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主に購入を迷われている方向けのネタバレなし感想です。
出戻り以降初めてリアタイで追ってきた本命タイトル、迷わず購入しました。
無印の隠しキャラについてはネタバレ配慮していないのでご了承ください。
【世界観】
無印と変わらず関東のC県をモデルにされているであろう成海ヶ浜が舞台。
ルートにより異世界=地獄や、妖編の彼らとは新たな舞台へも出向きます。
【キャラクター、グラフィック】
攻略キャラの追加はなく、立ち絵のなかったサブキャラに立ち絵ができたり
各々にまつわる新規サブが大幅に追加されました。
背景グラフィック等も続投で、UI周りにも大きな変化はない為
違和感なく 世界観にスッと入れたのが良かった
です。
新規立ち絵やスチル全般もブレがなく、絵の綺麗さや全体的な雰囲気は
無印ファンの期待を裏切らない仕上がり。
スチルの枚数は相変わらず少な目かつ、キャラによって格差はあるものの
必要なシーンにはあったと思えたのでさほど不満は感じません。
元々サブキャラの人数はかなり絞られていましたが
今作も一人一人がシナリオにおいて重要な役割を担っています。
特に星絆の所属していたアイドルグループのメンバー全員が立ち絵つきで登場したのは、担当の方々がなんとも羨ましい限り。
【シナリオ、糖度】
桃嘉以外の8人は天・神ED後それぞれの世界線でクリア後のシナリオが繰り広げられます。
(桃嘉のみ神ED後)
・天編
章編成は無印の各編分岐後から数えて続き番号となっており
10~14章となっているので 実質5章編成
。
粋・深どちらに傾いているかでED分岐し
思考選択肢で到達する一発バッドエンドがキャラにより数種類あり。
・神編
季節ごとに章が切り替わり、こちらも四季なので 4章
。
基本的にバッドエンドはなく差分のみの一本道で
桃嘉のみ粋・深分岐とバッドエンドがあります。
今作もシナリオボリュームは控え目で遊びやすい作品です。
筆者は選択肢ジャンプを使わず延々と流し続けていたので・・・
無印と同じく100時間を超えてしまいましたが
通常のプレイスタイルであれば半分くらいの所要時間 (40~50時間程度)でフルコンできるはず
です。
・怖さについて~天編・桃嘉ルート~
前作では怪談編が圧倒的に怖く、妖編はバッドエンドもなく平和でしたが
今作はどのキャラもそれなりなシリアス展開やバッドエンドがある為
あまり耐性のない方はちょっと辛いかもしれません。
筆者は未だに無印の全BADが回収できていませんが、今作は回収できた為
怖さについては前作より かなり抑えられている
と思います。
桃嘉以外の 神編は至極平和
なので安心してプレイされてください。
おまけシナリオの“成海ヶ浜七不思議”はクリア後のご褒美として楽しい内容でした。
こちらも怖くありません。
・糖度
結ばれた後のお話ですので、過激な描写が苦手な方でも恐らく受け入れられる程度にしっかり甘いシーンもあります。
関係性が十人十色なので、どこまで?というのはお察しください。
【攻略】
・攻略制限
今作のメインシナリオに 攻略制限はなし
。
おまけの“成海ヶ浜七不思議”のみ、天編各ルートで回収しないと解放されない要素があります。
・攻略推奨順
FDですので、素直に好きなキャラからでいいと思いますが
天・神どちらから始めるのが推奨されるかは悩ましいところ。
無印でどちらのEDが好きだったか、にもよりますが
強いて申し上げるならば、乙女ゲームとしての収まりは神編EDの方が素敵かな?と思います。
とはいえ無印に引き続き、どれを正史として受け取るかは人それぞれでしょうし
優劣をつけられるものでもないので、制限がない以上完全に自由です。
・攻略法など
複雑な分岐はありません。
効率的にプレイする場合も、キャラ選択時の共通セーブ程度で十分と思います。
天編及び桃嘉ルート
:愛念度選択肢は粋・深どちらに傾くかでED分岐しますので、全選択肢回収も兼ねて一方に寄せていくのが簡便です。
マップ移動は一部おまけ要素に関わる(1ヶ所しか行けない)場合があります。
また、 思考選択肢は無印に引き続き一発アウト率が高いので、セーブ推奨
です。
神編
:スチル差分のみの一本道なので、好きな方を選んでいって差し支えありません。
差分回収も選択肢ジャンプで選んでいない方を回収していけば全て埋まります。
※桃嘉のみ全EDクリアしても埋まらないスチルがあり、おまけ要素で回収になります
【システム】
標準的なオトメイトシステムで、不便だった点は特にありません。
近年の選択肢ジャンプはロード時間が改善され、周回に便利です。
【BGM、UIなど】
主題歌のアーティストさんが変更された事で懸念しておりましたが、BGMはほとんど無印から続投。
お馴染みのもので安心感がありました。
UI周りも同様です。
この2点については、別作品で無印とFDでほぼ総入れ替えになってしまい
どうにも馴染めなかった記憶があるので・・・
丸っと一新するより続投+少し新規、くらいがちょうどいいなと実感した要素です。
【総評】
前作に引き続き、遊びやすいシナリオボリュームとキャラ同士の掛け合いが楽しめました。
それぞれの立ち位置的に出番の多いキャラと少なく感じるキャラがいるのは仕方ないと思います。
個人的に思い入れの強い作品だった為、余白を残さず完結してしまったのは寂しさもありますが
前作において“これは今後どうなるんだろう・・・”
“サブキャラの○○さんはどうするのかな”
といった要素にもほぼ全て答えが出たのではないかと思います。
無印の時もメインヒーローの天EDを最後にクリアしましたが、今作においても
紅華さんの粋EDを最後にクリアした事で
登場人物のほぼ全員に、読み手としてすっきりする結末を用意してくれた事がありがたかったです。
心残りがあると悪霊化してしまいますので。笑
タイトルを変えて、某女性サブのその後として展開を続けてほしいなぁと思っていますが・・・
同スタッフチームの新作を待つ事になりそうです。
総評としては、シナリオを綺麗にまとめられた事を高く評価したいです。
人を選ぶ要素があるとすれば、主人公の将来についてでしょうが
こちらについては元々天ED派だったか、神ED派だったかでやや評価が割れるかもしれません。
ゲームのコンセプトを加味すると、筆者としては納得できる範囲でした。
発売日:2025/09/25