栃木の花旅

栃木の花旅

2009.04.20
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カテゴリ: 群馬県
アップするのが大分遅くなりましたが、4月16日(木)に群馬県桐生市の鳴神山に登ってきました。

つい最近知ったばかりの山なのですが、アカヤシオが咲くという話にひかれて出かけました。
県道66号の桐生田沼線から梅田湖を通り、梅田南小から343号線に乗り換えて、木品の登山口を目指しました。

登山口となる樹徳高校の山荘に近づくと、この高校の生徒たちが重そうなかばんを持って歩いていて車が進めず、思いがけず時間がかかりました。

鳥居をくぐって登山道に入り、ゴロゴロした岩場の急な道を足元に気をつけながらひたすら上を目指して登りました。 杉林の間の沢道が登山道になっていて展望がきかず、初めての山でどのくらいかかるのかも分からないのがちょっと不安でしたね。・・・というのも343号線の途中が工事中で、帰りに車が通れるのが、12時から1時までの間と、3時から3時半の間といわれていたからなのです。 3時から30分間にうまく通らないと次にあくのは5時過ぎというのですから・・・。

鳴神山登山道.jpg

それでも途中で初お目見えのスミレを見つけました。

ナルカミスミレ.jpg

おそらく「ヒトツバエゾスミレ」の白花種で、鳴神山特有の「ナルカミスミレ」というのは、この花のことなのでしょう。


初めて見る「カッコソウ」という名前に心惹かれましたが、まだ花の時期にはちょっと早かったみたいです。 サクラソウのような葉っぱで下の方にはつぼみもできていましたから、まもなく花が見られるのでしょうね。

カッコウソウ.jpg

標高が上がるにしたがって少しずつアカヤシオの色が枯れ木の間に見えてくるようになり、期待が大きくなるのでした。

たどり着いた肩の広場からまずは双耳峰の左手の「仁田山岳」に登りつくと、何とアカヤシオがいい色でたくさん咲いているではないですか・・・。
2時間も登った末にやっと見られたアカヤシオ、感激もひとしおでした。

もうひとつの山頂「鳴神山(桐生岳)」からの見晴らしが良いというのでお昼はそこで食べました。平日のありがたさ、山頂は私たち5人のみ。展望こそ春霞でイマイチでしたが、色濃いアカヤシオを前にゆっくり時を過ごしました。でも、この土、日はさぞかし混んだことでしょうね。

ここのアカヤシオは余り樹高は高くないのですが、色が濃くて見事でした。

下は、山頂のアカヤシオです。

アカヤシオ-1.jpg


アカヤシオ-2.jpg


アカヤシオ-3.jpg


帰路は草木湖に抜ける峠道を通って、足尾まわりのコースを走りました。
最後に待っていたのは日光高速の桜並木。ピンク、白の濃淡の色さまざまで、とってもきれいでした。





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Last updated  2015.05.30 22:08:23
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