昨日は通夜
今日は告別式でした。
亡くなってから数日あり
毎日斎場へ足を運び
お父さんに挨拶をしていましたが
段々と顔が小さくなってきた気がします。
実は父が亡くなる寸前
うちの娘と姪っ子と妹と韓国に行く予定が入っており
もう一人の姪っ子は、メルボルンへ。
でも父は
『俺が死んでも行け!行かなくても俺が生き返るわけじゃない!』
って言っていました。
姪っ子はメルボルンへ予定を変えることなく旅立ち
うちの娘と姪っ子も、葬儀に間に合うのなら行っておいでと行かせました。
さすがに妹は行くのはキャンセルしましたけどね。
日程が延びたのは父の優しさだったのかも。
実際に娘や姪っ子は居ても
やることはありませんでしたから・・・
お通夜の席には皆揃って迎えることができました。
父は男なんだけど花が大好きだったのよ
いつもそこらの花を摘んできては
適当に生けては飾っていました。
だから祭壇には
沢山のお花。
きっと満足していたと思います。


お父さんらしい遺影
これはお気に入りの写真でして
自分で大きく伸ばして部屋に飾っていた物です。
地区の運動会で
パン食い競争に参加した時の写真なの
すごく嬉しそうで楽しそうだったので
堅苦しい写真はやめて
この写真を遺影にしたのです

本当にね・・・最後の別れは涙涙のお別れでした。
生きている時には
絶対に涙なんて出ないと思う・・・って言ってた妹たちも
号泣していました。
もちろんあたしも・・・
今日は1日かかりで告別式を終え
今やっと家でホッとしております。
父のお骨は桜の骨壺に収めました。
『今年の桜が見てぇなぁ・・・』
そう言っていたのを忘れられません
見せてあげたかったよ。
お墓に入るまで
父は応接間であたしたちを見ています。

明日からは普通に仕事ですし
諸々の手続きもあり
しばらくは悲しんでいる暇もないでしょうね。
お父さん
あたしたちが立派に後を引き継げるよう
見守っていてください。
母は葬儀には一切参加しませんでした
正直母の中ではもう、父に対する特別な思いは無さそうです。
そりゃそうでしょ
何十年も女は居たし
酔っぱらって迷惑ばかりかけていたんだもの・・・
あたし達もそれでいいと思っています
夫婦なんて他人だもの。
母の気持ちもわかるのです。
今度は母の介護だけに気持ちを集中して
母の残りの人生も
見守っていきますね。
皆さん心配してくださってありがとう
あたしは明日からまた頑張れそうです
ご心配なく・・・