備忘録

備忘録

ハリーポッターシリーズ・・ではない。


面白かった。

・・・でも、こんなに大ブームになるほどの面白さか?
とあたしは思ってしまった。

それは一昔まえに広末涼子に狂っていたあたしの男友達に対して思った感想とかなり近い。
「ヒロスエは確かにかわいい。でも、ここまで人気が出るほど美人か???」
ヒロスエ狂いの男どもは、あたしにこう聞いた。
「じゃーぐぅのいう美人って誰なんだよ。」

そう、今ハリポタブームにのりまくっている人たちも思うだろう。
「じゃあハリポタより面白い本って何さ。」

これでもあたしは小学生時代、クラスで一番図書館からたくさん本を借りた人、という理由で表彰されたこともある程度には本が好きな人間だ。

小学生時代あたしがはまりにはまったファンタジーが2冊ある。

1冊は授業中毎日決まった時間に「いばら」にがんじがらめにされてる自分達を発見する男の子のお話。

そしてもう1冊は、竜を倒す勇者と選ばれ、そんな自分に苦悩する普通の男の子のお話。


ハリポタを読んだら、小学生のあたしが夢中になったあのファンタジーが読みたくなってしまった。

いやー調べた調べた。

いばらの方のお話は
「ようこそ、おまけの時間に」
そして竜退治のお話は
「2分間の冒険」

そして驚いたことにこの2冊の作者は同じ人だった。
「岡田淳」
という人だ。

この名前をみてまたびっくり。
「岡田淳という人の書いた『びりっかすの神様』」といえば小学生のあたしが夏休みの宿題に読書感想文を書いたら市のコンクールで最優秀賞にえらばれてしまい、学校を休んでどこかのホテルに行ってケーキを食べることができた、なんていうおいしい思い出のある本ではないか。

岡田さん、ありがとう。

だから、というわけではないけどオススメします。
「2分間の冒険」

「ようこそ、おまけの時間に」

日本にも、こーんなおもしろいファンタジーはあるのです。

あ、あと「びりっかすの神様」もオススメ。


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