました。私だったらビキニより食べる方を選ぶな(笑)そんなshort & sweetな一日(半日)でした…。
2007.01.17
コメント(8)

今朝、地下鉄の駅で見た光景。おじさん達が熱心に相談しながら見ている先を見てみるとアライグマが必死で柵にしがみついていました。なぜこんなことに(笑)怖い思いをしてるんだろうなと思うと気の毒だけど、かわいい。。。おじさん達が救出方法を話し合っていたのでうまく脱出できたことを祈ります。★トロントにはのら猫・のら犬はいませんが、のらリスとのらアライグマがいます。カナダに来た頃はリスやアライグマを見るたび喜んでばしばし写真を撮っていましたが、写真を撮らなくてもゴミを荒らしに来るので毎日見られるんですよね。彼らに咬まれたら特別な注射をしてもらわないといけないそうです。かわいくてもえさをやったり近づくのはやめましょう。
2007.01.09
コメント(10)
明けましておめでとうございます!TVでプレイボーイマンションを見ながら年を越してしまったヒカルです。今年もどうぞよろしくお願いします。市役所前広場の中継を見ながらカウントダウンをしようとチャンネルを探している途中で見たプレイボーイの社長の彼女6人生活密着番組に見入っている間に気がつくと0:03になってました。カウントダウンって後10秒で今年が終わってしまう!…あと3秒!うわ~2006年が終わる~終わった~!っていうのがいいですよね。マニトバから遊びに来ている友人と夫、ごめん…。★3日から仕事だったのですがいきなり忙しかったです。嚥下造影も3日間で3つ。嚥下造影をするのはいいんだけど、マルチタスクだし迅速に進めようと思うとやっぱり気が張って疲れます。カナダの嚥下造影はSLPと放射線科医さんと放射線技師さんとでするので最低人数3人。気切チューブがある患者さんの場合は呼吸療法士さんか看護師さんにも依頼するし、各職種の学生さんがいたりするとさらに人数が増えて、スクリーンの向こうから大人数がこちらをじーっと見るわけです。嚥下造影についてはいろいろあるのですが、とりあえず今日は造影中のちょっとした失敗を2つ書きます。失敗(1)初めて一人で嚥下造影をした時、6人くらい見ている中で緊張のあまり手に持っていたバリウム入り水を床に落とした。失敗(2)患者さんに「chin tuckを試しましょう。これを口に含んで、顎を胸につけて、飲み込んでください。もっと顎を胸につけ…あっ気切チューブ…(忘れてた)」患者さんは顎が気切チューブでひっかかってるのに一生懸命顎を胸につけようとしていました。本当にすみませんでした。笑ったのは、ポルトガル語の通訳さんに通訳してもらいながら嚥下造影していた時。私「これお水です」通訳さん「アグア!」私「これはとろみ飲料」通訳さん「◎×▲○」私「これはアップルソース!」通訳さん「アップルソース!」それ、わざわざ通訳しなくていいから!同じだから!みんないっぺんに笑って面白かったです。
2007.01.06
コメント(6)
全6件 (6件中 1-6件目)
1