

着く頃には、朝ぼらけも過ぎ、少し登った朝日のなかに興福寺の五重塔を見る。
今回お世話になるのは、国宝でもあり、世界遺産でもある「 元興寺
」。庭師の弟が、京都で修行していたときに、お世話になったお寺さんで、弟の結婚式にも住職が来てくださった程のお寺さんです。節分の手伝いを、修行先であった造園会社が毎年行っているので、OBである弟は毎年呼ばれるようです。
と言っても、本格的な手伝いでは無く、半分は遊びです。垂れ幕を張ったりチョコチョコと手伝って、早速抜け出し、近くの「 春鹿
」で、きき酒。400円払うと、お猪口をいただき、季節によって違いますが5種類ほどのお酒を飲めます。なみなみと注いでくれるので、お猪口5杯と言えども、結構酔います。最後の奈良漬けも、酒臭く無くちゃんと酒かすやコウジの味が有って美味しかった。

戻って昼ご飯をいただき(皮肉にも、粕汁でした。)、節分会の始まりです。と言っても特にやることは無く、ただ見ているだけです。古武道の演舞が有り、山伏達が護摩だきをし、火渡りをします。お札を買えば誰でも参加できます。当然、参加しました。熱くは無かったです。(私が鈍感では無くて、小さな子も渡ってますから・・)
さて、メインイベントの豆まきです。今年は2千人はいるでしょう。と言ってましたが、寺から寺まで渡り歩く人まで、いるそうです。でも、このお寺さんは、純粋に豆とボール(?)しかまきません。でも、何故か殺気立つそうです。そのときばかりは、怪我をしないように、サポートに回ります。ここは掛け声が「鬼は内、福は内」です。
さぁー終われば、片付けです。パーティ料理もそうだし、神輿もそうだが、盛り上がって終わりでは無く、裏方はそこから片付けがあります。テンションを落としてはいけません。すぐさま片付けます。でも、初参加の為、良く段取りが分からないので、大変です。
参加する前に、聞いたのが「奈良、弟と住職が仲良い所のお寺、節分、手伝い」ぐらいの断片的な情報で参加している為、何を何処までしていいのかも分からん、人間関係も分からん、誰の指示を受けたらいいかも分からんで右往左往しました。
まぁー、最初からチャンと聞けばいいんだけど、家系らしく、こっちも聞かないし、弟も言わない、のいい加減な感じ。
何とか片付き、打ち上げ。その場所がすごい。約340年の建物で、総勢30人以上での打ち上げ。その2階で今日は、寝ます。ありえない贅沢です。最近、古民家の部材を使ったそれっぽい飲み屋も沢山ありますが、ここときたら何せ本物だらけ!!
重みが違います。ただそこにあるものが、ズシリと時間だけでなく、まるでそこで修行した人たちの思いが滲み出てくるような存在感で満ちあふれてます。
カラリと引き戸を開ければ、人間国宝「川崎幽玄」が作った茶室です。オット!間違えた、とトイレに向かいます。
本当に、本物だらけです。
貧乏性か、職業病か?解らないが、弟の友達(今となっては、共通の友人なんだが)と、落ち着き無くなる。一緒にケーターリングなどの仕事をしているので、テーブルの上が片付いてないと落ち着かない。「うーん、皆話してるし、片したら話しの腰を折るなー」後にしようや。と、相談する。
うー!!もー、我慢でけへん。片そうや。で、結局、ザブザブ皿洗い。テーブルを小さくまとめ、洗うもん洗って、一息。ふーーー。
あら?!皆、寝てるやん。まぁー、飲み始めが、6時くらいだから、当たり前か。 12時には、寝ました。
コメント新着