楽しみのかけら

楽しみのかけら

Sep 7, 2008
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カテゴリ: お出かけ
大きな家具屋さんに立ち寄って、あれこれと品物を冷やかしていた。
キッズルームもあるようなにぎやかな店舗のおかげで、
張り付きの店員さん(失礼な言い方でごめんなさい)もいない分、気が楽だった。
その日に買わなくっても、見たいものっていろいろあるものね。

1Fは、おしゃれな雑貨、海外からの輸入雑貨も取り扱っていた。
絵を入れるためのフレームを見ていると、

がっしゃああん!

数列離れた棚から、ものすごい音が聞こえた。
広い、にぎやかな店舗内が、一瞬静まり返った。


唇を噛みしめて立ち尽くしていた。
足元に散らばったガラスの破片。
四方から店員さんが駆け寄る。

もうそれ以上は・・・・、見ることができずに元いた場所に戻る。
店内は、じきににぎやかさを取り戻したけれど、
そこだけ緊張した空気が解けないまま。

帰るときは、どうしてもそこを通らないといけなかった。
目の端に入ってきたのは、ちりとりとほうきでガラスを片付ける店員さんたち、
気まずそうな一つの家族と、やっぱり唇を噛みしめたままの女の子。

どんな経緯で、なにが割れたかは知らない。
その後も、その場の収拾がついたかどうかもわからない。


少女の胸に深く刺さった違いない。
具体的なこと、現実的なことはいろいろあるのは分かっている。
でもできることなら、彼女にとって長く尾を引く傷とならなければいいのだけれど。





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Last updated  Sep 7, 2008 10:15:39 PM
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