翠 の 風

翠 の 風

2006年11月03日
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テーマ: お勧めの本(8116)
カテゴリ: 今日読み終えた本
「告白-To Tell The Truth-」著:チャールズ・R・ジェンキンス 訳:伊藤真


著者:チャールズ・R・ジェンキンス
訳者:伊藤真
発行:角川文庫
頁数:298
読みやすさ:4/5
おすすめ度:4/5

 北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさんの夫チャールズ・R・ジェン
キンス氏の自伝で、文庫化されていたので買ってみました。


Truth)」というタイトルで語られた内容はおそらく”Truth”なんでしょう。
だとすると、我々一般人が今の北朝鮮の実情をうかがい知る資料として
はとても重要で充実していると思います。

 米軍にいた当時のいろんなことから逃れたいと考えて一線を越えてし
まった(結果として、その後の北朝鮮での生活と引き替えにする程のこ
とではなかった)ことへの悔やみと母国や仲間への思い、脱出を実現さ
せてくれた日本政府への感謝、そして心の支えとなったひとみさんを始
めとする家族への感謝の気持ちが全編を通じて流れているような気が
しました。
 ”飛んで火に入る夏の虫”のごとく北朝鮮に転がり込んでしまってから、
世の中から隔絶され、何十年も理不尽な生活を余儀なくされてきた経過

んと支え合うように生きていた様がよく伝わってきました。

 そしてなによりも一連の帰国騒動の経過は彼の一生でも最も重要な
期間であり、心身共に大きく揺れ動いた出来事であったということが文
中からもうかがえます。最初にひとみさんが「一時帰国」ということで日
本へ行ってから、彼と2人の娘さんが日本へ行くまでの間にはいろんな


 ところでジェンキンス氏の報告の中で、報道としてあまり取り上げられ
ていないことの一つに、日本人や韓国人同様多くの外国人が拉致され
ているという事実です。タイ、ヨルダン、イタリア等ジェンキンス氏の周辺
だけでも数カ国の外国人がいたということですから、他にも相当数いる
と思われます。この問題に関してはさらに世界的な取り組みが必要なん
だと思います。

 今は畑仕事をしたり、佐渡金山の観光施設でお仕事をされているよう
です。北朝鮮からの監視からは解放されたのでしょうが、新たにマスコミ
や人々の好奇の目という新たな呪縛に悩まされているのかもしれませ
んが...






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Last updated  2006年11月03日 11時53分16秒
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こんにちは  
京師美佳  さん
ジェンキンスさんだ~^0^
今日かな?ワイドショーでこの本をみて、
私も興味を持っていました。 (2006年11月04日 12時42分24秒)

Re:こんにちは(11/03)  
Pesca  さん
京師美佳さん
ありがとうございます

なんか最近曽我ひとみさんを拉致した工作員の一人が指名手配されていましたね。弟がバイオリニストだとか..ワイドショーでも久々に拉致ネタを扱っているんでしょう。
早くしょっ引かれたらいいんですけどね。でも北朝鮮にいる限り今のところは難しいんでしょうな。

(2006年11月04日 23時10分24秒)

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