ショコタ et チヨコ の Blog de 303

2008.01.22
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粥

チヨコの七草粥






それでも、胃にやさしそうなお粥の姿をこれから続く数枚の画像の先頭にどうしても飾りたかったのです。


さて、本日は303ブログ初となる日本酒の画像です♪年末からお正月に嗜んだ(いや、浴びたと言った方がよいか…)日本酒です。浅草のおっちゃんたちやチヨコパパ(←もちろん、おっちゃん)と交わす杯は、ワインばかりの303とはひと味違う楽しさと美味さとで溢れておりました。



せんきん

仙禽  純米吟醸 槽掛けあらばしり無濾過生原酒」 (栃木)




なみなみと注がれた酒をたっぷりと口に含む。すると、脳の左側、やや前方あたりで何やら音が響いて驚いた。どんな音かと問われても言い表す言葉に窮するのだけど…あえて例えるなら…

『早朝のチェンバロ』???。ワインを楽しんでいる時は、どちらかと言うと脳裏に映像の浮かぶことの多いショコタですが、美味しいと感じた日本酒には不思議とそんな音の響きが記憶に残りました。



長野と会津

信濃鶴 しぼりたて純米無濾過生原酒」 (長野) / 「 飛露喜  特撰純吟」 (福島)




酒盛りを共にするおっちゃんたちの内側に“音”は響いているのだろうかと気がかりになり、酒を含んだほんの一瞬の表情をも逃さぬよう盗み見ていると、酒を飲み下すか下さぬかのほんの瞬き程度の間であったが、宴の中に身を置く自分からついと離れ、どこか虚空を見つめるような、宴に似つかわしくない目つきをするじゃありませんか!

この目つきをみて、おっちゃんたちの中に何かしらの音が反響しているに違いないと、僕はそう感じたのです。



山

秋鹿『山』  山廃純米原酒」(大阪)




その一瞬の遊離の後、おっちゃんたちは顔中に刻まれた皺をぐいと手繰り寄せてニカッと笑い、酒の匂う熱い息を絡めながら、反響した音を吐き出すような声音でひと言、「こりゃ、うまいなぁ」

『どんな音がしました?』そんな酔いの醒めるようなことは勿論問いません。問わずともあの目つきが物語っていましたから。響くものが無ければあんな表情はできるものじゃない。



九平次

醸し人九平次  純米吟醸山田錦」(愛知)





うまいと言っては手酌でぐい呑みを満たし、とらえられなかった何かを確かめるかのごとくグビリと呷る。そしてまたひと言、「うん、うまい!」…その繰り返し。うまい日本酒はその繰り返しを誘い、何時の間にやら強かに人を酔わすのか。

おっちゃんたちの表情を肴に、僕もたらふく旨い酒を飲んだ。ひと口含むたびに脳の左側、やや前あたりに響く音に耳を澄ませながら。



しちほんやり

七本鎗  純米吟醸 吟吹雪」(滋賀)




僕は、おっちゃんたちよりも酒を飲んだ。然るに年越し蕎麦を食べた記憶はどこか遠い彼方、再来年の大晦日あたりに飛んでいったようだ。後日チヨコに日記帳を見せつけられた。日記帳には、高ちゃん(ショコタ母)と並んで蕎麦を食べている上機嫌なショコタの写真が貼ってあった。…あれれ?クリスマスに続いてですか。き、記憶にございません。





豚肉とレンズマメ




日本酒をグビリグビリと飲めないだろうチヨコのためにワインも1本♪


jadot1996



jadot

Savigny-les-Beaune 1er cru LES VERGELESSES 1996 ( LOIS JADOT )




お酒ばかりの年末年始。働きすぎた胃になんとも優しいお粥の画像を先頭に飾った僕の思いが伝わりましたでしょうか!!お粥を食べて僕の胃袋はすっかり回復したことでしょう。

お粥を食べても回復しなかったものと言えば…

彼方に飛んでしまった年越し蕎麦の記憶くらいでしょうか。



お粥

ごちそうさま~美味しかった。旧暦7日もお粥にしよっ♪(それとも蕎麦にするか!?)












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Last updated  2008.01.23 03:56:44
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