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やかまし村のピッピ

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2004/12/11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
話が前後するが、願書出願直前に「お試し受験」をした。

K先生に「お試し受験は必要でしょうか?」とお聞きしたら
「う~ん、別に必要ないと僕は思うんですがね、
どうしてもって言うなら構いませんよ。ただね、いいですか、
確実に合格できる学校選んでくださいね。もし、すべっても
絶対にさくらさんには『合格した』と伝えてくださいよ。
本番直前に行かない学校受けて、ショック与えたら意味ないです。
特にさくらさんの場合は。」

我が家は距離から言って、埼玉、千葉の学校に通学させる予定は

学校によっては当然本命の受験生ばかりということも有得る中、
本物の受験を「お試し」と呼ぶのはいささか不謹慎だよね。

近所のママに情報を得て、一緒に受ける事にしたのは
埼玉県にある、とある中高一貫校。
お弁当をはさんで面接があるのもいい練習になると思った。

そのママいわく「ここなら絶対合格とれるよ、毎年うちの塾の女子は
ここお試ししてる子多いけど、落ちた子いないから」とのこと。
それでもさくらは心配だ!

当日の朝は早かった。なんでこんなに早いんだというくらい早い。
そして遠い…ようやく学校にたどり着く頃、さくらは
「ママ、受かっても私、この学校通えないと思う」と言う。


この時、一つ感じたことがある。
お試し受験だから…という理由で近所のお友達男女合わせて5人
で行った。
当然、学校や塾が一緒の仲間同士、受験の緊張感はない。
まるで社会科見学か遠足か。

待ち合わせしててどっちかが遅れて焦るのがよくないとか、
そういう理由じゃなくて、正しく緊張できないと思ったよ。

先日の宮本哲也先生の講演会での同じようなエピソードを
伺った時、「やっぱり」と思った。

かなり前の話らしいが、先生は当時預かっていた7名の男子生徒を
塾に集合させ、桐朋へ向かったそう。

普段の仲間が一緒だと緊張しつつも心強い。
でもその後一人きりになった時、突然強い緊張に襲われる。
試験開始直前に仲間と別れ、気持ちを落ちつかせる時間的余裕がないまま、
試験を受けたのは、よくなかったと先生は感じたそう。
やはり一人で学校へ向かい、受験会場に入り、徐々に緊張して
自分の気持ちを落着かせる、そのプロセスは必要だと。
7人中5人無事合格したそうだが、先生いわく
「受験会場へは友達と行ってはいけない」とのことだった。
(ちなみに、その時、最初からず~っとはしゃいで騒ぎ、緊張感のかけらも
無く、宮本先生に怒られた生徒さんは・・・合格したそう。
こういうタイプの子っている、マイペースっていうのかな。
さくらとは全く正反対のタイプ)

いよいよ試験が始まり、保護者は控え室の体育館で待機。
驚いたことに…椅子がかなり足りない。
3時間も待つというのにである。立って待つのは辛すぎる。
おまけに寒い。ストーブがいくつか用意されているが、
体育館全体は寒寒~としてる。
「控え室ってこんなもん?」と思ったら、既に上の子で経験済みの
ママいわく「珍しいわよ、普通さ、暖房ばっちりだし、お茶が用意
されてるとこも多いのよ。ちょっとびっくりよ」とのこと。

確かに『お試しでございます』という受験生が多い学校
なんだろう。学校側も練習に利用されるのをよく思わないのかも
しれないわ。だけどさ、受験料2万円もするのよね。
それに本命の受験生だっていると思うと、もう少し親切にしても
損はないと思ってしまったよ。

ようやくお昼前に試験が終わり、誘導もないまま、一斉に
子どもが部屋から出てくる。あまりの数に出会えないかと
思ったほど。

昼食を食べると午後は面接。
私は何も知らなかったので、さくらに最初から面接用の服を
着せたけど、着替えてる子がいる!パンツからスカートへ。
そんでもって、手鏡、ブラシで身だしなみチェック。
ま、本番では着替える余裕なんて無いような気もするが・・・。
それにしても、私ってなんて気のつかない母なんだろうと反省しました。

経験済みのママは「親子でお弁当食べられない学校もあるから、
子どものお弁当は最初から子どものバッグに入れるのよ。
あとで渡そうと思ってるともし会えない時大変なことになるからね」とアドバイス。
これも常識なのね。私はさくらの分まで自分のバッグに
いれてました…。

そんなこんなで往復数時間かけて行ったお試し受験。
無事に終わってほっとした。

さあ、翌日ネットで合格発表。
大丈夫だろうと思っても、実際見るまでは安心できない。
それにそんなエラそーなこと言える成績じゃないもの。
予め渡されているパスワードを用意して、いよいよ画面を開く…
あった~よかったよ~!実は心底ほっとした。
「お試しなんだから」と思っても落ちたら絶対に落ち込んだ。

学校から帰ってきたさくらに伝えると「よかった~」と嬉しそう。
うん、やっぱりここで「だめだったよ、でもお試しだから、
今落ちといてよかったじゃん」となぐさめても、ショックはショック。
合格したと演技するのも上手くできたかどうか…。
先生の言うとおり、合格できてよかった。

あとから義母にこう言われた。
「さくらはね『おばあちゃん、私、行かない学校なんだけど、
それでも合格してすごく嬉しかったよ』って私に言ってたよ」

お試し受験の意義、それは合格することにあるのかもしれない。





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Last updated  2004/12/11 11:21:27 PM
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