ショコタ et チヨコ の Blog de 303

2006.12.24
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Amiot-Servelle

【 Bourgogne Pinot noir 2004  -Amiot Servelle- 】



こちらのワイン、たっぷりと時間が必要でした…。飲み終えるのに4日間。(続く←日記本文の書込みが捗らないショコタでした。)


 今頃になって続きを書き込んでおります。(1月23日…誰も気づかないよな。汗) こちらのアミオ・セルヴェルのブルゴーニュ2004・・・僕らに飲まれるのを拒んでいるようでした。花、セロリ、ルッコラの匂いが重たげにグラスを満たしている。香りの調子が低いと手に取るグラスの重量までもが心なしか重たく感じるから不思議である。40分は経過しただろうか、いまだグラスに口をつけていない僕とチヨコ…果実の香りはいっかな姿を見せない。グレープフルーツの白いワタの部分とカネルやナツメグのような香辛料がロケット菜とセロリに絡んでくる。(サラダだったら美味しいそう?)

 ひと口含んでみる。ゴクリ…舌の表面に硬い液体が広がると同時に、舌全体ばかりでなく歯茎までもを収斂させるほどの細かい渋みと酸に襲われる。この時点で2杯目はないと確信。残りは明日に持ち越す。チヨコはグラス1杯飲みきることができなかった。(50mlくらいしか注いでないのに!)

 僕はチビチビと変化を追ってみることにする。4時間後のグラスの中…ようやくほの甘い果実の姿が漂い始めた。野菜や癖のあるハーブの香りは鳴りを潜め、花の香りも最初に感じた、顔を近づけすぎて鼻がむず痒くなるほど花粉を吸い込んだときのそれではなく、風に乗って鼻先を掠めるような優しく芳しい香りに変化していた。おぉ、もしや美味しくなっているのでは!

ゴクリ…微かに柔らかくなってはいるものの、やはり拒まれました。

2日目も…3日目も…頑なな表情です。「私は要らないよ♪ショコタに全部あげる~」と、チヨコ。4日目、チラチラと笑ってくれる瞬間もあったのですが意思疎通までは至らず!数年後にまた話しかけてみたいワインでありました。

アミオ・セルヴェルさん、ありがとうございました♪


2004






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Last updated  2007.01.23 05:54:28
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