旅と弓とアクセサリー♪

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2013年08月04日
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カテゴリ: 旅、プチお出かけ
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(暗闇の中の対話)を体験してきました

以前から東京で開催されているのを知っていて一度体験したいと思っていました

この4月に大阪、梅田に「グランフロント大阪」ができて「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」が体験できるというので夏バージョンを予約しました

純度100%の暗闇、1回に6名入ります。
この時は私と友人、カップル1組、女性個人が二人で計6名

全く知らない物同士が仲間になって暗闇に挑みます。

サポートは視覚障害者のKさんとFさん

まず、ほんのりと明るい所で白杖(はくじょう)をもらいます。

この杖で足元の間隔や段差を探ります。



暗闇でかがんだり、立ったりする時にまず名前を言って「○○、座りました」「○○立ちました」とか言って行動を他の人にわかるようにします。

急に行動を変えるとぶつかったりして危険だという事ですね

Kさんの指示の元いよいよ暗闇に突入

入りました!暗っ!(@_@;)真っ暗!一筋の光も無い;

白杖を頼りに足元を探りながら進みます。

Kさん「左の方へ進んで下さい、Fちゃんが中にいますから玄関まで行きましょう」

左?えーっと左と、△さんが「ここ段ありますよ」「え?あ、ほんまや」

玄関の戸を開けて、と言っても見えないから開け方がわからない;
押したり、ノブを探したり、スライドさせてやっと開いた;

Kさん「ここで座って靴を脱いで下さい、どこに脱いだか覚えてて下さいね、あとで又履かないとだめですもんね」

どこでって;え?うーん;私の左はSさん、右は△さん、この間に靴脱いだらなんとかなるやろ;(´д`)



Kさん「ここで白杖お預かりします」

えーっ!白杖無しで歩くの?大丈夫かいな、薄情やあ(言うてる場合か)

手の甲であちこち探りながら歩く

「あ、ここにちゃぶ台がある!」「どこどこ?」と声のする方へ恐る恐る近づく。

「あ、電話あるよ」Fちゃん「どんな電話ですか?」


「うちわあった」

「こっちにスイカ冷やしてあるよ」

見えないけど、声を頼りにそれぞれがいろんな物を発見して喜ぶ(*^ω^*)

Kさんの指示で皆で手をつないで丸くなってお座り(犬か)

暗闇で線香花火にマッチで火をつける、勿論音だけ、花火がだんだん小さくなっていく、
見えないけどかすかな音に耳が反応する。

ちゃぶ台を囲んで、暗闇でおせんべいを食べて、飲み物をいただきながら皆で語り合いました(★^ω^)

まるで以前からの友人であったような雰囲気になって対話は弾みました。

不思議なことに全く何も見えない暗闇の中なのに誰かが喋るとその声の方に顔を向けるんです。
まっすぐ前を向いていてもおかしくないのに必ず話している声の方を見てしまいます。

そこに仲間がいるというのはすごい安心感が生まれます(´∀`)

8人ぐらいが寝ころがれる広さがあるという事でしたが見えない不安でとても狭い空間にいるような気がしました。

天井も高いらしいけど頭の真上にあるような気がしました。

音、匂い、触り心地、これらの感覚が暗闇の中で何も見えないことによってすごく重要なものだという事をあらためて感じさせられました。

普段の当たり前の生活がすばらしいものに思えた貴重な体験でした(*^_^*)

ダイア・ログ・イン・ザ・ダークは
こちら









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最終更新日  2013年08月04日 10時38分52秒
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