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タレントで映画監督の北野武(62)が18日、国際会議後の会見での酩酊(めいてい)疑惑で辞任した中川昭一前財務相(55)を斬り捨てた。都内で「大人を変えていく大人~ジーンズフィフティ大賞」授賞式に出席し、ろれつが回らなかった理由を風邪薬の影響とした中川氏を「中途半端」とバッサリ。高座で居眠りしながら、"名人"の称号に揺らぎなかった落語家で飲んべえの故・古今亭志ん生の名を持ち出し、「実績がないから言われる」とダメ出しした。
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前財務相の"酩酊疑惑辞任"に対し、"たけし節"がさく裂した。「アワワ~」。マイクを持った北野が天を仰ぎ、中川氏のろれつの回らない口調をまねたのが"号砲"だった。その後は速射砲のように容赦ない毒舌が飛び出した。
「あの(理由説明の)中途半端さが良くない。思い切り寝ちゃってたら、古今亭志ん生さんになれる。中途半端にウソつくから」。やはり酩酊は"疑惑"ではなかったと断定し、天衣無縫で知られた落語界の"昭和の名人"を引き合いにダメ出しした。
「志ん生さんは舞台でう○こしても名人と言われる。それが実績。中川さんが何やってきたのか。実績がない」。高座で居眠りしても「そこに志ん生がいるだけでいい」とまで言われるほどの積み重ねがあれば、失態でも風向きは違っていたはずとの考えだ。
この日、ジーンズフィフティ大賞を受賞した北野。報道陣から「中川氏が"かっこいい大人"になるには?」と聞かれると、「ひんしゅく買うなら、徹底的に買うとかね。机に突っ伏して寝てないと。それか吐いてるとか。(席を)立ったときにう○ちがあったら、"さすが!豪快!"と言われる」と強烈アドバイス。"世界のキタノ"として海外からも評価される映画監督だけに、"ウソ"ならぬ"演技"へのノルマは限りなく高そうだった。