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初回となる本日は、中森明菜の『スローモーション』を紹介したいと思います。「わざわざ紹介するな!」という声も聞こえてきそうな気もしますが、知っている方は、既に三十路を迎えている、という感じではないでしょうか。。。すみません、大きなお世話ですね!でも、この中森明菜の『スローモーション』は良い曲ですよ。当時小学生だった僕は、この曲、この詞に胸がキュンとなりました。80年代アイドルの大物としての中森明菜より、この曲でデビューした「新人」アイドル中森明菜の方が好感が持てます。この曲のサビで、「出会いはスローモーション 恋のめまい誘うほどに。。。」と女心を唄っていますが、こんな切ない恋をする人は今の世の中いるのでしょうか?少なくとも、このような純粋な恋愛感情を僕自身忘れ去っているような気がします。僕は、韓国純愛ドラマよりも、この「スローモーション」を聴いたときのほうが、胸を打たれます。今の若い方にも、この曲を聴いていただきたいと思います。独身の女性の方などは、きっと気に入ると思いますよ!
2006/10/14
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グリーンの息子もジャズギタリストとしてデビューしていることをご存知の方も多いと思います。現在はグラント・グリーンJr.と名乗っているようですが、デビュー当初はグレッグ・グリーンという本名で活動しており、「A TRIBUTE TO GRANT GREEN(グラント・グリーン賛歌)」というトリビュートアルバムにおいて、初めてその演奏を披露しています。同アルバムは今をときめく人気ギタリストがグリーンのオリジナル曲をカバーし、それぞれが自分の解釈で演奏しています。中でも私が気に入っているのが、Jr.の演奏する「A WEE BIT O'GREEN」です。この曲は父親のデビューアルバムに収録されているメロディアスなブルースで、とても良い曲なのですが、Jr.の演奏もなかなかです。ギターの音色は父に比べて上品な感じで、指の動きも父よりスムーズで、上手さという点では、どちらかといえば息子のほうが上をいっているという感じです。しかしながら、Jr.の演奏は個性に欠けるきらいがあるのもまた事実です。ONE & ONLYな部分がないのです。確かに、昔に比べてギタリストの絶対数が増え、独自の個性を出すことが難しくなっているご時世ですが、父グラント・グリーンが持っている"旨み"というのは、やはり他に秀でたものでした。もちろん、Jr.の演奏はプロとして高水準の演奏ですが、"旨さ"という点では、やはり、父に軍配が上がるでしょう。
2006/07/01
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LOVE FOR SALE...。本当に素晴らしい曲です。以前にも紹介したスタンリー・タレンタインのライブアルバム「UP AT MINTON'S」で、グリーンはこの名曲を演奏しております。スタンリーの名演は言うに及ばず、その彼をきっちりとサポートするグリーンもまた頼もしい限りです。イントロで微かに聞こえるグリーンのフレーズはどこか切なく、女性の繊細な気持ちを見事に表現しています。そして、アドリブパートでは、一転、ドライブ感溢れる、実に熱いソロを奏でており、これがまた超格好良いのです!絶対に聴くべき一曲だと思います。それにしても、ハードバップ時代のグリーンのライブ音源は本当に数が少ないですね...。クロスオーバー的な演奏をしていた時期(1970年代)はライブ盤がありますが、何か物足りない気がします。僕にとってグリーンは、やはり、”ハードバッパー”なので、リーダー作ではなくて良いですから、彼の1960年代のライブ音源を知っている方がいらっしゃるのであれば、是非、教えていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
2006/06/09
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アルバム「STREET OF DREAMS」は「AM I BLUE」に続くバラード集といったところでしょうか...。僕はこのアルバムを、夜、眠りにつくまえによく聴きますが、とても癒される作品だと思います。中でもとりわけ好きな曲が4曲目の『SOMEWHERE IN THE NIGHT』です。ラリー・ヤングの甘いイントロから始まる同曲は、テーマがとても美しくて思わず鼻歌を唄ってしまいます。vibesのボビー・ハッチャーソンも自身のソロパートで音痴な鼻歌を唄っています。鼻歌はさておき、ボビーの演奏はこの曲の一番の聴き所だ、と僕は思います。ロマンティックなテーマをさらに艶やかにする、ムードメーカーの役割を果たしていると思うのです。『SOMEWHERE IN THE NIGHT』を訳すと、「今宵何処かで」といった具合でしょうか...。恋人達が愛し合う夜を描いた曲だ、と仮定すると、こんな名曲は無いと感じます。因みに、グリーンは珍しくソロパートの最後で、ちょっとした「早弾き」を披露しています。このアルバムのライナーノーツで、「ジャンゴ・ラインハルトばりだ」と評されておりますが、さて、みなさんどのように思われますか?まあ、格好よければ、全て良しですよね!今夜もこのアルバムを聴きながら眠りに就こうかと思います。
2006/05/05
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BLACK LIONから「REACHING OUT」というアルバムが出ているのをご存知ですか?同アルバムは恐らく、グリーンがBLUENOTEと契約する前に世に出た作品だと思います。一通り聴いてみましたが、クールなハードバップという印象を、私は抱きました。泥臭さが無く、とても洗練されたサウンドで、グリーンのギターもなんだか上品に聞こえます。タイトル曲REACHING OUTは妙な透明感があり、「これがグリーンか?」と思わせます。2曲目の「OUR MISS BROOKS」は、ご存知ハロルド・ヴィックの手によるソウル・ジャズの名曲ですが、ブルースのわりには、やはり、土臭さはなく、小奇麗にまとまっています。その他の曲もまずまずで、希少価値が高い作品ですから、迷わず購入して正解でした。因みに、同作品は、テープの回転数がおかしいのか、ギターを普通にチューニングしても音程が合わず、耳コピが困難です。しかし、朗報です。6曲目の「FALLING IN LOVE WITH LOVE(恋に恋して)」については、なんと、楽譜が存在するのです。もちろん、TAB譜付です。以前にも紹介したatnという会社から、「ジャズギター/スタンダーズ」という教則本が出ておりまして、その中に、同曲の楽譜が収録されています。参考CDも添付されているので、グリーンの演奏をコピーしたい方は、購入されてみては如何でしょうか...。ただ、\3,500と値ははりますが...。
2006/05/04
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少し前の話になるのですが、ある書店の楽譜コーナーで貴重な教則本を見つけました。タイトルは「グラント・グリーン・スタイルの探求」です。その名の通り、グリーンの演奏スタイルを学ぶための、いわば、教科書です。atnという会社から出版されています。CDも添付され、税抜きで2,200円です。当然、自称ギタリストである私はすぐに購入しました。同書では、ジャズギターの基本にも触れていますが、主眼はグリーンの「手癖」を学ぶところに置かれており、「そういえば、グリーンはこういうのをよく使うよなー」というフレーズが随所にちりばめられています。また、TAB譜もついているため、楽典に自信の無い方でも容易に解釈できるはずです(かく言う私もおたまじゃくしは読めませんが...)。同書の全てを実践したわけではありませんが、一通り弾いてみると、グリーンの演奏は簡単そうに思えて、実は奥が深いのだなあ、と実感しました。他のギタリストに比べて音数が少ない、という印象を受けますが、ところがどっこい、指使いが結構難しかったりします。また、彼は、アドリブの中でよく同じフレーズを何度も何度も繰り返しますが、これはアイデアが浮かばないのではなく、独自の計算に基づいて、敢えてそうしていたのだということが分かります。BLUENOTEの看板ギタリストを伊達にやっておりません。「グラント・グリーン・スタイルの探求」は、グリーンの演奏スタイルを学びたい方は、是非、入手すべき一冊です。これからジャズギターを始めたいという方にもお勧めです。ギターを弾かない方は特に必要ないかもしれませんが、周囲に、ギタリストで、且つ、グリーンが大好きな人がいらっしゃるのであれば、グリーンを学ぶための「教科書」があることを、是非、教えてあげてください。本日は以上です。
2006/05/03
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BLUENOTEのアルバムは特にジャケットが格好良いのでついつい衝動買いしてしまいますが、我らがグリーンのアルバムも購買意欲をそそるジャケットが多数そろっています。中でも、僕が好きなのは、「GRANTSTAND」のジャケットです。僕はCDしか所有しておりませんが、LP盤がまだ入手可能なのであれば、是非コレクトして部屋に飾りたいですね。因みに、僕はロックミュージシャンの中で一番好きなのが、ジョン・メレンキャンプなのですが、部屋には彼のLP盤を飾っております。これに、グリーンのアルバムが加われば、もう言うこと無しなのです。何故、もっと早くにジャズを聴き始めなかったのか悔やんでいます。デジタル化がさらに進めば、CDさえ手に入らなくなるかもしれません。しかし、ジャケットというのはアルバムの顔なわけですし、大げさに言えばアートでもあるわけですから、何らかの方法で保存したいものです。ジャケットをカラープリンターで印刷する日も近いかもしれませんね。
2006/05/02
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グラント・グリーンがギターを演奏している姿を観たことありますか?実は、彼の演奏シーンを捉えた映像があります。楽器屋で偶々見つけたのですが、リットーミュージックから出ているビデオ「ジャズ・ギターの軌跡Vol.2」の一曲目にグリーンは登場してきます。バーニー・ケッセル、ケニー・バレルとトリオを組んで、「Blue Mist」という曲を演奏しています。同曲は、ケッセルが書いたと思われる曲でアップテンポのブルースです。ブルースということでは3人とも得意分野ですからそれぞれが独自のスタイルで伸び伸びと演奏しています。グリーンは2人の先輩の先陣をきってアドリブパートを演奏するのですが、奏でるフレーズは言うに及ばず、ギターを弾くときのアクションが実にカッコイイのです。目を閉じ、歯をくいしばりながら、上下左右に首を振るその姿は神懸り的です。僕はこの映像を観る度に、一度で良いから、グリーンのパフォーマンスを生で見たかったなぁと思います。この映像がDVDになっているかどうかは良く分かりませんが、恐らく、日本で入手できる唯一の貴重な映像だと思われます。まさにお宝映像であります。皆さんも動くグリーンの姿を目に焼き付けてください。
2006/04/08
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僕がまだ学生だった頃のある日、姉が僕に、とあるCDをプレゼントしてくれました。アルバムのタイトルは「BLUE GUITAR」。ブルーノートから出ている、ギタリストのオムニバスアルバムです。チャーリー・クリスチャンからスタンリージョーダンまでくまなく収録されたなかなかのアルバムでした。ジャズギターを聴き始めてまだ間もない僕にとっては、最高のプレゼントであり、また、ジャズギターにのめり込むには、最高の教科書でした。さて、その中で僕が最も気に入ったのが、他でもない、グラント・グリーンです。収録曲は、「COME SUNRISE(カム サンライズ)」でした。気に入った理由は、「これ位だったら僕にも弾ける」でした。速弾きもなければオクターブ奏法もなくコード奏法もない、尚且つ、素朴でブルージー。黒人ギタリストといったら、"神様"ウェス・モンゴメリー程度しか知らなかった僕にとっては、グリーンとの出会いは運命的でした。この出会いがなければ、グリーンとのお付き合いはだいぶ遅れていたか、若しくは、無かったかもしれません。グリーンとのお付き合いが始まってから、もう十数年経ちました。僕は今は趣味でギターを弾く程度で、本格的にジャズに取り組んでいるわけではありませんが、グリーンと出会って、本当に良かったと思っています。恐らく、日本で発売されているグリーンのアルバムの中で僕が所有していないものは多分ありません。それぐらい、グリーンは僕にとって欠かせない"愛人"なのです。もちろん、いろいろなギタリストと浮気はします。しかし、帰るべき場所はいつもグリーンです。グリーンとの出会いを演出してくれたエレクトーン奏者の姉にただただ感謝です。
2006/04/07
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「マイファニーヴァレンタイン」というとチェット・ベイカーのユニセックスヴォイスを連想される方が多いと思われます。確かに、彼の歌声はとても心に染み込んでくるものであり、名演というのに相応しい出来だと思います。しかし、我らがグラント・グリーンも負けてはいませんよ!グリーンのリーダー作の中でも恐らく1、2を争う名アルバム「GRANTSTAND」での同曲は、実に艶やか且つ上品です。フルートとオルガンによる静かなイントロから始まり、テーマに入ってからのグリーンのギターの音色は美しく、一音々々がとてつもない存在感を放っています。彼の左手がギターの弦をこする音も見事にマイクで拾われていて、その金属音がまたよろしい。テンポはとてもスローで、アドリブパートも長いですが、最後まで一向に聴く者を飽きさせることはありません。それにしても、グリーンのバラードは、なぜかくも人を引きつけるのでしょうか?どうしてかくも美しいのでしょうか?ギターを弾くのではなく、ギターで唄うという姿勢が恐らくかような名演を引き出すのでしょう。因みに、同アルバムには「OLD FOLKS」も納められていますが、アップテンポで、バラードという感じはあまりありません。「OLD FOLKS」に関して言えば、ウェスの方が、僕は"グッ"ときました。蛇足ですが、こちらも聴いてみてください。
2006/03/31
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ロック界では、俗に"下手上手"と呼ばれるギタリストが数名います。ローリングストーンズの2枚看板であるキース・リチャーズとロン・ウッドは共に下手上手(ロンは上手いかもしれないけれど...。)で有名ですね。以前、東京ドームのストーンズ来日公演を観にいったときに、1曲目の「START ME UP」のイントロで、いきなりキースが変な音を出していましたが、友達と大笑いしてしまいました。あと、ジミー・ペイジも下手上手ですね。それはさておき、ジャズ界にも下手上手ギタリストがいますね。言うまでもなく、我らがグラント・グリーンです。黒人3大ギタリストの一人と呼ばれるものの、技術的にはウェスやバレルには遠く及ばず、かといって、ほかの華のないギタリストと比べたら、その個性の強さは天下一品であり、なんとも不思議な人です。下手なのに"聴かせる"。これができるのはジャズ界ではグリーンだけです。といっても、その個性だけでは、グリーンはこれほど有名にはならなかったでしょう。やはり、BLUE NOTEが看板ギタリストに抜擢したという強運があればこそ、です。まあ、下手上手でなくとも、運が必要ですが...。
2005/12/21
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SPEAK LOW、名曲です。バーニー・ケッセルのアルバム「KESSEL PLAYS STANDARDS」で初めてこの曲を聴きました。ラテンっぽいリズムでイントロが始まり、ミディアムテンポの軽快なスウィングでテーマに入り、ケッセルのソロも素晴らしい。同アルバムで僕はこの曲が大好きになってしまいました。もちろん我らがグリーンもこの曲を吹込んでいます。アルバムは「I WANT TO HOLD YOUR HAND」です。エルヴィン・ジョーンズのパワフルなドラムに煽られ、この曲でグリーンは全力疾走します。ハンク・モブレーの”マイルド”なソロの後に、実に格好良いグリーンのソロは炸裂します。まるでプールで泳いでいるように、とても気持ちよさそうなギターをグリーンは弾いており、聴くものもその泳ぐようなソロに聞きほれてしまいます。先日、グリーンとジミー・スミスは相性が悪いと書きましたが、このアルバムでのオルガンはラリー・ヤングです。エルヴィンとヤングに後押しされ、曲の最後の最後まで次々とアイデアが浮かぶグリーンは、まるで水を得た魚!!共演者が変われば、曲自体もこうも変わるんですね。この曲、グリーンのベスト盤にも入っています。絶対聴くべきです!!
2005/12/13
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以前ギターとオルガンとの相性の良さについて書き込みましたが、そのときはグリーンの相棒としてラリー・ヤングの名前を挙げました。いろいろな音源を振りかえってみると、グリーンはヤング以外のオルガン奏者との共演も多数録音しています。ジャック・マクダフ、ビッグ・ジョン・パットン、ベビーフェイス・ウィレットetc...。その中でもちょっといただけない音源をひとつご紹介します。それは、ジミー・スミスのアルバム「I'M MOVIN' ON」です。結論から言うと、グリーンとスミスは相性が良くないということです。このアルバムは、CDショップで、”スミスとグリーンの唯一の共演作”というコメントが書かれていたので、「これは!!」と思い、衝動買いしたのですが、聴いてみてがっかりの内容でした。極めつけは5曲目の「BACK TALK」。曲のテンポが速いので、「もしかして...。」と嫌な予感がしたのですが、それが的中。曲の後半に両者のかけあいがあるのですが、そこでスミスがいつものようにはめを外して暴走、マシンガン・トークの炸裂です。そして、合いの手を入れるべきグリーンはその早口なおしゃべりに着いていけず、指がもつれてしまう始末。聴いていて悲しくなってしまいました。速弾きが好きなスミスと苦手なグリーン...。聴かなかったことにしたいぐらいに不甲斐ないグリーンにちょっと文句を言いたいぐらいです。しかし、聴いてしまった。2人の相性は最悪で、同アルバム以外に共演作がないということに納得してしまいました。このアルバムを聴いていない方、どうされますか?
2005/12/11
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グリーンはモード系の楽曲にも関心があったようです。2曲紹介致しましょう。まずは、アルバム「SUNDAY MORNIN'」から1曲、「SO WHAT」。これは皆さんご存知のマイルス・デイビスの名曲です。元々、グリーンはギタリストからの影響よりも管楽器奏者からの影響が強いと云われています。この曲はそういった特徴がよく出ています。ギターは音の伸びという点で、他の楽器に劣りますが、その弱点を補うに余りあるグリーンのプレイはもう脱帽です。ロングトーンの伸びは素晴らしく、また、美しいです。聴いていると往っちゃいそうです。それぐらい、良い意味でのいやらしさがあります。そして、全体を通しての、所謂アウト感がたまらないです。ギターのチューニングをわざと狂わせているかのような美しい調子はずれっぷりが最高です。こんな旨いギターはそうは聴くことは出来ません。2曲目は、アルバム「BORN TO BE BLUE」の「OUTER SPACE」です。この曲はグリーンのオリジナルで、テーマがメチャメチャ格好良いです。僕が思うに、「SO WHAT」に並ぶ名曲ではないでしょうか...。曲後半のアドリブは言葉では上手く表現できませんが、とにかく酔います。どうしたらこんなに凄いメロディーラインが思い浮かぶのだろう、と不思議で仕方ありません。一説によると、ジョージ・ベンソンが来日した折、本国で「BORN TO BE BLUE」が手に入らず、日本のCDショップで同アルバムを購入したといわれていますが、「ジョージ・ベンソン良かったね!」と声をかけてあげたいです。こんな名曲が入っているのだから...。グリーンが繰り広げるモードの世界。ファンの方、必聴ですよ!
2005/12/02
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禁断のテーマです。決してグリーンの名誉を傷つける気はないのですが、グリーンの映像やレコードジャケットを見ると、どうもグリーンは髪が薄く、素のままで撮影したものやカツラをつけて撮影したものが入り混じっているようです。例えば「BORN TO BE BLUE」のジャケットは素のままですが、その他のアルバムでは典型的なニグロヘアだったり、角刈りっぽかったりと、さまざまな髪型を楽しんでいるようです。グリーンが薄毛だとしてもだから何だ、という声が聞こえてきそうですが、僕自身、年齢のわりに髪が薄いので、そんなところをついついチェックしてしまうのです。因みに、最近の僕の髪型は素のままの時のグリーンとかなり似ています。とはいってもグリーンのように頭の形はよくないので、彼ほど格好良くはありませんが...。しかし、黒人は、例えばスポーツ選手に代表されるように、スキンヘッドにすると格好良いのに、黄色人種はあまりパッとしない(もちろん例外はありますが)のはどうしてでしょうか? 謎です...。
2005/07/15
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グリーンはラテン音楽をテーマにしたアルバムを吹込みました。そうです、「THE LATIN BIT」です。実はこのアルバム、CDショップで見かけてから実際に購入するまでの間、随分と時間がかかりました。何故僕が二の足を踏んでいたかというと、変な話、同アルバムの中に「BESAME MUCHO」が入っていたからです。僕はベサメムーチョという曲がどうしても好きになれないのです。なんだか日本の歌謡曲を聴いているような気になってしまうんですね...。それでも他の曲は興味津々だったので思い切って買って聴いてみたら、全体としては良い出来ですね。特に1曲目の「MAMBO INN」は良いですねー。ピアノとコンガによるイントロから、グっとひき込まれますね。テーマからグリーンによるソロにかけてのギターの音色は艶があり、また、フレーズもこの曲を作ったのはグリーンなのではないか、と思えるぐらいノリノリです。「BLAZIL」はちょっとコードの進行感が伝わってこないのが残念です。でも、Charlie Parker作曲の「MY LITTLE SUEDE SHOES」で名誉挽回、この曲も結構気に入ってます。ただ、全体としてはいいのですが、ベサメムーチョは未だに好きになれませんし、スキップしてしまいます。これは僕のアレルギーなので、ベサメームーチョが好きな方はごめんなさい。ベサメムーチョについてはいいとして、これからは夏本番、ラテンの季節です。みなさん、「THE LATIN BIT」を程よいボリュームで、一生懸命聴きましょう。それでは。
2005/07/13
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ギターとオルガンとはとても相性が良いようです。どちらも同じく電気を使用した楽器だからなのかどうなのかはよく分かりませんが、兎に角しっくりきます。俗に、ソウルジャズなどと言われますが、一つのジャンルをつくってしまうぐらい、両楽器は仲良しですね。有名なのは「オルガンの帝王」ジミー・スミスとケニー・バレルまたはウェス・モンゴメリーのコンビですか...。僕がジャズにのめり込むきっかけになったのはジミー・スミスのベストアルバムを聴いてからなのですが、そのアルバムの中の「SATIN DOLL」という曲を聴いたときは、身の毛がよだつほどの衝撃を受けました。津波のように「これでもか、これでもか」といわんばかりに弾きまくるスミスのオルガン、そして、上品ながらもブルージーなソロを奏でるバレル...。「これがジャズというものなのか!」と、目から鱗でした。このアルバムを聴くまでは、「ジャズなんてものはブルジョワの音楽だ」などと、頓珍漢な先入観を持っていましたが、聴いた後は「なぜもっと早くから聴かなかったのだろう」と後悔したものです。それはさておき、ギターとオルガンと言ったときに忘れてはならないのが、グラント・グリーンとラリー・ヤングのコンビでしょう(ドラムのエルビン・ジョーンズも忘れてはいけませんが)。二人は様々なアルバムで共演していますが、一押しなのは、ヤングのリーダー作「INTO SOMETHIN'」です。このアルバムは恐らく、ラリーヤングの代表作と言っても良いでしょう。2曲目はみなさんご存知の(?)グリーンの手による「PLAZA DE TOROS」で、それ以外の曲は全てヤングの手によるものです。同アルバムは全体を通してある種独特の『浮遊感』が漂っています。楽曲の性格上そうなっているのかもしれませんが、それに付け加え、マシンガンのように弾きまくるジミー・スミスとはまた違ったヤングの演奏スタイルが影響しているかもしれません。また、グリーンのギターの音色も、いつものソリッドギターに近い音とは違ってソフトになっているから、余計にふわふわとしたサウンドになっているのでしょう。3曲目の「PARIS EYES」及び5曲目の「RITHA」でのグリーンのソロは実によくまとまっていて必聴です。もちろん「PLAZA DE TOROS」もスパニッシュな感じのグリーンが聴けて楽しめます。このアルバムはグリーンとヤング、ひいてはギターとオルガンの相性の良さを体現した素晴らしい作品です。両者はジミー・スミスやケニー・バレルのような超ビッグネームの影に隠れがちですが、実は、彼らに匹敵するぐらいの名コンビなのです。グリーンとヤングの共演作を、是非、みなさん聴いてみて下さい。
2005/07/08
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グリーンというと、前期よりも、後期及び晩年のファンクっぽいサウンドの支持率が高いのではないでしょうか...。その後のジャズファンクの基礎を築いたアーティストの一人という意味では、確かにその功績は大きい、と僕も思います。でも、60年代前半あたりの音源を聴くと、「グリーンはやはりハードバップだ」という確信が強固なものとなります。もちろん、音楽というものは最終的には好みの問題ですから、自分の評価を人様に押し付けるのは以ての外なのですが、しかし、グリーンはハードバッパーであってほしいというのが、僕の正直な気持ちです。おそらく、僕は元来クロスオーバー的な音楽はあまり好まず、よりピュアな音楽が好きだからでしょう。グリーンのアルバムの中で、ここ最近よく聴いているのが「SOLID」です。エルビン・ジョーンズやジョー・ヘンダ-ソン、マッコイ・タイナーなどが参加している超豪華盤なのですが、そのなかでも僕が気に入っているのが2曲目の「EZZ-THETIC」です。アップテンポで、しかも、超ハードなサウンド。グリーンのソロは言うまでもなく、曲の後半辺りのエルビンのドラムソロはもう圧巻です。それぞれの楽器が互いにぶつかりつつも調和している...。曲の格好よさも100点満点中の200点!ファンクサウンドもたまには良いのですが、このアルバムを聴くと、やっぱりグリーンは「ハードバッパー」なんだということがよく分かります。
2005/07/05
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グリーンといえば、そのバラード演奏に定評があります。まず、選曲が素晴らしいです。「MY FANNY VALENTINE」「GOD BLESS CHILD」「I WANNA BE LOVED」「SOMEWHERE IN THE NIGHT」「I WISH YOU LOVE」「WIVES AND LOVERS」等の名演の数々...。中でも僕が好きなのは、アルバム「AIREGIN」収録の「NANCY(WITH THE LAUGHING FACE)」。コルトレーンの名演もありますが、僕はグリーンの演奏のほうが上をいっていると思います。まずイントロから美しい。その後の展開を聴かずにはいられません。テーマ部分は思わず涙が出てきそうなくらい切ないです。また、弦を押さえるときの金属音がなんとも心地よいですね。全体的にはもう完璧な出来です。ギターで唄うとはこういう演奏のことを言うんでしょうね。決してテクニック的にはどうということはないけれども、6分21秒の時間を飽きさせずにきかせるメロディーセンスの良さは、もう脱帽と言わざるを得ません。僕もGreenと同じような演奏をしてみたいのですが、はっきり申しまして、無理です。ま、それはそうでしょう。あのラッセル・マローンでさえ、「コピーするだけであれば、グリーンよりウェスのほうがむしろ簡単なんだから」と言っているぐらいですから...。
2005/06/27
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アルバム「GREEN STREET」を買ったときは4曲目の「GREEN WITH ENVY」を何度も聴きました。一応自称ギタリストなので、この曲のテーマだけは弾けるようになりたいと思い、耳コピを試みましたが、結局、今だに正確には弾けません(GreenのアルバムのTAB譜は少なくとも日本には売っていないようですね)。この曲はテーマがやたらとかっこ良くて、アドリブも曲の半ばあたりのロングトーンの繰り返しなどはファンとしては『昇天』ものです。この曲の始まりと終りとでは曲のテンポも違っています。ソロの最中にGreenも力が入り後半は図らずも走ってしまっているという感じですが、それがまた良いと思います。Greenはあるインタビューの中で、自分はトリオのときが最も個性を発揮できる、といったようなことを語っておりますが、納得。「GREEN STREET」を一聴すれば、その言葉の真意が分かります。「GREEN STREET」を持っている方は、再度、トリオ編成でのびのびとギターを鳴らしているGreenを聴いてみてください。持っていない方は、CD屋さんへGOです。
2005/06/21
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のっけから彼のリーダー作ではないアルバムについて一言...。スタンリー・タレンタインのライブアルバム「UP AT ”MINTON’S”」にグリーンが参加しているのですが、一曲目の「BUT NOT FOR ME」のグリーンのソロは、もう絶品!ソロの半ば辺りでお得意のペンタトニックフレーズが入りますが、そこで客が思わず「イエイ!!」と叫ぶのには私も頷けます。タイミングが絶妙なんですね。全体としては結構長いソロなのでじっくり聴けて、堪能しますよ...。興味のある方は是非聴いてみてください。ついでに付け加えますと、グリーンはコードを弾かないという俗説がありますが、同アルバムで彼は”ガンガン”コードを奏でております。もちろん、ウェスやバレルほどテクニカルではないのだけれども、タレンタインの演奏を邪魔することなく、こちらも”絶妙”という感じです。短いですが、本日はここまでです。
2005/06/19
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