ショコタ et チヨコ の Blog de 303

2005.10.16
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テーマ: ★お菓子★(2933)




ショコタ; こんにちは。ショコタです。

お菓子の焼き色がきれいとパリのiqcotさんに、ほめていただいたので、

今日はお菓子の焼き色について・・・。

とりわけ特別なオーブンを使っているわけじゃないんです。

オーブン

紹介します。

我が家の頑張りやさんはこちらで~す。

デロンギのオーブンです。

最近ひとまわり、おおきくなった

新商品が発売になったようです。

これは、小さくて便利です。価格も魅力。

設定温度は230度とありますが

実際温度計で測ってみると

240度くらいはありました。

小さめのバゲットも焼ける温度です。

我が家のタルトやパンは

すべてこのオーブンで焼成しています。

ピザストーンもついている!!


どのタイプのオーブンでもそうですが、使い始めのころは相手の性格がわかりませんので

思うような焼き上がりにもっていくのが大変です。

焼き色は、オーブン庫内にどれだけ均一な熱を保てるかがポイントだと思います。

オーブン内部がこのオーブンのように小さいと1回の開閉で

いやになっちゃうほどの熱が逃げてしまいます。

予定よりも高めの温度設定にして、しっかりと熱を蓄えておくことが大事です。

このオーブンにもついているのですが、

あったまりましたよ~という合図は鵜呑みにしないでください。

合図をもらってから15分以上はそのまま余熱を続けます。

この時間の熱量が惜しいというかたは、お持ちになっているお菓子やパンの焼き型を

オーブンの中にいれて空焼きしてはいかがでしょうか。

空焼きできない材質のものはだめですが、から焼きを繰り返すことで

焼き菓子の色づき具合や型離れがよくなります。

さぁ、充分すぎる熱をためたら焼成開始です。

すばやく扉をあけて天板をセットして、扉をしめます。

それでもオーブン手前の熱はごっそり逃げます。

このデロンギのオーブンにはファンがついてはいるものの

熱の循環は決していいとはいえません。

毎度の事ながら奥の方から色づき始めます。

ここであわてて、天板の向きを変えようとしてはダメです。

まだ色づいていなくとも熱は確実に素材の表面をなでています。

素材も熱の愛撫をうけて、その気になりはじめたばかりなのです。

邪魔をしないで成り行きを見守ってください。

素材が熱の愛撫に、その気になれば、成就するのも時間の問題です。

焼き上がり時間が30分かかるものを半分の15分経過で向きを変えるのでなく

25分経ったあたりで、両手にグローブをつけてすばやく向きを変えて残り5分を迎えます。

不思議なもので最初に色づき始めた場所は、あるポイントで進行が遅くなるようです。

その間に心配していた部分の色づき具合が追いついてきます。

ぐんぐんと追いついて来たときに、向きを変える。

このときに、向きを変えないと、進行の止まっていた部分が、目覚めてしまうのです。

「私はもっともっと変化していいのねっ!」と勘違いをして、

頬をそめあげてしまう(焦げちゃう。)ことになります。

わかりにくいですね(笑)。ここまで読んでくれる方がどれだけいるか。

簡単にまとめてしまうと、熱をイメージすることです。

熱が見えるようになれば、塗り絵をするように焼き色をつけることが出来ます。

熱をかわいがってください。

この3行だけでいいんとちゃう???



オーブン


この明かりが焼き色を惑わせるので困ります。

明かりに照らされて焼き色がついていると勘違いしてしまうのです。

扉を開けてはいけませんよ♪


★パリのiqcotさんの素敵なブログは こちら

パリの空気がいっぱいですよ。







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Last updated  2005.10.16 20:27:02
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