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遠出の出来た10月。「作られた卑弥呼」読了。「思ひ出の記」「文学アルバム 小泉八雲」は図書館より。 10月に鑑賞したドラマ「べらぼう」「ばけばけ」「ザ・ロイヤルファミリー」「ぼくたちん家」「ちょっとだけエスパー」「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小さい頃は、神様がいて」10月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・様々な目途が立ったこと。・旅ができたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
November 5, 2025
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行動範囲の広がった9月。「源氏物語」戻し訳 4巻を読了。 「遠い山なみの光」映画鑑賞の前に読了。9月に鑑賞したドラマ&映画「べらぼう」「しあわせな結婚」「あんぱん」シネマ歌舞伎「源氏物語」「遠い山なみの光」「永遠の門 ゴッホの見た未来」「ドライブマイカー」「レジェンド&バタフライ」「侍タイムスリッパ―」「孤独のグルメ」「ババンババンバンバンパイア」9月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・様々な目途が立ったこと。・映画を鑑賞できたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
October 1, 2025
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ものみな変わりゆく8月。「源氏物語」戻し訳 3巻を読了。4巻目へ。 8月に鑑賞したドラマ&映画&展覧会「べらぼう」「しあわせな結婚」「あんぱん」堺 アルフォンス・ミュシャ館「ミュシャ 謎の絵画」展兵庫県美術館「藤田嗣治×国吉康雄」展パラミタミュージアム「ひろしま美術館コレクション」展藤井達吉現代美術館「樋口五葉のデザイン世界」展岩瀬文庫「江戸の出版文化と蔦谷重三郎」後期展刈谷市美術館「かりびの絵本コレクション」展8月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・様々な目途が立ったこと。・展覧会に行けたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
September 3, 2025
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足掛け3年に渡る準備が結実した7月。「源氏物語」戻し訳 3巻を少しずつ。「愛子天皇論3」、美しい御影を掲げた本を読んでいます。7月に鑑賞したドラマ&映画&展覧会「べらぼう」「しあわせな結婚」「あんぱん」「おい、太宰」劇場版碌山美術館「萩原守衛と相馬黒光」展北アルプス展望美術館「ダヤンと森のスケッチ」展メナード美術館「えともじ」展7月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・様々な目途が立ったこと。・展覧会に行けたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
August 6, 2025
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足掛け3年に渡る準備が結実しはじめた6月。「源氏物語」戻し訳 3巻読み進め中。「きのう何食べた?24」を電子書籍にて。ドラマ続編希望します。6月に鑑賞したドラマ&映画&展覧会「べらぼう」「三人夫婦」「あんぱん」吉沢亮さん主演「国宝」東京国立博物館「蔦屋重三郎 ビジネスコンテンツの風雲児」展三菱一号館美術館「ルノワール×セザンヌ モダンを拓いた二人の巨匠」展豊田市美術館「モネ-水連のとき」展西尾市岩瀬文庫「江戸の出版文化と蔦屋重三郎~日本出版物語~(前期)」展 6月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・様々な目途が立ったこと。・展覧会に行けたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
July 1, 2025
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新しく始めたことが軌道にのりはじめた5月。「源氏物語」戻し訳 3巻読み進め中。「なぞとき赤毛のアン」は購入。5月に鑑賞したドラマ&展覧会「べらぼう」「三人夫婦」「あんぱん」愛知県美術館 どうぶつ百景 展名古屋市美術館 西洋絵画の400年 展 徳川美術館 初音の調度 展5月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・様々な目途が立ったこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
June 1, 2025
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長年の懸案事項を一つ手放した4月。ビギナーズクラシックス「水滸伝」は、ほぼ読了。「源氏物語」円地文子訳を通読。「源氏物語」戻し訳 一年ぶりに3巻から。4月に鑑賞したドラマ&講座&展覧会「べらぼう」「三人夫婦」「あんぱん」山田五郎さん 美術講座 デューラーとクラナッハパラミタミュージアム 北斎漫画 展4月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
May 1, 2025
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平賀源内 乱心杉田玄白 当代一の蘭方医鱗形屋 青本は出せない手袋 鷹狩 青本 売れる売れないはどうでもいい 誰とやるのが一番楽しいか山東京伝 女郎屋をやめる 芸者の見番 ましな場所にしていこう いよいよ青本自ら政の舵を取る将軍になりたい心の臓の発作 家基 急死万歩計 源内毒を盛られる不覚 主殿頭(とのものかみ)蝦夷で金が取れる 右近将監 茶席金の力を信じすぎているように儂には思えるげにありがたきは白眉毛TV談義の日記
April 18, 2025
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座頭金 手入れ瀬以は松葉屋の預かり傾城 年明けに店を出す 店、一緒にやらないか瀬川の考えた瀬川ものエレキテル 効きゃしない 嘘っぱちのおもちゃ検校にうらみ吉原の者は市中の地所や屋敷を買えない四民の外奉行所から呼び出し 鳥山玉一との縁を切り、良き民として暮すようそなたの望みは何であろうと叶えると決めたのは私だ離縁状巡る因果は恨みじゃなくて恩がいいよ瀬川の面倒をみる ちゃんと花魁を守り切れよ知り合いの店を手伝うことになったって長い長い初恋TV談義の日記
April 11, 2025
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見立て 日本書紀で遊んじゃう足抜け エレキテル 神隠し鱗の旦那 偽版いわくつきの本屋薄い細見くれって難しいのは細見細見を五百冊 座頭 鱗形屋の債権 松葉屋の女郎に着物旗本の娘が売られる全ての高利貸し 田沼嫌い一橋治済大博打 座頭金 誰かの躓きの上に成り立っている本屋はツキ 本が運んで来る幸せ家督の乗っ取り米の値段は下がるばかり検校 一斉取り締まり 心だけはあるTV談義の日記
April 4, 2025
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三大庭園の一つを訪れることのできた3月。ビギナーズクラシックス「水滸伝」を少しずつ。「女帝の古代王権史」は読了。3月に鑑賞したドラマ&展覧会「べらぼう」「ホットスポット」「アンサンブル」「バニラな毎日」「御上先生」パラミタミュージアム 藤田嗣治 7つの情熱展貨幣・浮世絵ミュージアム 茶所めぐり 展松坂屋美術館 エドワード・ゴーリー展松本美術館 ロートレック展日本浮世絵博物館 描かれた遊女たち 浮世絵にみる吉原展3月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
April 1, 2025
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直伝戯号 富本 青本 ブーム祭り錦絵 店の名芸者 禿 女歌舞伎 割れてるのも悪くない平沢さま 知恵袋エレキテルの注文喜三二 青本 祭りの裏側をネタに 源平合戦に見立てて竹取 春町が絵面白いこと言ってくる 蔦重太夫 西川扇蔵 ダンスバトル祭りと喧嘩は相性がいい春章 墨刷り 明月余情 祭りに神隠しはつきもの我と人と譲りなく 祭りは神様が来てるから からまるTV談義の日記
March 28, 2025
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これは売れません人扱いされてないいいもん作るね青楼美人合姿鏡不満の三味線日光社参 48年ぶり俄にわか客を引くには見世物馬面大夫 浄瑠璃 直伝 月の桂の男ぶりエレキテル和算書役者は吉原の出入りを禁止瀬川 瀬以ずいぶんとお前に優しい男だな 脈が速いかおり芝居を見ず この世に別れを告げる者も検校 豊前大夫襲名 大夫の直伝 あいつを助けてやりたいね TV談義の日記
March 21, 2025
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種をまく 江戸城に右近将監市中の本屋ぶっつぶす出入り禁止吉原に関わる本屋西村屋捨てられる吉原細見春章風が流行っている役者絵 役者をしていない時の絵物は引いてみるやりたいことをやる吉原を憧れるところにしたい吉原の絵を献上する噂田沼さままでは届く御献上の箔がつく本のかかりは百両重政 春章 客に見えてないところ田沼 ありがたやま社参を見直すきっかけ青楼美人合姿鏡 献上田安の種まき田沼 人が離れてゆく瀬川落籍 名残の道中何かくれるときはいつも本瀬川 本を読んでいる女郎をしていない女郎の絵二人で見てた夢瀬川最後の道中浄瑠璃の世界へ芝居絵 切り抜き 春章 推しの文化TV談義の日記
March 14, 2025
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地本問屋は吉原には一切かかわらぬ耕書堂間夫がいなきゃ女郎は地獄瀬川 遅かりし由良之助鳥山さまはまこと稀にみるいい男身請けの話江戸でも指おりの大金持ち 身代金 瀬川 千両うつせみ 三百両はじめて男からもらった贈り物人の機微も 目あきの男の倍も百倍もどうやって幸せにしてくれるっていうのさ心変わりなんてしないだろうね身請け証文 間夫が出来たんだ 尻尾つかんで年季明けの前に通行切手うつせみ 足抜け四代目瀬川 幸運の名跡にしたい馬鹿らしくて面白かった一生忘れないよ身代金は千四百両種姫玉菊燈籠TV談義の日記
March 7, 2025
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長年の懸案事項に結論を出した2月。三島由紀夫の短篇集を再読。ビギナーズクラシックス「水滸伝」「西遊記」を購入。NHKテキスト、芸術新潮、とんぼの本2月に鑑賞したドラマ&展覧会「べらぼう」「ホットスポット」「アンサンブル」「バニラな毎日」「御上先生」2月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・懸案事項を一歩進めたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
March 1, 2025
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空の風呂敷お前が喜ぶと思って 精々助太刀鱗形屋の話は出なかった須原屋さんの御尽力籬の花 吉原の引き札屋薄くて安価 瀬川が載っているのはうちだけ 二倍以上に売上二人は吉原繁盛の立役者書をもって世を耕す 耕書堂吉原に地本問屋が出来る日が来るなんて忙しい瀬川 お座敷が詰まっている うつせみ 瀬川を背負ってくれたから人が出ている何をすれば 身請け 瀬川は千両超え女に惚れたことはない そういう心を抜かれる 空しい話武具馬具 お上の道中 宿場の商い かけもち 客がこないのも くるのも おいらの宝物 必ず大評判 青本は鱗形屋 須原屋 この話を収めた 本は上方から流れてきた本の相談 たいそうな金持ち 検校声をお楽しみに 金々先生栄花夢初めて青本を面白いと思ったよ腹をくくったら 商いをわかっている忘八 吉原を何とかしたい 仲間が増えた ありがたい話だね救ってやりたい女郎の一人扇屋が酒に持ち込もうとしている仲間内の総意 耕書堂さんの仲間入り 吉原者を市中に加えるのか 同じ座敷にもいたくない目黒不動尊TV談義の日記
February 28, 2025
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鱗形屋 代わりに細見西村屋 今後は俺が板元となって細見を出す 仲間に加えていただけませんか今までの倍売れる細見を作ってみせますぜ なるほど 本当に倍売れたら、その時は仲間にそもそも倍なんて売れるわけありませんよ吉原を売り込み放題 張った上手くいけば市中の奴らが俺たちを認める細見の版木を売る 良い細見を作るだけ 細見を半値 大店の女郎 かをりもう少し薄く 本当の店の並びの通りに細見を出している男がもう一人李白の静夜思闘うってのは、どういうことだい細見を倍売る手立て河岸見世吉原の全ての店と女郎を載せる本作り瀬川 男前礼には及ばない 売れるかもしれませんね吉原細見 籬の花 TV談義の日記
February 21, 2025
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きんきんにきめた輩暖簾分けを狙う地本はただの仲間読む本がない 青本 昔からよく知られた話に挿絵 漫画本のようなもの空蝉から文花の障りのなきように 入銀本 派手な当たり書物問屋 物の本は地本より割りよく儲かる火の車 春信のまねえもん赤本は絵がいっぱい 青本はつまんないつまんなくなかったら青本読む本を買う裾野が広がる 面白い青本江戸っ子が楽しめるような生きのいい話近頃面白かったこと きんきん野郎 御金倉を立て直す 日光社参家基が社参を望んでおる 二十万両悪い奴を一人作る 悪い手代 源四郎 うがち 地口本作るのお好き 赤本を江戸向きに作り替えた祖父赤本を読んで育った子が大人になっても楽しめる青本偽版 海賊版 鱗形屋 告げ口 確かめる雛形若菜 鱗形屋さんの手引き 蔦重 飼いならす 告げ口は性に合わない 田沼一派は真っ先に廃される 長谷川平蔵 偽版心の何処かで望んでいたから上手くやるっているのは堪えるもんですね席取り争い 出し抜いたり追い落としたり濡れ手に粟餅籬まがきの花TV談義の日記
February 14, 2025
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耕書堂良い鉄 小判の波災い転じて福となす鱗形屋お抱えの改め 欲が出てきた蔦重助けてくれ 炭を売りさばく 炭屋の株 とっくに詰んでる我が心のままに生きる 本屋の株 書林 地本問屋は株仲間に入っていない本屋に奉公 暖簾分け 金を流す 国を開けば 異人相手に商売 そういう訳には あっという間に属国もうこの国には戦を覚えておる者もおらぬしな高い本 銭函の金 鱗形屋お抱えの改め 暖簾分け錦絵 春信の再来 画風 何か隠してないか 銭函 唐丸 出来るだけ楽しいことを考える謎の絵師として売り出す 今春信 尾張・熱田 早引節用集 偽版TV談義の日記
February 7, 2025
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徐々に物事がなりゆく1月ヴァージニア・ウルフの「灯台へ」を読了。図書館から借りた倉本一宏さんの本のうち、二冊を購入。 1月に鑑賞したドラマ「べらぼう」「ホットスポット」「アンサンブル」「バニラな毎日」「御上先生」1月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・新しいことが軌道に乗り始めたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
February 4, 2025
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田安家大奥 右近将監 翡翠の香炉賢丸は田安に戻ると粘っておるのか一目千本 賑わいを取り戻す女郎の錦絵 猫 墨擦りより金がかかる入銀しろ 一人五両 女郎は打ち出の小槌ではありんせん稼いでも稼いでも 地獄のようだね、女郎屋の仕組みって『雛形若菜』の甘い罠賢丸がいなくなっては田安が絶えてしまうかもしれん武家の範たるべく 田沼にお気をつけください田安に十万石 三つも家を養うなど無駄の極み幕府は倹約令 御三卿鱗形屋 錦絵を只で作る手平賀源内 大道芸人はなさき男瀬川菊之丞(俳号・路考) 路考髷 路考結 路考茶色の着物 呉服屋は大儲けどこのお店の何て柄なの?意知さま自ら呉服屋に入銀させて女郎の錦絵を出す絵にする女郎に呉服屋の売り込みたい着物を着させるんです錦絵 絵師、刷り込みで絵柄一枚あたり一、二両で200枚は刷れます呉服屋の座敷を飛び回る西村屋 錦絵で有名 一枚嚙ませてもらえないか西村屋の参加は効果絶大 絵師は美人絵を得意とする磯田湖龍斎俺、板元か唐丸 絵 解体新書 堂号 耕書堂猫が倒す 直す お前はとんでもない絵師になる良く仕上がっておる源内殿はどうやってこのような細工を御手づからの文書にも目を通しておらん後は賢丸さま次第かと今に見ておれ田沼書をもって世を耕し、この日の本をもっともっと豊かな国にすんだよ西村屋 鱗形屋 鶴屋 雛形若菜初模様と銘打ち 作を連ねてゆくつもり 定めを軽く 板元 発行元となることはまかりならんのです仲間のうちに入っておらぬあなたの絵あとから来た奴はどうしたらいいんですか吉原のためだ 錦絵が広く出回ることが吉原のため忘八 よってたかって梯子を外しやがって べらぼうがいっそ中村屋にここまで大化けする話とは あいつごとこの吉原を丸抱えにしたいのよ田安家 一橋家 清水家日本武道館 田安門TV談義の日記
February 3, 2025
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吉原細見平賀源内 蔦重が序をお願いしてくれた横暴秩父は鉄吉原者客足は一向に 細見そのものは結構売れている駿河屋は改めにおかんむりどうにかします 良くします入銀本 本の頭を飾りとうおす 拝みんす入銀確保 あんた本作るの向いてるんじゃないのかい出てけ本を貰いたさに吉原 北尾重政 見立てる 花に見立てる 彫師 本作り 華すまひ ていへんなのに楽しいだけって一目千本 華すまひ見本を配りまわる サンプルプロモーション忘八 ひとつ損得ずくで 誰よりもこの町をみてんだね半月後、人ごみ 向日葵の女郎葛 せいぜい吉原のために食いつぶしたから、もう来られない粋の極み華に見立てた女郎たちが相撲を取っている暗い情念がのそりのそり糸が切れたか春信 浮世絵 TV談義の日記
January 24, 2025
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細見 ガイドブック紙花 チップ 一枚二万円前後平賀源内 漱石香 引き札 広告うつせみ花魁 貧家銭内もはやこの世はすべて金瀬川菊之丞 繁盛繁盛嗚呼御江戸改めの作業豊千代 御三卿 TV談義の日記
January 17, 2025
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新しいことを始められた12月。オックスフォードの描写が興味深い「テムズと共に」。愛子さま立太子を祈念して「愛子さま 女性天皇への道」は読了。ヴァージニア・ウルフの「灯台へ」も読み進めています。図書館から借りた倉本一宏さんの本。 こちらは購入。12月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「海に眠るダイヤモンド」「モンスター」「わたしの宝物」「放課後カルテ」12月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・新しいことを始められたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
January 11, 2025
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良く深き時代風を読む 迷惑家事うつせみ 朝顔1773年貸本屋格差社会昼店 夜店長谷川平蔵ぼうはち 忘八 仁義礼智忠信孝悌人を呼ぶ工夫警動吉原細見五十間道 TV談義の日記
January 10, 2025
1月「光る君へ」「ブギウギ」「大奥」「不適切にもほどがある」「離婚しない男」「めぐる未来」「アイのない恋人たち」「厨房のありす」2月「光る君へ」「ブギウギ」「大奥」「不適切にもほどがある」「離婚しない男」「めぐる未来」「アイのない恋人たち」「厨房のありす」3月に鑑賞したドラマ&ドラマアカデミー投票「光る君へ」「ブギウギ」「大奥」「不適切にもほどがある」作品賞 主演男優賞・阿部サダヲさん 助演男優賞・磯村勇人さん 助演女優賞・河合優実さん ドラマソング賞・Creepy Nuts「二度寝」「離婚しない男」「アイのない恋人たち」「厨房のありす」 主演女優賞・門脇麦さん藤原竜也さん主演 御園座「中村仲蔵」4月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「虎に翼」「好きな男と別れたい」「Destiny」「アンメット」「ソロ活女子のススメ4」5月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「虎に翼」「好きな男と別れたい」「Destiny」「アンメット」「ソロ活女子のススメ4」6月に鑑賞したドラマ&ドラマアカデミー投票「光る君へ」「虎に翼」「アンメット」 主演女優賞・杉咲花さん 助演男優賞・若葉竜也さん 助演女優賞・生田絵梨花さん「Destiny」 ドラマソング賞 椎名林檎さん 「人間として」「ソロ活女子のススメ4」 最優秀作品賞「イップス」 主演男優賞・バカリズムさん「東京タワー」「好きな男と別れたい」7月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「虎に翼」「海のはじまり」「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「錦糸町パラダイス~渋谷から一本」「西園寺さんは家事をしない」「青島くんはいじわる」「ビリオン×スクール」「君とゆきて咲く」8月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「虎に翼」「海のはじまり」「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「錦糸町パラダイス~渋谷から一本」「西園寺さんは家事をしない」「青島くんはいじわる」「ビリオン×スクール」「君とゆきて咲く」9月に鑑賞したドラマ&ドラマアカデミー投票「光る君へ」「虎に翼」最優秀作品賞「海のはじまり」主演男優賞 目黒漣さん「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「錦糸町パラダイス~渋谷から一本」「西園寺さんは家事をしない」主演女優賞 松本若菜さん「青島くんはいじわる」「ビリオン×スクール」助演男優賞 水沢林太郎さん 助演女優賞 大原梓さんドラマソング賞 「ルル」/adoさん「君とゆきて咲く」10月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「海に眠るダイヤモンド」「モンスター」「わたしの宝物」「放課後カルテ」11月に鑑賞したドラマ&映画「光る君へ」「海に眠るダイヤモンド」「モンスター」「わたしの宝物」「放課後カルテ」映画「本心」12月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「海に眠るダイヤモンド」「モンスター」「わたしの宝物」「放課後カルテ」皆様もよき作品に出遭えますように☆読んでいただいてありがとうございました。「2023年に出遭った映画&ドラマ」「2022年に出遭った映画&ドラマ」「2021年に出遭った映画&ドラマ」「2020年に出遭った映画&ドラマ」「2019年に出遭った映画&ドラマ」「2018年に出遭った映画&ドラマ」「2017年に出遭った映画&ドラマ」「2016年に出遭った映画&ドラマ」「2015年に出遭った映画&ドラマ」「2014年に出遭った映画&ドラマ」「2013年に出遭った映画&ドラマ」「2012年に出遭った映画」「2011年に出遭った映画」「2010年に出遭った映画」「2009年に出遭った映画」「2008年に出遭った映画」「2007年に出遭った映画 5-12月」「2007年に出遭った映画 1-4月」「2006年に出遭った映画 1-4月」「2006年に出遭った映画 5-12月」「2005年に出遭った映画」
December 31, 2024
1月シネマ歌舞伎「唐茄子屋 不思議国之若旦那」3月藤原竜也さん主演 御園座「中村仲蔵」6月御園座 歌舞伎「牡丹燈籠」坂東玉三郎さん&片岡愛之助さん「虹のかけら」戸田恵子さん&三谷幸喜さん9月鴻上尚史さん演出 玉置玲央さん出演「朝日のような夕日をつれて」神戸市博物館「デ・キリコ展」パラミタミュージアム「ミュシャ展」11月メナード美術館「歳時記」展岐阜県美術館「山本芳翠/オディロン・ルドン」展ご覧いただきありがとうございました。皆さまにも素晴らしい出遭いがありますように。「2005年に出遭った舞台」「2006年に出遭った舞台」「2007年に出遭った舞台」「2008年に出遭った舞台」「2009年に出遭った舞台」「2010年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2011年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2012年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2013年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2014年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2015年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2016年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2017年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2018年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2019年に出逢った舞台&講演会&展覧会」「2020年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2021年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2022年に出遭った舞台&講演会&展覧会」「2023年に出遭った舞台&講演会&展覧会」
December 30, 2024
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想いが溢れる道長それで、あなたと殿はいつからなの?私が気づいていないとでも思っていた?あなたが邸に来てから、殿のご様子が何となく変わってしまってあなたを見る目も、誰が見ても分かるくらい揺らいでしまってあなたが旅に出たら、出家までしてしまったんだものまひろさん、殿の妾になっていただけない?そしたら殿も、少しは力がお付きになると思うのよ どうかしら?何時頃から、そういう仲になったの?初めてお目にかかったのは、九つのときでした。道長さまは三郎と名乗っておられました。飼っていた鳥が逃げてしまい、追いかけて鴨川のほとりまで行きました。泣いていた私に三郎と名乗る男子が御菓子をくれました優しくて大らかで背が高くて また会おうと言われましたが約束の日、母が殺されてしまい、会いに行くことが出来ませんでした。母を殺した男は、道兼と呼ばれていました。心惹かれた男子が、母の仇の弟だと知ったときは、心が乱れました道長さまと私が親しくしていた散楽の者が、殺されて、二人で葬って 道長さまも私も悲しみをわかち合えるのは、お互いしかいなかったのです。あの漢詩の文は、あなたのものだったのね。はい彰子は知っているの?あなたはどういう気持ちであの子のそばにいたの?何も知らずあの子はあなたに心を開いていたのねあなたは本心を隠したままあの子の心に分け入り私からあの子を奪っていったのね私たち、あなたの手の平の上で転がされていたのかしら?それで全て?隠し事はもうないかしら?このことは死ぬまで、胸にしまったまま生きてください。どうしたのですか?賢子宜しいかしら?藤式部と何を話しておったのだ?取りとめもない昔話嬉子のことですけれど、嬉子はもう裳着も終わっております故、いつでも東宮さまに奉れます次の帝も我が家の孫ですけれど、その次の帝も、そのまた次の帝も、我が家からお出ししましょう琵琶を弾くまひろ 弦が切れる諸国の租税減免 そのようなことでは左大臣は務まらぬ 辞表を出されよ25年も大納言 大臣なぞ所詮、無理だという証兄上にとって、政とは何でありますか?地位だろう 母上は男は座る地位で育つのだと言っていたゆえ 俺を嫌いにならないで1025年 嬉子 皇子を産み、わずか19歳で世を去る 1027年 後一条天皇 実資 行成 斉信のみ俊賢 みな立派になって良かった頼通さまが優しい御方で我が家は救われましたあなた方を生んだことだけは良かった彰子 二人目の女院 賢子は御乳母に越後の弁は藤式部の娘ゆえ、万事はっきりしておるのだ藤原定頼、源朝任 私は光る女君ですもの それが御嫌なら、もうお会いしません俺のような上流の者に愛でられておることを有難く思え さあどうかしら上流だって優れた殿御はめったにおられませんわよ北の方さまが嬉子さまのお体をお触りになると冷たくおわしますこれこそが生きている人から変わってしまうということなのですが殿も北の方さまも「私たちを見捨てて何処へ」と激しくお泣きになって果てることがありません嬉子さまのお話 そのままでいいわ果たして私が書いたものは枕草子や源氏の物語のように広く世に受け入れられましょうかあなたは私の誇りだわ四納言めっきり酒に弱くなりました 俺、坊主似合うかなもの思ふと過ぐる月日も知らぬまに 年もわが世も今日や尽きぬる朔日のほどのこと、常よりことなるべくと、おきてさせたまふ。親王たち、大臣の御引出物、品々の禄どもなど、何となう思しまうけて、とぞ 源氏物語 幻物思いばかりして、月日が過ぎたことも知らぬまに、この年もわが生涯も今日で尽きるのか一日からの行事を、いつもより格別なものになるようにと、指図されます。親王たちや大臣への御引出物、様ざまな身分の者達への録など、またとないほど、ご用意されたということでございます、とか更級日記の作者こんなところで終わってしまうなんて、おかしくありません?光る君の最後を書かなかったのは、何故だとお思いになります?この作者の狙いは、男の欲望を描くことですわよ、きっとそれゆえ、男たちの心も惹きつけたのです 男たちに好評でなければこれほど世に広まりませんもの それと、読み手の女たちが作中の誰かに己を重ね合わせられるよう、様ざまな女を描き出したのでしょうそのために、女たらしの君が、次から次へと女の間を渡り歩くことにしたのですつまり、光る君とは、女を照らし出す光だったのですききょう 書物を落とした源氏の物語を読み聞かせてくれるのです言わない方が面白うございましょう相変わらず物好きな御方何だかお暇そうだけれど、もうお書きにならないの?私はもう書くつもりはございません 亡き皇后さまのように私の心を搔き立てて下さる方はおられませぬし、あの頃のような熱意もありませんされど、思えば枕草子も源氏の物語も、一条の帝の心を揺り動かし、政さえも動かしましたまひろさまも私も、大したことを成し遂げたと思いません?ええ米や水のように、書物も人に無くてはならいないものですわまことにでも、このような自慢話、誰かに聞かれたら一大事ですわ嬉子よしこに続き、顕信あきのぶと、妍子きよこを亡くす 無量寿院・法成寺長恨歌漢皇重色思傾國 御宇多年求不得後宮佳麗三千人 三千寵愛在一身金闕西廂叩玉扃 轉教小玉報雙成聞道漢家天子使 九華帳里夢魂驚攬衣推枕起徘徊 珠箔銀屏迤邐開雲鬢半偏新睡覺 花冠不整下堂來風吹仙袂飄颻舉 猶似霓裳羽衣舞玉容寂寞淚闌乾 梨花一枝春帶雨含情凝睇謝君王 一別音容兩渺茫昭陽殿里恩愛絕 蓬萊宮中日月長回頭下望人寰處 不見長安見塵霧惟將舊物表深情 鈿合金釵寄將去釵留一股合一扇 釵擘黃金合分鈿但令心似金鈿堅 天上人間會相見臨別殷勤重寄詞 詞中有誓兩心知七月七日長生殿 夜半無人私語時在天願作比翼鳥 在地願為連理枝天長地久有時盡 此恨綿綿無絕期婦人苦隆家 訪問 太閤さまの御加減が悪いそうだ我が子を道具のように使うた因果だ太宰府では大層なお働きでしたのに 中納言返上五色の紐 北の方さまがお呼びでございます殿はもう祈祷はいらぬ 生きることはもうよいと仰せなの私が殿の為に最後は出来るのとは何かと考えたらあなたの顔が浮かんだのよ 殿に逢ってやっておくれ殿とあなたは長い長い御縁でしょ 頼みますどうか殿の魂を繋ぎとめておくれ誰だ?まひろにございます 帰れ御方さまの御許しがでましたゆえ、ご安心くださいませ全てお話いたしました 御心の大きな御方であられます道長さま、お目にかかりとうございました手と手先に逝くぞ 光る君が死ぬ姿を書かなかったのは、幻がいつまでも続いて欲しいと願ったゆえでございます私が知らないところで道長さまがお亡くなりになってしまったら私は幻を追い続けて狂っていたやもしれませぬ清明に寿命を10年やった やらねば良かった 幾度も悔やんだいや、そうではない 俺の寿命はここまでなのだ薬湯 この世は何も変わっていない 俺はいったい何をやってきたのであろうか戦のない太平の世を守られました 見事な御治政でありましたそれに源氏の物語は、あなた様なしでは生まれませんでしたもう物語は書かぬのか 新しい物語があれば、それを愉しみに生きられるやもしれんな道長様は生きて、私の物語を世に広めてくださいませお前はいつも俺に厳しいなそろそろ 明日また参ります ご苦労さま扇昔、あるところに、三郎という男子がおりました 兄が二人おりましたが貧しい暮らしに耐えられず 二人とも、家を飛び出してしまいました父はすでに死んでおり、母一人、子一人で暮らしていました続きは、また明日三郎は、これまでに味わったことのない喜びを感じていました散楽の者達は、京を出てゆくことに決めました続きは、また明日千夜一夜物語雪か 生きることは、もうよい川のほとりで出会った娘は、名を名乗らずに去ってゆきました三郎がそっと手を差し出すと、なんと、その鳥が手の平に乗ってきたのです迦陵頻伽続きは、また明日手が冷たい紙と筆と墨 まひろ行成 道長と同じ日に死去 小佑記みしひとの なくなりゆくを きくままに いとどみやまぞ さびしかり 公任きえのこる かしらのゆきを はらえつつ さびしきやまを おもひやるかな 斉信1028年 後一条天皇 新たな女御をお立てになることをお考えください他家を外戚としてはならぬ御上の后も我らが妹 東宮の亡き后も我が妹 東宮には皇子がおられる二つであった皇統が、いまは一条の帝の皇統のみとなっておりますそれを守り抜くことが御上の御為であり、頼通のためでもございます私が鳥になって、見知らぬところに羽たいてゆこうと思って私を置いてゆかないでくださいませ姫様、若様はどちらに?そこよ 新しい物語?いいえ、これは私の歌を集めたものなの 紫式部集めぐりあひて みしやそれともわかぬまに くもがくれにし 夜半の月かな母上にも友達がいたなら良かったわ双寿丸何にも縛られずに生きたいと思って東国で戦が始まった 気を付けてねそっちこそな道長様 嵐が来るわ紫式部の墓 手書きの写本湖月抄平安貴族を魅了した源氏物語は今を生きる人々をも魅了し色あせることなく読み継がれているのです「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
December 17, 2024
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逃げろ1019年 源隆国 俊賢の子 備前介頼通 大宰府より 刀伊の入寇隆家から実資より道長へ陣定 事なかれ主義 いくらなんでも 京までは攻めて来ぬよな このまま暫し様子を見よう民が、数多死んでおるのだぞ私は摂政でございます 父上であろうと、そのようなことを言われる筋合いはございません備えは固めてくれ上に立つ者は誰よりも苦しいものなのではないかしら 倫子哀しくても苦しくても人生は続いて行く故、仕方ないな 隆家周明のことは無理に忘れずとも良いのではないか敵を対馬の先まで追い払ったようにございます隆家殿がここまで優れた将であったとは存じませんでした以前、隆家殿は朝廷も武力を持たねばやってゆけぬようになると申しておりましたが真にそうやもしれませぬ武力に頼るようになってはならん平将門の乱以降、朝廷は軍を持たなくなりましたそれから80年が経ち、まさかこうして、異国の賊に襲われることになろうとはもはや前例にこだわっておっては、政はできぬと存じました褒賞は無用と存じます何を申すか 彼らの働きを軽んじるなど、あってはならぬ何も動じぬ道長が動じたのか隆家はお前の敵ではなかったのか国家の一大事にあっては隆家をどうこう言う前に起きたことの重大性を考えるべきである何か起き、どう対処したのか、此度の公卿らの有り様は、あまりにゆるみ切っており、呆れ果てた俺たちをそのように見ておったのか何を揉めておるのだ 何があっても俺は道長の味方だからお前の字は真に美しいのう和漢朗詠集は公任さまのみが成し得た大仕事でございましたこんなことだろうと思った武力を備えることも軽んじてはならぬということも思い知らされたこれからは武者たちが国司となり、各国の要となって働けるようこの先も朝廷に働きかけ続けるゆえ、此度のことは許せ平 為賢、お前を肥前守に推挙する 当然の褒賞だ肥前に行くこととなった 肥前で武功を立て続けるぞ武功をたてるとは、人を殺めることではないの?敵を殺すことで民を守るのが武者なのだ 早く健やかになってくれ 周明とて成仏できないぞ藤式部から便りはあったかまだ大宰府にいると文がありました太皇太后さまにはお目をかけていただいておるか大宰権帥の役目を終える故、京に戻る 1019年12月 後任は行成共に帰るか?ここに残りたければ、次の権帥に頼んでおくが帰りたい1020年 隆家と共に京に帰る 御方様のお帰りでございます光る女君となって生きようかしら母上の物語、読みました 幾度も人とは何なのだろうかと深く考えさせられましたあのような物語を書く才をお持ちなのは途方もなく素晴らしいことだと敬いもいたしましたされど誰の人生も幸せではないのですね 政の頂きに立っても好きな人を手に入れても良い時は束の間、幸せとは「幻」なのだと母上の物語を読んで知りましたどうせそうなら、好き勝手に生きてやろうかしらとも思ってさっき光る女君と申したのです良いではないの 好きにおやりなさい→道兼の息子の子を出産 後冷泉帝の乳母に旅の話を聞かせておくれ 大宰府で起きたこともいずれ物語にすればよい それを読ませてもらおうそなたに側にいてもらいたいのだ考える時を賜りたく存じます僧形の道長とばったり会う北の方さまがお呼びでございますおかえりなさい 今、あなたが初めてこの邸に来たことを思い出したわ誰よりも聡明で 偏継ぎを一人でみな取ってしまって五節の舞にも私の代わりに行ってくれたわね 倒れたと聞いて申し訳ないことをしたと思ったものよ 懐かしいわねそれで、あなたと殿はいつからなの 私が気づいていないとでも思っていた私は光る女君ですもの光る君が死ぬ姿を書かなかったのは法成寺 土御門殿の隣「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
December 9, 2024
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太宰府周明 息災だったのね もう二十年もの年月が流れたのよ朱さま 対馬 通事 目の病を治す名医 薬師ここには居場所があったのねずいぶん年上の男だったような気がするがこれから政庁にいく 大宰府宋語 覚えていたのだな双寿丸 せっかく勇んできたけど、手柄を立てておらぬ隆家 藤式部か 太閤様からそなたを丁重にもてなし旅の安全をはかるようお達しがあった俺たちを追いやった「源氏の物語」を書いた女房をもてなせとは、酷なお達しだ抹茶目が再び見えるようになったら 違う世が見えてきた富なぞいらぬ太閤さまは御出家あそばしたそうだないくら栄華を極めても病には勝てぬ それが人の宿命だ我が大君のこもります太宰府にいたいだけおれ 何かわけがあるのだろう太閤さまとは誰なのだ 源氏の物語とは何だ物語りが人を動かすこともあるやもしれない月をみる二人殿の御出家を強く御止めいたしましたけど、これで良かったと思います心配をかけたな紅そろそろここを立とうと思うの 松浦 辞世の歌に松浦をあったから観に行きたくて船越の津壱岐 三月の末 刀伊の入寇 博多警固所 筑前、筑後、豊前、肥前の国司に兵を集めるよう急使をお遣わしなさいませ奮え 能古島 文室忠光鏑矢におののく栄花物語 殿の栄華の物語を書いて欲しいと申したと思うが?でもこれ、宇多の帝から始まっているわ御言葉ながら藤原を描くなら大化の改新から書きたいくらいにございます殿がお生まれになった時は村上の帝の時ゆえ、そこからで良いのではないかしら枕草子が亡き定子様の明るく朗らかな御姿を描き、源氏の物語が人の世のあはれを大胆な物語にして描いたのなら私が成すべきことは何か と考えますと、それは歴史の書であると考えました仮名文字で書く史書はまだこの世にはございませぬ歴史をきちんと押さえつつ、そのなかで太閤様の生い立ち、政の見事さとその栄華の極みを描き尽くせば、必ずや後の世までも読み継がれるものとなりましょうもう衛門の好きにして良いわ 猫さすが帥さまでありますなあ 戦船がいる 主船司に行って船をかき集めましょう菅原道真公の御霊の力も借りては如何でしょうか 祈祷させます船越の津あたり二十年前の左大臣はいまの太閤か なぜ妻になれなかったのだあの人は私に書くことを与えてくれたの 書いたものが大勢の人に読まれる喜びを与えてくれた私が私であることの意味を与えてくれたのよ偉くなって世を変えてとあの人に言ったのは私なのに本当に偉くなってしまった 空しくなってしまったのそういうことを思う己も嫌になって 京を出ようと思ったのそれだけ慕っていたのだなでも離れたかった捨てたか捨てられたのかもわからないのかそんなことしてたら、俺みたいな本当の独りぼっちになってしまうぞもう私には何もないもの これ以上、あの人の役に立つものは何もないし京には私の居場所もないの 今は何かを描く気力もわかない私はもう終わってしまったの 終ってしまったのに、それが認められないのまだ命はあるんだ これから違う生き方だってできる書くことが全てだったの 違う生き方なんて考えられないわ俺のことを書くのはどうだ 親に捨てられて宋に渡った男の話は面白くないかだったらお前がこれまでやってきたことを書き残すのはどうだ松浦にまで来たいと思った友のこととか 親兄弟のこととか 何でも良いではないかそういうものを書いている間に、何か良い物語が思い浮かぶかもしれない書くことはどこででもできる 紙と筆と墨があれば 京でなくても為賢たちは船で能古島を目指せ もし敵が島を出たらとことん追いかけて追い払えただし対馬より先に進んではならぬ 対馬の先は高麗の海だ そこまで行けば こちらから異国に戦を仕掛けることとなる松浦に行って思いを果たしたら、必ず大宰府に戻ってきてくれ話したいことがある双寿丸 周明光る女君 私が気づいていないとでも思っていた?水城 隆家 鴻臚館近くの警固所 武力で外敵を退けた刀伊の入寇「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
December 8, 2024
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旧交を温められた11月。愛子さま立太子を祈念して「愛子さま 女性天皇への道」ヴァージニア・ウルフの「灯台へ」を少しずつ。「百年の孤独」は何とか読了。11月に鑑賞したドラマ&映画&展覧会「光る君へ」「海に眠るダイヤモンド」「モンスター」「わたしの宝物」「放課後カルテ」映画「本心」メナード美術館「歳時記」展岐阜県美術館「山本芳翠/オディロン・ルドン」展11月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・友人と会えたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
December 6, 2024
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四納言栄華を極めた今を歌い上げておられるのでありましょう 俊賢今宵はまことに良い夜であるなあ位の軽い気持ちではないのか道長は皆の前で奢って歌を披露するような人となりではない 公任月は后を表しますゆえ、三人の后は望月のように欠けていない、良い夜だ 行成そうかなあ 斉信父の指図太閤には叱られたりもするのか羨ましい限りであるなあ1019年 敦康親王 21歳で世を去った 道長によって奪い尽くされた生涯藤色の喪服 彰子往生要集いつしかと待ちおはするに、かくたどたどしくて帰り来たれば、すさまじく、なかなかなりと、思すことさまざまにて、人の隠し据ゑたるにやあらむと、わが御心の思ひ寄らぬ隈なく、落とし置きたまへりしならひに、とぞ本にはべめる小君がいつ戻るのかと、お待ちなされていたのですが、このように訳の分からないまま帰ってきましたので、がっかりした薫の君は、かえって遣らない方が良かったなどと、様ざま思い、誰かに隠し置かれているのではないだろうか、と思い込んでしまわれたのが自ら浮舟を捨て置いたことがおありになったから、とか、元の本には書いてあったのです夢浮橋物語りは、これまで月を見上げる二人叙位の儀 左大臣、右大臣 参内しない内大臣のお前がやればよい いやがらせなどに屈せぬ姿を宮仕えをしたいと思います 賢子賢子がこの家を支えてくれるなら、私は旅に出たいと思いますの。物語りの中で描いた須磨や明石 亡き宣孝様がお勤めになられたいた大宰府やさわさんが亡くなった松浦にも参りとうございますそなたに似て賢そうな顔をしておる太宰府への遣いの船がある故、それに乗ってゆくが良かろうあのこと、考えてくれたか?心の闇に惹かれる性分でございますので、枕草子のように太閤さまの栄華を輝かしく描くことは、私には難しいと存じます あらまこれが源氏の物語 これが新しく書いたその続き 橋姫これを読んでどう思ったか、帰ってきたら聞かせておくれ御簾を下ろす道長何があったのだ 行かないでくれこれ以上、手に入らぬ御方の側にいる意味は、何なのでございましょうここらで違う人生も歩んでみたくなったのでございます賢子はあなた様の子でございますお前とは、もう会えぬのか会えたとしても、これで終りでございます赤い紐付きの猫 殿のことを書いておくれ 枕草子が皇后定子さまの御姿をきらきらと描いたように殿の素晴らしさを輝かしき物語にして欲しいのよ 衛門の筆で殿の栄華をまことに私で宜しいのでございましょうか 衛門がいいのよ今日よりそなたを越後の弁と呼ぶことにいたすぼーっと見ている道長御堂関白記話がある 出家いたすお休みになりたければ、私のもとで現世でお休みくださいませ今際の際でもありませんのに 御出家なぞあり得ませぬ気持ちは変わらぬ 藤式部がいなくなったからですの?須磨 走るまひろ道長 落飾(紫式部落飾後、浮舟を描いた説) 公任 斉信 行成涼しくて、良い五十過ぎまで 1019年道長966-1028年54歳 公任966-1041年54歳 斉信967-1035年53歳 行成972-1028年48歳あっけないものだな 人の一生とはいくら礼を言ってもすまん色々とすまなかった頼通は心は優しいが未だ肝が据わっておらぬ心はまったく出家しておらんな 頼通殿の政を後ろから操るためかそれが政だ そのくらい出来ねば何も出来ぬ太宰府 周明 三井寺 為時出家 持統天皇の産湯公任 斉信 為時の歌「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 29, 2024
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公任と俊賢の進言頼通と三条天皇の娘 禔子やすこ内親王 嫡妻心は隆姫 お勤めは内親王さま京を出ます 藤原も左大臣の嫡男であることも捨て二人きりで生きて参ります→まひろと三郎月を眺める道長とまひろ彰子 高倉殿→土御門殿禔子やすこ内親王 かつての私 女子を道具のように 女子の心をお考えになったことはあるのか左大臣様のように倫子様も明子様も等しく慈しむ御方は、そうはおられぬと存じます胸を張って断るが良い妍子きよこ 皇子ではないのか 禎子よしこ内親王内親王を妻にしたくない者なぞおらぬと思うがのう左大臣のまま准摂政となる 病になれ それしかない 兄は命の瀬戸際の病である 伊周の怨霊によるものちょっと見てみたいわ 我が在位わずかに四年半 短か過ぎる今こそ奥の手 敦明親王を東宮に 実資三条天皇譲位を承諾後一条天皇 即位式 大極殿 1016年道長 摂政 彰子 国母我が家から帝が出るなんて道長さまは大当たりだったわ 私に見る目があったからよ 穆子むつこ 為時 そろそろわしは出家いたそうと思う 1016年余生はちやはと惟規の菩提を弔いながら過ごしたい世を捨て切るわけではないゆえ寺には行かぬ 賢子は内裏に上ることは考えぬのか官人には向いておらなんだゆえこの一件は今しばらく様子をみるささやき摂政・道長道綱 公季 顕光 三人うつけいつまで陣定にお出になるおつもりなのか傍から見れば欲張り過ぎだ 内裏の平安を思うなら左大臣を止めろ 公任摂政と左大臣 二つの権を併せ持ち帝を御支えすることが皆のためでもあると思ったが、それは違うのか 道長今度は俺がやめる番なのかそのころ横川に、なにがし僧都とか言ひて、いと尊き人住みけり八十余りの母、五十ばかりの妹ありけり 古き願ありて初瀬に詣でたりけり 「手習 源氏物語」悩むとまひろのところにやってくる道長暮の挨拶に参った摂政と左大臣を辞そうと思う 摂政まで昇っても、俺がやっておっては世の中は何も変わらん頼通さまに摂政 あなたの思いは伝わっておりますの?民を思い遣る御心にございますたった一つの物語さえ、書き手の思うことは伝わりにくいのですからお前の物語も、人の一生は空しいという物語ではなかったか道長様が私にこの物語をお書かせになったことで皇太后さまはご自分を見つけられたのだと存じます道長様のお気持ちがすぐに頼通様に伝わらなくても いずれ気づかれるやもしれませぬそして次の代、その次の代と、一人で為せなかったことも時を経れば為せるやもしれませぬ私はそれを念じておりますお前だけは念じていてくれ倫子 お二人で何を話されていますの政の話を藤式部にはなさるのね藤式部が男であれば、あなたの片腕になりましたでしょうに藤式部に頼みがあってきたの殿のことを書いてくれないかしら 清少納言が「枕草子」を残したように我が殿の華やかなご生涯を書物にして残したいのよ→赤染衛門になる「栄花物語」頼通 後一条天皇の摂政に 臣頼通 力を尽くして御支え申し上げる所存にございます父上あってのあなた方ですよ兄上のお役に立ちたい 後一条天皇10歳 威子たけこ19歳 入内嬉子よしこ 敦良親王に入内 三条院 危篤 闇でないときはあったかのう 1016年闇を共に歩んでくれて嬉しかったぞ後ろ楯を失った敦明親王 自ら申し出て東宮を下りた 小一条院 准太上天皇敦良親王 東宮に彰子 太皇太后 妍子 皇太后 威子 中宮一家立三后、未曾有なり 小佑記父上と兄上以外、めでたいと思っておる者はおりませぬ頼通がより良き政を行えるよう願っておる頼通 教通 舞 威子の立后の日 土御門殿太閤(太政大臣)さまからでございます 実資盃巡る今宵はまことに良い夜だ そなたに返しの歌をもらいたい この夜をば わが夜とぞ思ふ 望月の 欠けたることもなしと思へば 道長そのような優美な御歌に返す歌はございませぬ 実資今宵も皆で唱和いたしましょう 銀粉舞う周明再登場女児誕生を祈願 実資 元興寺 小佑記 「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 19, 2024
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妍子きよこ に禎子よしこ内親王誕生内裏火災 枇杷殿 から高倉殿 頼通の邸で敦康親王と会う 妻の祇子のりこ 具平親王(村上天皇の皇子)の娘 頼通の妻・隆姫たかひめの妹お初に御意を得ます 天が御上の政 御譲位を遊ばされたく 臣道長 臥してお願い申し上げます光る君亡き後の物語帝にすらことさら悪しざまに お耳に入れる人がおりましょう世の人の噂など 誠に下らなく 怪しからぬものでございます内裏になど、悪しざまに聞こし召さする人やはべらむ世の人のもの言ひぞ、いとあぢきなくけしからずはべるや されど、それは、さばかりの数にだにはべるまじ など聞こえたまふ 「浮舟 源氏物語」声が小さい 今日は暗いな 御簾を上げよ 逆向き左大臣の良きようにいたせ 四納言お耳が効かずお目も見えておらぬ御譲位を望む気分が高まるよう謀りましょう行成 大宰府に参りたく存じます 大宰大弐の席が二月から空いておりますここからは いささか己の財を増やしたく存じます東宮にもなれず 心が楽になりました 親王さまをお守りすることが出来ずお許しくださいませ皇太后さまは御変わりになりましたね 国母に相応しい風格左大臣がはっきり譲位を迫ってきた資平すけひらはどうだ 蔵人頭亡き伊周の嫡男道雅か亡き関白・道兼の三男兼綱が宜しかろうと存じます。狛犬 御譲位くださいませ偏継ぎ 敦成親王 東宮七つ 先の帝が御即位なさった御年良き博士 政とはそれ程酷にならねば男だったら政に携わりたいと思っておりました 人の上に立つ者は限りなく辛く寂しい東宮様が帝になれば父上の想う様になってしまうのであろうか例え左大臣でも皆を蔑ろにして事を進めることは御出来にならぬと存じます何故なら左大臣様は陣定も自らお出ましになることを望まれ関白をご辞退されてきたと伺います たった一人で何もかも手に入れたいとお思いとは到底思えませぬ藤式部は父上びいきであるのう左大臣から朕を守ってくれ御譲位あそばすのが帝としての正しき道弱らせることが正しきやり方とは思えませぬ左大臣になってかれこれ二十年 思いのままの政などしたことがない したくともできない左大臣様の思う政とは何でありますか 思うがままの政とは民が幸せに暮らせる世を作ることだ 民の幸せとは?そもそも左大臣殿に民の顔なぞ見えておられるのか幸せなどという曖昧なものを追い求めることが我々の仕事ではございませぬ朝廷の仕事は何か起きた時、真っ当な判断が出来るように構えておくことでございます志を持つことで、私は、私を支えてきたのだ志を追いかける者が力を持つと、志そのものが変わってゆく それが世の倣いにございます意味が分らぬ帝の御譲位、今少しお待ちくださいませ丸薬 宋から取り寄せた薬だ娍子すけこ 敦明 道兼の息子 兼綱を蔵人頭に(兼隆 賢子と結婚し子供誕生 賢子は親仁親王 後冷泉天皇の乳母に)公任に似ておる 教通の妻 公任の娘 隆姫 頼通の子を産んでもらいたい 充分幸せにやっております覚悟をお決めなさい 父上のようにもう一人妻を持てば隆姫とて楽になるかもしれませんわよ何もかも一人で背負わなくてよくなるんですもの できれば隆姫と対等な尊い姫君が良いのでは私の妻は隆姫だけです 他の者はいりませぬ私は本気で申しております 私は殿に愛されてはいない私ではない、明子さまでもない 殿が心から愛でておられる女が何処ぞにいるのだと疑って苦しいこともありましたけれど、今はそのようなことは、どうでもいいと思っております彰子が皇子を産み、その子が東宮となり、帝になるやも知れぬのでございますよ私の悩みなど吹き飛ぶくらいのことを殿はして下さった 何もかも殿のお陰でございます私とて色々考えておりますのよ ですから、たまには私の方もご覧くださいませ越後守為時三年ぶりに京へ双寿丸 追いはぎと人さらいをやっつけたあれは武者であろう賢子がよく笑うようになりましたの昔なら考えられなかったことも、あの二人は軽々と乗り越えております隆家 実資が見舞い目を傷めた 大宰府に腕の良い薬師 大宰大弐に空きがある中納言の職はお返ししても太宰府で目を治して京に戻って参れ大宰権帥行成は俺の傍にいろ そういうことだ太宰府でお目を治してお戻りくださいませ ききょういつも嚙みつきそうな勢いであったが、それが亡くなった俺、来年、大宰府に行く隆家様 武功を立てに行くお前は京で婿をとって幸せに暮らせ妹みたいなお前がいて楽しかった母上は振られたことある?あるわよ武者は命を賭ける仕事ゆえ、あなたを危ない目に合わせたくないのではないの?大抵の男は、そういうことを言いたがらないものなのよ それゆえ分かってあげなくては母上まで双寿丸の肩を持つの?生きているとそういうことがままあるのよ泣きたければ私の胸で泣きなさい 振られたのに?せめてあの人の思い出に残って欲しいもの宴 二つに久しき鹿島立ち(旅立つこと)弥栄 弥栄《鹿島・香取 (かとり) の二神が国土を平定した故事からとも、また、防人 (さきもり) ・武士が旅立つ際に道中の無事を鹿島神宮に祈願したところからともいう》旅行に出発すること。旅立ち。門出。死をも恐れぬ者か望月の夜 この世をば三条天皇 比叡山延暦寺へ横川の僧都 源信「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 12, 2024
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明子激高顕信出家あなたがあの子を殺したのよ現世を捨てるのはやり過ぎでしょう父上も傷ついておられます内裏の力争いから逃れ心穏やかになったやもしれぬ温かい衣をたくさん届けてやってくださいませ 比叡山妍子きよこを中宮とする 中宮彰子さまを皇太后に娍子すけこを皇后とする 一帝二后をやってのけた左大臣だ 異存はあるまい畏れながら近年では、大納言の息女が皇后になった例はございませんそなたがこれを呑まぬなら、朕は二度と妍子きよこのもとには渡らぬ四納言 娍子すけこ様の立后の日に、中宮妍子きよこ様の内裏参入をぶつけては如何でしょうか俊賢 公卿らへの根回しを頼む娍子すけこ立后の儀に参加しなかった右大臣も左大臣も来ない 大納言実資 上卿 天無二日 土無二主 天に二日無し、土に二主無し通任 隆家 懐平 実資 四人晴れの日に浮かない顔帝、左大臣殿のどちらの味方でもない朕のような年寄りは入り込む隙がないのだ比叡山では僧どもに石を投げられたそうだな妍子きよこに渡らない三条天皇源氏の物語も、もはや役には立たんのだ何とかならぬであろうか 智恵はあるだろう物語りは人の心を映しますが 人は物語のようにはいきませぬ年暮れぬと思すも、心細きに、若宮の、儺やらはむに、音高かるべきこと、何わざをせさせむと、走りありきたまふも、をかしき御ありさまを見ざらむことと、よろづにしのびがたしもの思ふと過ぐる月日も知らぬまに 年もわが世も今日や尽きぬるものおもいばかりして 月日が過ぎたことも知らぬ間に この年も我が生涯も今日で尽きるのか 「幻」雲隠 まひろ実家へ道長 頭痛双寿丸が毎日のようにそれではそれで良いではないの傷を水で流しなさいあんたの飯が美味いから道長は病に倒れた 左大臣 辞表臣 道長 言皇太后さまは信じた道をお行きなさいませいつまで里におるのだ 早く帰って参れ いはでおもふぞ怪文書 左大臣様のお命は長くは保ちますまい源氏の物語は終わったの書かない母上は母上じゃないみたいこのまま出家しようかしら あなたには好きな人がいるし心配することないもの琵琶宇治にいる道長撫子を備えるまひろ 百舌彦訪問 殿様のお加減が御宜しくなくまひろ宇治を訪ねる宇治は良いところでございますね 川辺を二人で歩きとうございます早めに終ってしまった方が楽だというお前の言葉が分かったもうよろしいのです、私との約束はお忘れくださいませお前との約束を忘れれば、俺の命は終わる私も、もう終えても良いと思っておりました 物語も終わりましたし、皇太后さまも強く逞しくなられましたこの世に私の役目は、もうありませんこの川で二人、流されてみません?お前は俺より先に死んではならん 死ぬなならば、道長さまも生きてくださいませ 道長さまが生きておられれば、私も生きられます続きを書き始めるまひろ光隠れたまひにし後、かの御影に立ちつぎたまふべき人、そこらの御末々にありがたかりけり下りゐの帝をかけたてまつらむはかたじけなしひかる君が御隠れになったあと、あの光り輝く御姿を受け継ぎなさることのできる方は、たくさんの御子孫のなかにも、いらっしゃらないのでした「匂宮」宇治殿 平等院 道長の別業「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 8, 2024
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少し活動的になれた十月。本居宣長の「紫文要領」。 ヴァージニア・ウルフの「灯台へ」を購入。「百年の孤独」は半分まで来ました。「愛子天皇論2」小林よしのりさんの著書、雑誌でも読んでいます。10月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「海に眠るダイヤモンド」「モンスター」「わたしの宝物」「放課後カルテ」10月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
November 3, 2024
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女子が困っていたら助けるだろう 当たり前のことだ惟規が逝き、帝も御隠れになり、心がもたないわ私は怒ることが嫌いなの→三郎藤色の喪服撫子の花見るままに 露ぞこぼるる おくれにし 心も知らぬ 撫子の花 後拾遺569初めて聴きました公任 こういうのはやりたくないんだけどな内裏宣下 四十九日でも移る教通 頼通お前が先頭に立つのは東宮さまが帝になられる時だ父上、我々が公卿になる日はいつなのでございましょうか頼宗 顕信関白となってもらいたい娍子すけこを女御とする 妍子きよこも女御とする 女御は父親が大臣以上曙にしも、曹司に下るる女房なるべし、いみじうも積もりにける雪かなと言ふ声を聞きつけたまへる、ただその折の心地するに、御かたはらの寂しきも、いふかたなく悲し。うき世には ゆき消えなむと思ひつつ 思ひの外になほぞほどふる 源氏物語「幻」まだ書いておるのか ずいぶんな仰り方ではありませんの?書けと仰せになったのは道長様でございますよ光る君と紫の上はどうなるのだ 紫の上は死にました 誰も彼もいずれは黄泉路へ旅立つと思えば早めに終わってしまった方が楽だと思うこともございます 道長様はそういうことはございません?道理を飛び越えて敦成様を東宮に立てられたのは何故でございますかより強い力を御持ちになろうとされたのは?お前との約束を果たすためだ 俺は常にお前との約束を胸に生きてきた今もそうだ そのことはお前にだけは伝わっておると思っておるこれからも中宮様を支えてやってくれ「二人で京を出ても、世の中は変わらないから、道長様は偉い人になって、直秀のような理不尽な殺され方をする人が出ないような、より良き政をする使命があるのよ」たれにかはつげにやるべきもみじばを 思ふばかりに みるひともがななにばかりこころづくしにながめねど みしにくれぬる秋のつきかげうきことも 恋しきことも あきの夜の 月にはみゆるここちこそすれ敦康親王さまから中宮さまへ 清少納言 椿餅ここは私が歌を詠みたくなるような場ではございません椿い餅、梨、柑子やうのものども、様々に筥の蓋どもにとりまぜつつあるを、若きひとびと、そぼれとり食ふ 若菜上紫式部日記 清少納言は得意気な顔をした酷い方になってしまった月を見る二人敦康と彰子 中宮さま、御顔が見えません 御無礼仕ります 光る君のようなことはいたしませぬ御簾を越えたのか?敦康様が二度と内裏に上れぬようにいたせ源氏物語武者 双寿丸 平為賢足で書くの? 人には得手不得手がある 武者であることに誇りを持て一人で戦うのではなく皆で戦うことを学ぶんだ仲間を作れば一人でいるより楽しい敦康様はすでに元服された立派な大人でございます父上の意のままになりとうはない ならば仲間をお持ちになったら如何でございましょう?私は早くに入内した故腹違いの弟たちも藤壺に呼んでいた我らは父上の子であるが、父上を御諫めするのは妍子きよこ 藤壷へ 敦明親王 狩りのお話 好き通任みちとう 参議 娍子すけこの弟 半年前に蔵人頭教通も傍に仕えさせておる 顕信に蔵人頭は早い 参議への近道である蔵人頭への道を父親が拒むとは決して許しませぬ 顕信出家 あなたが顕信を殺したのよ雲隠「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
November 1, 2024
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藤裏葉 帝と中納言 華やかで、しかも恐ろしい藤壷は光る君を真はどう思っていたのか例え藤壺の想いを得たとしても光る君は幸せにはなれなかったと思いますが不実の罪は必ず己に返って参ります故罪のない恋なぞつまりませんわ人は道険しき恋にこそ燃えるのでございます誰も千年の松にはなれぬ世には 「憂くも世に思ふ心にかなはぬか誰も千歳の松ならなくに」(古今六帖四)誰も千年の松ならぬ世は、つひに止まるべきにもあらぬを、かく、人にも、すこしうちしのばれぬべきほどにて、なげのあはれをもかけたまふ人あらむをこそは、一つ思ひに燃えぬるしるしにはせめ。「柏木」罪をおかしたものは民の心を鏡とせねば上には立てぬ太宗皇帝 百練鏡 新楽府 中宮は新楽府を読んでおるのか太宗常以人為鏡 鑑古鑑今不鑑容太宗は常に人を以て鏡と為し 古を鑑み今を鑑み容を鑑みずと太宗は常日ごろ、朕は人を鏡とする、鏡は古今の公房を移すが、鏡に朕の姿は映さない と述べ四海安危照掌内 百王理乱懸心中四海の安危 掌内に照らし 百王の理乱 心中に懸く 鏡によって天下の平安や危機を掌中に把握し、歴代帝王の治政の安定や乱れを心にかけていた乃知天子別有鏡 不是揚州百練銅乃ち知る 天子 別に鏡有るを 是れ揚州の百錬の銅ならずすなわち天子には特別の鏡があるのであって それは揚州から献上された百錬の銅鏡などではない占いには世が変わる 崩御の卦が出ております御寿命のことなど聞いておらん醍醐天皇 村上天皇 四納言 敦成親王を次の東宮に実資様と隆家は説得譲位すると決めた ついては東宮と会って話がしたいこれら皆買い上げよ 父上の御為に我慢して年寄りの妃になったのですどうせなら敦明様がようございましたただ一つ 敦康を東宮に清和天皇は文徳天皇の第四の皇子 良房が重臣御上が敦成様を東宮にと仰せになりましたまたしてもお前に救われたか 行成あっての私である父上は何処まで私を軽んじておいでなのですか政を行うは私であり、中宮様ではございません藤式部 なにゆえ女は政に関われぬのだ東宮は敦成といたす私は今の帝とは違うゆえ25年に及ぶ一条朝は幕を閉じた三種の神器三条天皇の御代となり敦成親王が東宮となった左大臣、東宮様を力の限り御支えせよ露の身の草の宿りに君を置きて 塵を出でぬることをこそ思へ(露をおくような儚い我が身が かりそめの宿であるこの世に君を置いて出家してしまうなんて)浅茅生の 露のやどりに君をおきて 四方の嵐ぞ 静心(しずこころ)なき 光る君 「賢木」藤衣 喪服 紫色散楽賢子 盗人を追う双寿丸 平為賢 武者松尾神社 「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
October 25, 2024
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1009年 年子の皇子さま土御門殿 産養い 賽子の目摩訶毘盧遮那 宿世左大臣様からの賜り物正月用のお酒と米とお菓子 これは賢子にとやっぱり自分の子は可愛いんだな 父上は知らないの?賢子は左大臣様の子なのか? 宣孝殿は何も知らずに逝かれたのであろうな?左大臣様はご存知なのか?1010年さても、この人をばいかがもてなしきこゆべき。めづらしきさまの御心地も、かかることの紛れにてなりけり いで、あな、心憂や かく、人伝てならず憂きことを知るしる、ありしながら見たてまつらむよ と、わが御心ながらも、え思ひ直すまじくおぼゆるを 若菜下それにしても、この宮を如何に扱えば良いものか。いつもと違う御様子もこの密通のせいだったのだ。なんとああ情けない。こうして、人伝てではなく不快なことを知りながら、これまでのように、これまでの様にお世話できるものだろうか、と光る君は己が心ながらも、思い直すことは出来まいとお思いになるのですが子日の宴にお前の父を呼んだ 出来れば俺の目の黒いうちに敦成さまが帝と御成り遊ばず御姿を見たいものだお力添えいたします 俊賢俺が何をした 俺は奪われ尽くして死ぬのか 伊周安心して旅立たれませ 隆家左大臣には従うな 低い官位に甘んじる位なら出家せよ敦康を次の東宮にする道筋をつけてから、朕はこの世を去りたいこの先は敦康様の後見を私がお勤め申し上げたいと存じます 隆家私は兄とは違います。敦康様の後見となりましても左大臣様にお仕えしたいと願っております隆家の喪服 藤色とうとう伊周様まで身罷られてしまいました。悔しくてなりませぬ ききょう太宗常以人為鏡 鑑古鑑今不鑑容太宗は常に人を以て鏡と為し 古を鑑み今を鑑み容を鑑みずと太宗は常日ごろ、朕は人を鏡とする、鏡は古今の公房を移すが、鏡に朕の姿は映さない と述べ四海安危照掌内 百王理乱懸心中四海の安危 掌内に照らし 百王の理乱 心中に懸く 鏡によって天下の平安や危機を掌中に把握し、歴代帝王の治政の安定や乱れを心にかけていた乃知天子別有鏡 不是揚州百練銅乃ち知る 天子 別に鏡有るを 是れ揚州の百錬の銅ならずすなわち天子には特別の鏡があるのであって それは揚州から献上された百錬の銅鏡などではない「新楽府 百練鏡」妍子きよこ16歳 18歳も年上の東宮さま34歳 年寄りにあれこれされるよりは宿命に抗わず、その中で幸せになれば良い きっと良いことがあろう 彰子父上は帝の皇子も東宮様の皇子も自分の孫にして、権勢を盤石になさろうとされる御方母上も父上と同じお考えでございましょう 私達は父上の道具にございますなんかうるさい この人敦明親王の舞やっぱり若い女はいいのかな 道綱右大臣藤原顕光は次女・延子の婿に東宮の親王・敦明を迎えた元服してしまえば藤壺で中宮様と語らうことも許されないと思うと寂しくてなりませぬ母亡きあと、中宮さまに賜りましたご恩、生涯忘れませぬ 敦康敦康様はお前の物語にかぶれ過ぎておられる 光る君の真似などされては一大事である 道長正六位上 従五位下に叙す 若様の赤い束帯、ご用意してございますよ 上向いて参りましたよ ご運が為時 越後守 姉は気難しくて人に気持ちが通じにくいのでございますが、どうぞ末永く宜しくお願いいたします裳着 賢子 腰結は惟規宮仕えはいたしませぬ 母上と同じ道を行きたくはございませぬ姉上の裳着の時は、姉上と父上の仲は最悪だったなあ親子って、変らないようで変わるんだなそういえば左大臣様の姉上への気持ちも変わらないなあ 斎院の中将の気持ちはコロッと変わったけど それに比べたら左大臣様は凄いよきっと、みんな上手くいくよ惟規斃れるみやこには恋しき人のおほかれば なほこのたびはいかむとぞ思ふ京には恋しい人が沢山いるゆえ 何としても生きて帰りたい君を置きて「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
October 18, 2024
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玉鬘の君に言い寄る「漢籍の知識の深さ この世の出来事を物語に移し替える巧みさどれもお見事でございますわ」敦康親王 敦成親王帝のお心から枕草子を消してくれと源氏の物語を恨んでおりますの私は元服なぞ望まぬ人形 呪詛 伊周 明法博士の勧進が相当伊周 参内停止 敦康様は闇を照らす光御上のお心と共にありたい藤式部はいつも月を見ておるのう生きるためであろう?子を思う気持ちはなかなか届かぬようでございます夫婦であっても親子であっても真に分かり合うことは出来ぬのではなかろうか 寂しいことだが我らが成すことは、敦成様を次の東宮に成し奉ること そして、一刻も早く御即位いただくことだ本来、御支えする者がしっかりしておれば、帝はどのような方でも構わぬされど、帝のお心を徒に揺さぶるような輩が出てくると、朝廷は混乱をきたす如何なる時も、我々を信頼してくださる帝であって欲しいそれは、敦成様だ家の繁栄のためではないぞ 成すべきは揺るぎなき力をもって民のために善き政を行うことだお前もこれからは、そのことを胸に刻んで動け実資は大納言 公任と斉信は権大納言 行成は権中納言 俊賢 権中納言 一条朝の四納言 頼通19歳 権中納言 左小弁への任官 左大臣様と母上はどういうお知り合いなの?それであれなの妻は己の気持ちで決めるものではない男の行く末は妻で決まるとも申すやる気のなかった末っ子の俺が今日あるは、そなたのお陰である宿命 密通 不義幸 不幸 出家11にございます 間もなく裳着であるな娘の裳着に左大臣様から何か一つ、いただけないでしょうか裳着を終えたら、お前の娘も藤壺に呼んではどうだ お前の娘だ さぞかし聡明であろう 人気の女房になるやもしれん亡き定子様の登花殿のように お前に人気が無いというわけではないぞ私は私の物語に人気があれば宜しいのです藤壷の人気者になりそうな女房でしたら、良い人がおりますわよ 和泉式部書くことで己の悲しみを救う 和泉式部日記お仕事なのですね頼通 高松殿 頼宗 藤壷をお慕いする心をお見せになりました 桐壺彰子の懐妊敦康親王の元服 ご元服後の敦康親王の御在所 伊周と道長何もかもお前のせいだ「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
October 11, 2024
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帝へのお土産美しい紙 冊子作り紙は藤式部に 清書は行成老いた父と娘の顔を見て参りたいと存じまして 十歳になります己のことだけを思い 間違いであった衣と米と菓子 気難しいところが私によく似ております 賢子何だかこの家がみすぼらしく思えた奥ゆかし過ぎる 同僚五十日の祝い 無礼講 殿方はお酒 女房たちはお菓子藤式部の姿が見えぬが、如何にした?罪 罰 →若菜藤式部がおらんと心細い 文 宮の宣旨紫式部日記 冊子作り 中宮からの文左大臣さまにもよくしていただいておるのであろう?あの子にも、そのうちお前の立場は分かろういったい、何しに帰ってこられたのですか?母上が嫡妻ではなかったから私は宮仕えをしながら高貴な方々と繋がりを持って賢子の役に立てたいと思っているのよすっかり嫌われてしまいましたあの子の友は書物であった お前によく似ておる朕も敦康も寂しかったぞ桐壺 初音 須磨 源氏の物語か 三十三帖ございます表紙も料紙も中宮様が御選びになり、御手づからお綴じになりました光る君の一生は、まだ終わってはおりませんこれからどうなるのだ藤壷でこれを読み上げる会を開いてはどうか「源氏の物語」蛍の帖 物語論女ならではの物の見方に漢籍の素養も加わっている故かこれまでにない物語となっておる藤式部は日本記にも精通しておるしな一条天皇が一目置いたことで、まひろの「源氏の物語」は評判を呼び彰子の藤壺を華やかなものにしていった清少納言 伊周 敦康 三の宮はまだ幼く、だた私一人を頼みとしてきたので 若菜鬼やらえ 追儺内裏の藤壷に盗人が押し入ったそうにございます上に立つ御方の威厳と慈悲に満ち溢れておいでで胸打たれました敦成親王さまは次の東宮となられる御方ゆえこれよりは後宮の警護をいっそう厳重にする1009年伊周に正二位の位 道長と同じ第一の皇子 敦康親王さまのご後見伊周殿に何か動きがあれば知らせよ 公任為時 正五位下に昇った 清少納言どのがおいでです光る君の物語、読みました 「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
October 6, 2024
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少し活動的になれた九月。「愛子天皇論2」小林よしのりさんの著書を読んでみました。短編集出版を前に平野啓一郎さんの短編「鏡と自画像」「息吹」を文芸誌で再読。大河関連の本をいくつか。 9月に鑑賞したドラマ&ドラマアカデミー投票&演劇&展覧会「光る君へ」「虎に翼」最優秀作品賞「海のはじまり」主演男優賞 目黒漣さん「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「錦糸町パラダイス~渋谷から一本」「西園寺さんは家事をしない」主演女優賞 松本若菜さん「青島くんはいじわる」「ビリオン×スクール」助演男優賞 水沢林太郎さん 助演女優賞 大原梓さんドラマソング賞 「ルル」/adoさん「君とゆきて咲く」鴻上尚史さん演出 玉置玲央さん出演「朝日のような夕日をつれて」神戸市博物館「デ・キリコ展」パラミタミュージアム「ミュシャ展」9月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
October 2, 2024
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荷葉かようの香りでございます。ご懐妊あそばされた漢籍に詳しい藤式部高者未必賢 下者未必愚 澗底松高者未だ必ずしも賢ならず、下者未だ必ずしも愚ならず新楽府 白居易という詩人が民の声を代弁し為政者のあるべき姿を示した漢詩帝のお好きな書物と存じます 亡き皇后さまは漢籍がお得意だったのであろう私も密かに学んで帝を驚かせ申し上げたい不獨善戦乗時以心感人人心歸 七徳舞獨(ひと)り善く戦ひ 善く時に乗ずるのみならず、心を以て人を感ぜしめて 人心歸(き)す太宗皇帝はただ、戦いや時運に乗ずるのが上手かっただけではなくまごころを尽くして人を感動させたので、人心はおのずから帰服したのである政の頂きにあるものが人々の心を真につかむのは、並大抵のことではございませぬ敦康親王 東宮花山院・冷泉天皇第一皇子 亡くなる 三条天皇 冷泉天皇第二皇子道綱は東宮大夫親王さまだけが私のそばにいて下さいました子が産まれても親王さまのお心を裏切るようなことは、決してございませぬ篝火藤式部の物語の力が帝のお心を変え、中宮様を変えたのだと殿から聞いておる母として私は何もしてやれなかったが、そなたが中宮様を救ってくれた自分の家のように過ごしておくれ人心好悪苦不常好生毛羽悪生瘡 大行路人の心の好悪 苦(はなは)だ常ならず、好めば毛羽(もうう)を生じ 悪(にく)めば瘡(そう・きず)を生ず人の心の好き嫌いの心は、甚だ変わりやすいもの。好きとなれば、羽根が生え、飛ぶほどに持ち上げ大事にするが、嫌いとなると、傷ばかり探し出す傷とは大切な宝なのでございますよ 傷こそ人をその人たらしめるものにございますれば道長の子供たち私の大切なご指南役ですよ左大臣様と藤式部は、どういう間柄なんでございましょう ききょう 媄子内親王亡くなる 竹三条の宮 脩子内親王様にお仕え藤式部 それはどういう女房でございますかその物語を私も読みとうございます中宮さまご出産を記録する漢文による公式記録をつけるのが通例中宮様のそばにいて、中宮様のお心をよく分かっているお前にも書いてもらいたい中宮様の晴れの場、後に続く娘たちにも役立つように残したいのだ母上に心配はかけたくない そなたがおれば良い菊の花と綿物の怪どもを寄坐よりましに駆り移そうと限りなく大声で祈り立てている御帳の東面は、内裏の女房参り集ひてさぶらふ。西には、御もののけ移りたる人びと、御屏風一よろひを引きつぼね、局口には几帳を立てつつ、験者あづかりあづかりののしりゐたり。南には、やむごとなき僧正、僧都、重りゐて、不動尊の生きたまへるかたちをも呼び出で現はしつべう、頼みみ恨みみ、声みな涸れわたりにたる、いといみじう聞こゆ。頂きにはうちまきを雪のやうに降りかかり、おししぼみたる衣のいかに見苦しかりけむと、後にぞをかしき。邪気払いの米皇子さまにございます私の今日は藤式部の導きによるものですめづらしき光さしそふさかづきは もちながらこそ千代もめぐらめ中宮様という月の光に皇子様という新しき光が加わった盃は今宵の望月の素晴らしさそのままに千代も巡り続けるでありましょう良い歌だ 覚えておこうこの世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば殿の言いなりにはなりませぬ 明子青い衣の彰子 敦成親王 五十日の儀若紫はおいでかな 公任左衛門督、「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」と、うかがひたまふ。源氏に似るべき人も見えたまはぬに、かの上はまいていかでものしたまはむと、聞きゐたり。歌を詠め いかにいかがかぞへやるべき八千歳の あまり久しき君が御代をばいかにして数えましょう 八千歳あまりも久しく続く若君の御代をあしたづのよはひしあらば君が代の 千歳の数もはぞへとりてん千年の鶴の齢さえあるならば 若君の千年の歳も数えとろう これからも、長く、一緒に時を過ごせますように「和歌一つ仕うまつれ。さらば許さむ」と、のたまはす。いとわびしく恐ろしければ聞こゆ。いかにいかがかぞへやるべき八千歳の あまり久しき君が御代をば「あはれ、仕うまつれるかな」と、二たびばかり誦ぜさせたまひて、いと疾うのたまはせたる、あしたづの齢しあらば君が代の 千歳の数もかぞへとりてむ さばかり酔ひたまへる御心地にも、おぼしけることのさまなれば、いとあはれにことわりなり。げにかくもてはやしきこえたまふにこそは、よろづのかざりもまさらせたまふめれ。千代もあくまじき御ゆくすゑの、数ならぬ心地にだに思ひ続けらる。「宮の御前、聞こしめすや。仕うまつれり」と、われぼめしたまひて、「宮の御父にてまろ悪ろからず、まろがむすめにて宮悪ろくおはしまさず。母もまた幸ひありと思ひて、笑ひたまふめり。良い夫は持たりかし、と思ひたんめり」と、たはぶれきこえたまふも、こよなき御酔ひのまぎれなりと見ゆ。さることもなければ、騒がしき心地はしながらめでたくのみ聞きゐさせたまふ。殿の上、聞きにくしとおぼすにや、渡らせたまひぬるけしきなれば、「送りせずとて、母恨みたまはむものぞ」とて、急ぎて御帳の内を通らせたまふ。「宮なめしとおぼすらむ。親のあればこそ子もかしこけれ」と、うちつぶやきたまふを、人びと笑ひきこゆ。阿吽の呼吸で歌を交わせるなんて左大臣様とあなたはどういうお仲なの?三十三帖「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
September 28, 2024
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懐妊祈願で金峯山伊周の指令皇后さまが身罷られてから飲んではおらぬ白い衣 泥だらけ頼通 頼宗地位が高くなることだけが人の幸せではない白い夕顔誰かが心持ちの苦しさ故に生霊となったのやもしれませぬそれは親心でございましょう金峰山寺の山上本堂 自ら書き写した経典を捧げた隆家 落石 どうぞご無事であの過ちの詫び一つの巻を書き上げました見せよ若紫 飛んだ跳ね返り者であった 不義の話は、どういう心づもりで書いたのだ我が身に起きたことは全て物語の種にございますればひとたび物語になってしまえば我が身に起きたことなぞ霧のかなた真のことかどうかも分からなくなってしまうのでございますあかね 敦道親王27歳で逝去ものをのみ 乱れてぞ思ふ 誰にかは いまは嘆かむ ぬばたまの筋まひろ書くことを提案惟規と中将の君 禁忌を侵すからこそ燃え立つんでしょう 姉上だって、そうだったもんね身分の壁を越えようとしたくせに 昔のことなのかなあ 天智天皇の引き歌神垣は木の丸殿にあらねども 名乗りをせねば人とがめけり 惟規朝倉や木の丸殿に我がをれば 名のりをしつつ行くは誰が子ぞ 天智天皇罰が当たって早死にするわよ あなたも あなたの想い人も侍従は、斎院に参り通ふ若人にて、この頃はなかりけり 末摘花邪魔をしては駄目よ 尊くないこと 左衛門の内侍若紫 これは本当に変わった秘蔵の娘無理に 幼子 無分別の極み物議醸す光る君に引き取られて育てられる娘は私のようであった光る君の妻になるのが良い 妻になる なれぬであろうか帝をお慕いしておられましょうときめく心もお持ちでございます その息づくお心のうちを帝にお伝えなされませ今宵藤壷に参るずっと大人でございましたどちらでも良いが良かった彰子出産の記録として書かれた紫式部日記「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
September 24, 2024
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1006年 興福寺別当・定澄大和守 源頼親 右馬允 当麻為頼 藤原氏とその氏寺大極殿前の朝堂院検非違使を遣わし、僧どもを追い払う 宣旨清涼殿にお連れ申したら 帝と共におられることが最も安心かと申し文御仏の道に生きるがよい一つでもこちらの望みが通ったら上出来帝と中宮さまは如何におわす? いまだ中宮さまには御手は触れられぬか お前、何とかならぬか このままでは不憫すぎる中宮さまのお心が帝にお開きにならないと前には進まぬと存じます皇后定子さまが身罷られて、もう六年足を揉む仲とも思えませんけども1007年 倫子(964年生れ) 四女嬉子出産 数えで44歳同じ日に斉信の邸が焼けたまひろの弟 惟規 六位の蔵人伊周の息子 道雅 五位の蔵人 父上の復讐の道具にはなりませんから「夕顔」さて、かの空蝉のあさましくつれなきを、この世の人には違ひて思すに、おいらかならましかば、心苦しき過ちにてもやみぬべきを、いとねたく、負けてやみなむを、心にかからぬ折なし かやうの並々までは思ほしかからざりつるを、ありし雨夜の品定めの後、大納言道綱さまの姫さまよ 惟規には身分の壁を越えて欲しいの 私の夢よ神の斎垣(いがき)を越えるかも、俺ちはやぶる 神の斎垣も 越えぬべし 大宮人の 見まくほしさに 伊勢物語 神のいがきちはやぶる 神の斎垣も 越えぬべし 恋しき人の 見まくほしさに 道長そなたの物語だが、面白さが分らぬ 男たちの言っていることも分からぬし、光る君が何をしたいのかも分らぬ 帝はそなたの物語の何処に惹かれておいでなのであろう帝のお心は計り知れませぬ されど私の願い、思い、来し方を膨らませて書いた物語が帝のお考えになることと、何処か重なったのやもしれませぬ 「空蝉」いぎたなきさまなどぞ、あやしく変はりて、やうやう見あらはしたまひて、あさましく心やましけれど、人違へとたどりて見えむも、をこがましく、あやしと思ふべし、本意の人を尋ね寄らむも、かばかり逃るる心あめれば、かひなう、をこにこそ思はめと思す。かのをかしかりつる灯影ならば、いかがはせむに思しなるも、悪ろき御心浅さなめりかし。あなたにも似たようなこと、おありなのではございません?俺はこのような間抜けなことはせぬ 公任「空蝉」やうやう目覚めて、いとおぼえずあさましきに、あきれたる気色にて、何の心深くいとほしき用意もなし。世の中をまだ思ひ知らぬほどよりは、さればみたる方にて、あえかにも思ひまどはず。我とも知らせじと思ほせど、いかにしてかかることぞと、後に思ひめぐらさむも、わがためには事にもあらねど、あのつらき人の、あながちに名をつつむも、さすがにいとほしければ、たびたびの御方違へにことつけたまひしさまを、いとよう言ひなしたまふ。帝がお出でになりました何故そなたは、この物語を書こうと思い至ったのだ?御上に献上する物語を書けと左大臣さまが仰せになったのでございます書いているうちに、私は帝のお悲しみを肌で感じるようになりました朕に物おじせず、ありのままを語る者はめったにおらぬされどそなたの物語は、朕にまっすぐ語りかけてくる上巳の祓 三月のはじめの巳の日 大雨→「須磨」曲水の宴因流泛酒 流れに因って酒を泛ぶ 笑う道長何故、光る君を源氏にしたのだ? 俊賢親王さまでは好き勝手なことをさせられませぬゆえ臣下の籍に下ろされた亡き父・高明を思い出した 父は素晴らしき人であったどなたの顔を思い浮かべられても、それは、お読みになる方次第でございます光る君は俺のことかと思っていたぞ 斉信少なくとも道長さまではありませんね 道長さまは笛もお吹きになれないし 行成父上が心からお笑いになるのを見て、びっくりした殿御は皆、可愛いものでございます 帝も殿御におわします帝のお顔をしっかり御覧になって、お話申し上げなされたらいいと存じます「若紫」 すずめの子小鳥を追っていった先で出会ったあの人 あの幼い日から恋しいあの人のそばで、ずっとずっと一緒に生きていられたらいったい、どんな人生だっただろう道綱の邸が焼けた直後、敦康は病に臥せった伊周を嫌い、道長を慕う敦康金峯山 御嵩詣 酒、肉、欲、色を絶たねばならん頼通 中宮さまの御為にも伊周 またとない機会「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
September 8, 2024
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藤式部1005年青い紙の束 廂の間お手伝い?伊周 斉信 登場高貴な姫ばかりで頼りにならぬ地味でつまらぬ女打毬 片かどもなき人光る君光る君といふ名は 高麗人のめできこえてつけたてまつりけるとぞ いひつたへたるとなむ廂の間 二間お目覚めあれ誰ぞの足をお揉みにゆく 下賜する衣装の用意彰子浅黄色 薄紅色敦康親王 彰子を慕う伊周の力が大きくなる無理 ここでは落ち着いて物語を書くことができませんお前の才で帝を藤壺にお前は我が最後の一手 物語りは書きたい気持ちのときに書かねば勢いを失います賭けなのだ里で続き 私は冬が好き 空の色も好き 私が好きなのは青里に下がり、お役目を果たそうと存じます分かりにくい女だねえ1006年平維衡 伊勢守武力による力争いを許しては、瞬く間に戦乱の世となってしまう全ては些細なことから始まるのだ朝廷も武力を持つというお考えはお持ちにならないのでしょうか心は移ろふ方ありとも、見そめし心ざしいとほしく思はば、さる方のよすがに思ひてもありぬべきに、さやうならむたぢろきに、絶えぬべきわざなり心は他の女の方にあったとしても、見染めた頃のままに愛おしく思われているのであれば、それをよすがに思っていればいいものを、そうはならずにたじろぐから、縁は絶えてしまうものなのです。雨夜の品定め 帚木面白いよ、それ聡明 うつけ奥ゆかしいだけ ご意思はしっかりお有りになるわ今は寺や神社すらも武具を蓄え、武力で土地を獲り合う世となりつつあるのでございます加えてこの先、国司となるような者たちが弓矢を専らとするようになれば、如何相成りましょうか やがては朝廷を蔑ろにする者が出て参らぬとも限りませんそうなれば、血で血を洗う世となりましょう そうならぬように世を導くのが正しき政御上の御ため この国のためを思えばこそ 敢えて申し上げております伊勢守は交代帝がお読みになるもの、私も読みたいその皇子の名は? 光る君中宮さまのお好きな色は、空の青表に出てこない言葉がたくさん潜んでもっとお話ししたい帝が藤式部に会いにいらっしゃるの?中宮さまには興味ないもの新楽府 女院さまだけ光る君とは敦康か 内緒にございますあの書きぶりは、朕を難じておると思い、腹が立ったされど次第に、そなたの物語が朕の心に染み入ってきたまことに不思議なことであった朕のみが読むには惜しい 皆に読ませたい物語は女子供だけのものではございませぬ中宮さまにもお読みいただければ この上なき誉にございます褒美である 扇 三郎とまひろ自在に空を飛んでこそ鳥だ 若紫大和国から 興福寺別当 定澄 木幡山 強訴 焼き払い奉りますめぐりあひて見しやそれともわかぬ間に雲がくれにし夜半の月かな「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
September 6, 2024
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考えていたことが形になってきた八月。「美しき愚かものたちのタブロー」は図書館にて。大原美術館ものも読んでみたいなと。「白氏文集 新楽府」も図書館より。「源氏物語」引用部分をみてみした。「大鏡」は「新編日本古典文学全集3」にて。円地文子さんの「源氏物語私見」を再読。8月に鑑賞したドラマ「光る君へ」「虎に翼」「海のはじまり」「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」「錦糸町パラダイス~渋谷から一本」「西園寺さんは家事をしない」「青島くんはいじわる」「ビリオン×スクール」「君とゆきて咲く」8月のギフト・学びの機会をいただいたこと。・心身のメンテナンスができたこと。・旅ができたこと。・本が読めたこと。・家族が健康でいられること。***日常がどんなに喜びに満ち溢れているかが、目で見てもわかり、潜在意識にも教えてあげられる方法。皆さまに佳きものが齎されますように。「今月のギフトの日記」
September 1, 2024
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脩子内親王 裳着 腰結灰を投げつけた喧嘩土御門殿で漢詩の会 伊周 隆家 招くお前がお前であるための道公任 従二位朕への当てつけか?唐の教えや仏の教え 我が国の歴史をさり気なく取り入れて書き手の博学ぶりは無双逢うなら続きを読んでからとしよう中宮さまの女房にならぬかお前を目当てに藤壺に御渡りやもしれん囮でございますか?殿が何故、まひろさんをご存知なのですか?倫子が良いならそういたそう これが最後の賭けだ賢子のことは案ずるな反応なしの彰子中宮さまはどういう御方 謎 奥ゆかし過ぎてようやく光を手に入れられましたな帝も皇后も関白も出ましょう 光が強ければ闇も濃くなります呪詛も祈祷も人の心の有り様 伊周 陣定 宣旨皆既月食「桐壺」年月にそへて、みやすどころの御事を思し忘るる折なし なぐさむやとさるべき人びと参らせたまへど、なずらひにおぼさるるだにいとかたき世かなとうとましうのみよろづにおぼしなりぬるに、先帝の四の宮の、御容貌すぐれたまへるきこえたかくおはします、母后 世になくかしづききこえたまふを 主上にさぶらふ内侍は、先帝の御ときの人にて、かの宮にも親しう参りなれたりければいはけなくおはしましし時より見たてまつり 今もほの見たてまつりて亡せたまひにしみやすどころの御容貌ににたまへる人を三代の宮仕へにつたはりぬるに え見たてまつりつけぬを 后の宮のひめ宮こそ いとようおぼえておひ出でさせたまへりけれありがたき御容貌人になむと奏しけるに まことにやと 御こころとまりてねむごろに聞こえさせたまひけり 母后 あな恐ろしや 春宮の女御のいとさがなくて桐壺の更衣の あらはにはかなくもてなされにし例もゆゆしうと思しつつみてすがすがしうも思したたざりけるほどに、后も亡せたまひぬ心細きさまにておはしますに ただわが女皇女たちのおなじ列に思ひきこえむといとねむごろに聞こえさせたまふ温明殿(うんめいでん) 綾綺殿(りょうきでん) 火の手が上がる一条天皇 彰子八咫の鏡 焼失 東宮身の才の有りったけを尽くして 素晴らしい物語を書き、帝と中宮様のお役に立てるよう祈っておる お前が女子であって良かった 「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
August 30, 2024
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カササギ語り 俺にも読ませてくれぬか「枕草子」よりずっと面白いと聞いた新しい物語を書いてくれぬか帝の御渡りも御召しもなく 寂しく暮らしている中宮様をお慰めしたいのだ俺に力を貸してくれ1004年 斉信 従二位 公任 追い越す学びの会 実資艶めかしさがないもの 枕草子は、人肌のぬくもりがないでしょ黒髪の乱れも知らず うち臥せばまづかきやりし人ぞ恋しき枕草子を借りて読み込む父上と母上はどうかなさったのでございますか目を合わせない夫婦元服で正五位 頼通 我が子にも頼通さまに負けない地位をお与えくださいませ倫子には世話になった 土御門殿には財もある内裏に泊る日が多くなった私らしさ ややこしいところ、根が暗くて鬱陶しいところ相応しい紙を賜りたく、お願い申し上げますお前が好んだ越前の紙だ俺の願いを初めてきいてくれたな凄いなこの家これで十分面白い 明るくて良い実はこれは帝に献上したいと思っておった帝がお読みになるものを書いてみとうこざいます帝の生身の御姿を帝もまた、人でおわす 帝のご乱心も人でおわすからでございましょう女も人ですのよ 人とは何なのでございましょうか我が家の恥をさらしてしまった 人はなぜ月を見上げるのでしょう かぐや姫は月に帰ってゆきましたけどおかしきことこそめでたけれ 直秀が言っておりました直秀も月におるやもしれんな 誰かがいま、俺が見ている月を一緒に見ていると願いながら、俺は月を見上げてきた 皆そういう思いで月を見上げているのやもしれんな帝 中宮 皇太后 女院死色とりどりの料紙いづれの御時にかこれは…かえって帝のご機嫌を損ねるのではなかろうかこれでだめなら、この仕事はこれまででございます賢子 そなたは幾つだ 六つ母親に似て賢そうな顔をしておる直していると止まりませぬ物語は生きておりますゆえ桐壺の帖 源融 モデル 六条院「源氏物語で恋愛セミナーの日記」
August 23, 2024
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